今日見た番組で久米ひろしの実はデフレが大好きの日本人、


久しぶりに面白いTVを見た。



デフレ大好き??当たり前である。


前からおらが何度も言ってるでしょ!



給与はたいして下がってないのに


土地、家、車、家電、衣服、外食、おまけに株まで


この10年安くなり続け大安売りだ。


特に家、家電、衣服、ファーストフードなど半額以下になった

商品もたくさんあるし、ダイソーみたいな生活雑貨まで

安くてさ。消耗品から耐久品まですべてモノは安い。


給与は減ったとはいえ、半額になるはずもなく

ここ10年で主婦のへそくりは1.5倍以上になっているという。


(ちなみに給与は減ったというが、450万~800万円くらいの

層の給与が10%ほどこの20年で減っただけであり

逆に250万~400万円くらいの層は

そもそも給与が少ないのでそんなに減っていない。

この層がデフレで豊かになっている。)



うちのサキヨメには毎月おらの手取りの6割程渡しているが

家賃もローンも一切無いのに

毎月カツカツで残らないという。


流れ的な既成事実となってしまったが

外食や旅行など

私の小遣いで出している・・


絶対に嫁は貯めている・・・まあ、悪いことではないけど。。



結論から言えば


デフレは経営者の敵なのだ。


デフレは消費者の味方なのだ。



何故なら、日本では従業員の給与カットはなかなかできない。


うちの会社でもそうだ。つい数年前は3年連続で大赤字だったが

社員の給与には一切手をつけれなかった。


会社が潰れるまで給与を下げずに払い続けるのだ。

潰れることが確定してから社員に謝る、みたいな。笑


つまり、物価が下がる→売り上げが減る→利益は減る


→当然、会社の利益が減る、でも給与は下げれない。


となれば、経営者にとって人件費は上がっているように見える。


そうなれば当然、昇給や採用は控えざるを得ない。



逆にインフレになれば、さっきの逆で


商品の単価が上がるので売り上げが増える→会社の利益が増える


すぐに社員の給与を上げないでおけば、社員の人件費は

下がっているように見える。


(通常企業は利益に確信を得るのに数年かかり

そこから昇給を考えるからタイムラグがあるのだ)


だから会社としてはインフレはありがたいのだ。



安倍ノミクスがプロビジネスの政策だと言われるのが


これがゆえんであって、経営者にとっては


一般論的にはナチュラルなインフレはありがたい話なのだ。


(逆に今までのデフレは経営者にとっては給与を据え置いているのに


どんどん人件費が上がっているように感じるから苦しいのだ。

まあ、実際利益が出なくて経営者の多くは自分の給与を減らしたり

家族社員の首を切ったりしているのだ。)



しかし、この安倍ノミクス


クルーグマンに世紀の社会的実験だと言われているけど


失敗すれば、老人のカネだけでなく奥さんの


ヘソクリまで溶かすからね。


上手くいくことを期待します。


とりあえず、長期金利は上がっていない


つまり、10年モノくらいであれば国債の売却を急ぐ


機関はないようなんで


そこそこうまくいっているとみていいと思います。



ちなみに、今日とあるサイトでみたフジマキジャパンの


フジマキ氏、やはり彼は吉guyの国賊だな。


というより、きゃつは自己売買しているからポジショントークばかり


まじで、気を付けた方がいい。


彼の意見としては、ここまで積極的に国が借金を増やして


公共投資を進めると、円の信認が地に落ちて


日本が崩壊すると。だから、日銀や政府は


(円を売って)アメリカドル建ての株や債券を買うべき!という。



国民に先駆けて国は円を売るべきという彼は


もう大馬鹿者のクソ吉guyとしかいいようがないな。


野村証券の講演会で彼のクソ講演を生で聞いて


あまりの吉ブリにケッタクソ悪くなったが、


人間あそこまで落ちたくないものである。



財政出動により円を暴落させたくないのであれば


高橋是清のように


国民に外貨購入を禁止すればいいだけのことである。