■アイスバケツチャレンジ、協会は冷ややか? | ■山形・米沢・小野川温泉から 登府屋旅館 遠藤直人のブログ

■山形・米沢・小野川温泉から 登府屋旅館 遠藤直人のブログ

車いすでの旅行って、不安がいっぱいです。もしも、山形や米沢に旅行に行くなら、どうすればいいの?車いす旅行アドバイザー・遠藤直人がお伝えしますよ。小野川温泉 鈴の宿 登府屋旅館より。

個人の動きは早い!

車いすでもラクラク安心な宿を目指してます!

遠藤直人
 @Naaot です。

ご存じでしょうか?
アイスバケツチャレンジ

だいの大人がバケツで頭から氷水をかぶるという運動です。
目的は、暑さ対策…ではなく、
ALSという難病を知らせ、支援
していくこと。

もともとは、アメリカで始まったこのチャレンジ。

「寄付か氷水か」の慈善運動、セレブも政治家もずぶ濡れ

ALSの存在を広く世に知らしめて、関心を持ってもらいたい。
ちょっとバカバカしいけど、氷水をかぶる動画をシェアしながら、みんなに知らせよう。そんな趣旨です。

さすが、アメリカ。
実に、アメリカらしい…。

草の根で始まったこの運動。
有名人、スポーツ選手、大企業のCEOを巻き込んで、ついにはオバマ大統領にまで。

さすが、アメリカ。

ネイマール、「アイスバケツチャレンジ」でスニガを指名

ビル・ゲイツが「アイスバケツチャレンジ」を受けて立つ

有名人のアイスバケツチャレンジまとめ 


ルールは…
1.氷水をかぶる
2.誰かを指名する
3.指名された人は、24時間以内に「氷水をかぶる」または「寄付」。
4.そして、次の誰かを指名する

さらに、フェイスブックなどを使い、チェーンメールのようにつなげていくというわけです。

わたしのところにも、岩手の友人からご指名をいただきました。
さっそく、かぶったのが、コチラ。

テーマは「温泉愛」

氷水をかぶるのは、全然OKなのですが、
誰を指名するか?
は悩みました。

悩んだ結果、いつくかの問題にぶつかりました。

まず、アメリカと違って、日本では、認知度が低いからです。
だから、友達を誘おうにも「はぁ?」ってなりそう…。
これは、時間が解決してくれるかもしれません。

次に、日本では、盛り上がるより先に、某有名掲示板などでこの運動自体に否定的な情報もけっこうありました。
「寄付!」のルールにやや強引な印象があるからなんですけどね…。
ネット上では、半信半疑なムードが、かなりあります。

ただ一番問題だなーと思ったのは、コチラ。

JALSA / 日本ALS協会


寄付の受け皿である協会のホームページに何の記載もないんです。
それが、半信半疑の原因かなと。

せっかくALSという病が世に知られ、寄付も集まる絶好の機会なのに、当の協会が容認しているのか、否定しているのかもわからない。
意思表示がない状態。

もったいないです。


気になったので、実際のところを聞いてみると…。

Q.この活動をご存知ですか?

A.知っています。同様の問い合わせがほかにも来ています。


Q.どうしてホームページに何の記載もないんですか?

A.ホームページの更新が間に合いませんでした。フェイスブックも持っていないんです。後手後手になって、申し訳ございません。

ということで、
協会としては、けっして冷ややかなわけではなく、容認しているんですが、対応が間に合っていなかった
、ようです。^^;

そして、今、見てみたら、本日の更新で「容認」を表明していただけました。
よかったですね。^^

今回のポイント…

この活動は、「24時間以内」という縛りをつけることで情報を早く伝達しようという意図があるのに、受け皿である協会がスピード感についていけてない感じでした。

ということで、
私の動画では、協会の皆様をご指名させていただきました。
せっかくのチャンスですから、協会のみなさんも流れに乗って、ALS支援の輪を広げていきましょう
。^^

アラブの春もそうですが、民衆が動きを起こして、世界を変えていくという流れ。
昔と比べると簡単にできるようになりました。
その反面、受け手となる組織もしっかりついていかないと…
を実感したできごとでした
。^^


「たかが氷水。されど氷水。^^」
今日もありがとうございます↓クリック♪
応援クリックお願いします
藤村先生

米沢への道