彼女の言葉。

3月11日の地震の時、岩手や福島の友達にメールをしました。


大丈夫？と送ると


「大丈夫じゃないよ窓ガラスは壊れて仏壇も倒れて電気も水道も出ないし怖い」など…。


でもほとんどの人はすぐに返事がきました。


でも一人からだけ返事が返ってこない。。。


彼女は以前の会社で知り合った50代の女性。娘さんに子供が産まれたので岩手の娘さんの近くのアパートに引っ越しし、旦那さんは気仙沼の漁師。

当日、私は家に帰れず 体育館で学校の友達5人と朝まで過ごしたのでまさかこんな大変なことになっているとは思ってもいませんでした。


実家に戻ってきなさいと母に言われ、土曜日の朝に実家についてからニュースを見て被害の大きさを知りました。


ちょっとのことではへこたれないパワフルで前向きで尊敬する彼女には、誰にも相談出来ない会社での悩み相談なども聞いてもらっていてとてもお世話になっていました。


彼女に励ましてもらったりアドバイスしてもらうと何だか自分に自信がついてくる。そんな存在。

でもいつもすぐにメールの返事をくれる彼女なのに全然返事がないんです。


日曜日の朝、携帯がなり出てみると彼女からの電話でした！！


無事だったんだ


家族は全員無事なことも確認できているけれどまだ誰にも会えていなく、家も流されたものとあっても半壊。車も津波で流されてしまったそう。


その時はあまり話も出来ず電話を切りましたが 少し落ち着いた昨日、彼女からメールがきました。


今だに家族とは会えていなく、避難所の雰囲気も悪くなってきていて壊れそうなアパートに一人戻ってきたと。


そんな中でも、最後に私へのメッセージで 私の父の病気を心配してくれての言葉と身体を壊さないようにねと。


これからのことを考えるとご飯ものどを通らないし、余震が怖くて夜も眠れないという状況なのにまだ私や私の家族の心配をしてくれる。


私は彼女に何をしてあげられるんだろう。


家にきてもらうことも、服や食べ物を送ることも出来るけど、電車もとまってるし郵便も届かない状況でそれさえも難しい。


昨日から電気が通るようになったと言っていたのでせめて頻繁に彼女にメールを送ろうかな。


まだ家族や友人と連絡とれていなく不安に思っている方もいると思いますが、どうか信じていて下さい。

誕生日のお祝い。

昨日 39歳の誕生日を迎えました。



彼がレストランを予約してくれて、そのお店は誕生日で予約すると 一瞬電気を消してスタッフ、その場にいるお客様でハッピーバースデイの歌を歌ってくれるんです。


昨日も一人お客様で誕生日の人がいて、みんなでハッピーバースデイの歌を歌ったのですが、彼が


「誕生日って言って予約してなぃからあれはないよ。」って…


まぁお店を彼が予約してくれたことだけでも嬉しいし、何より祝ってくれるだけでも嬉しいけどね。


帰り際に、ポケットから小さな箱を出してプレゼントをくれました


中身はかわぃぃクマのチョコレート


帰宅したら先週受けた施設からの封筒がポストに入っていました…


ドキドキしながら封を開けたら…








「採用することに内定しました」と書いてありましたぁ


学校にもまだ通知が届いてなかったし、これはもしかして理事長がなかなかハンを押してくれなくて時間がかかってるのかなぁ？とか不安になっていたので嬉しかったです


誕生日が終わる少し前に届いた最高のプレゼントでした。


きっとこれからが本当の勝負で大変な日々になると思うけど、入社式まで2ヶ月間はゆっくり出来るので嬉しいです(^з^)/


30代最後の年、自分自身納得出来る 充実した楽しい毎日を送れますよぅに。