いやあ、ECBのドラギのどらちゃんがついにやってもうたね。


ギリシャやスペインなんかの怠け者国債を無制限に買うんだって。


そもそも価値のないジャンクボンドを無制限に買って


世の中うまくいくんだったら、増税いらねえよ。


消費税なんて無しにして日本国債バンバン刷って、日銀に買わせたらいいだろ。


こりゃヨーロッパはインフレになるか優良国まで共倒れだな・・


まあ、インフレになろうが貧しくなろうが、戦争だけはやらないということで


これはもう哲学的な問題でしょう。


まあ、日本人はヨーロッパの商品が大好きなんでいいでしょう。





さて、政局の話でもしましょうか・・・



橋本知事の話なんだけどね。


一言でいえば、彼は深いんだよ。




今日は、そもそもから話をしたいんですけどね。




そもそも、日本の社会における問題や課題を解決するためには


「時代に合った法律を新たに立法すること」によって解決していくわけです。


その新しい法律のルールを守ることで社会は良くなっていく


こういったシステムが法治国家ってなわけなんです。



だから、そのシステムの建前上、立法、司法、行政と三権分立しているわけなんです。



しかし、現実的には立法という法律を作る仕事は本来、政治家がやる仕事なのですが



これを行政(・・つまり官僚)が作っている。政治家が作れないのです。ここが問題なんです。



ちなみに、司法といえば検察が有罪にできるとおもった立件のみ裁判にだされ


司法である裁判所は検察(行政)が立件した内容を丸のみで


追認していくような形で有罪にしていく。だから裁判したらほぼ100%有罪なんです。




何がいいたいか?今は官僚が司法、立法、行政すべて権力を独占しているのです。



そもそも、憲法違反なんす。



で、何が問題かというと


総理大臣が変わっても、行政である官僚トップの人事権が総理大臣に無いので


総理大臣の価値観が行政に反映されないのです。



日本人は真正に馬鹿なので、管は馬鹿だとか、野田は豚だとかいって


総理の首を挿げ替えれば、日本は良くなると思って、総理が変わると政治に期待するんだけど


そもそも、社会を運営する法律というシステムが変わってないんだから


世の中、変わるわけがないのです。



今、総裁選だとかなんだといって、党の顔がどうのこうの言ってるけど


メディアはあえてその本質に迫らず、おもしろおかしく顔だ腹だと肉体政治を映し出しているんです。



で、橋本は何がしたいかというと


議員の数を半数にするといった本当の狙いは


政治家が立法できること、もっと具体的にいうと


総理大臣が各大臣を任命するときに、総理の価値観にあう人間を


行政の中から一本釣りして大臣にするということにあるんです。


総理は大臣の人事権はあるから、自分の価値観にあった仕事をしなければ


大臣を首にすることが出来るので、行政から引き抜かれた大臣は一生懸命頑張るわけです。


一生懸命、立法するわけです。




メディアが橋本をたたくのはここに理由があるわけです。



つまり、メディア、、新聞局やTV局というのは独占ビジネスで


そのあまりの美味しさから、ホリエモンはフジに手を出し、そして抹殺されたわけですけど



メディアというのは総務省とねんごろで、総務省のおえらいさんのご子息さんは


それはまあ、大手TV局にたくさん勤めていらっしゃいましてね・・まあ、名前はださねえけどな!


武士の情けで。



橋本はこのメディアを自由化し、もう少しまっとうなものにしたいと考えているから


そりゃ、メディアとしては橋本はもろ刃の剣で怖いわけです。




ま、そんなことで、なんで野田さんは消費税増税をしたのかおわかりでしょう。


総理の価値観など今の日本にはなんの価値もないのです。


行政の価値観がすべてなのです。行政が自分たちの価値観で法律をつくり


そしてその法律を守らない奴は牢屋にブチコム。


法律を守っても、小沢みたいな危険分子が出てきたら


法律のとらえ方を変えてブチコム。


これが現実なんです。



で、さらに悪いのが、行政は権力はいまだ圧倒的に強いのに


官僚の能力が落ちているといことなんです。


昔はそれでも、肉食系で日本を良くするという気概があり


経済界とパイプを持って実態社会にあった立法を志向していた。


しかし、ノーパンしゃぶしゃぶの事件から


民間人と座って飲食ができなくなったので、民間の情報が入ってこないので


民間の感覚とずれまくったスットンキョーな法律ばかりでてくる。


保守的で自分の保身ばかりの骨のない官僚ばかりで悪知恵だけの


官僚が増えている。


これもまた、大きな問題なんです。。




だから、橋本というのは、命の危険をかえりみず


この行政という権力の化け物と対峙するわけです。



つまり、維新とは新しい政策を生み出す組織ではなく


この三権分立を取り戻すための構造をかえるための組織、


だから維新だという名前なんです。



そこんとこ、よーく理解しながら橋本氏の動きをみましょう。



あ、ちなみに次の総理は石破だと思う。


石原の息子の可能性もあるけど・・今は石破と橋本がタッグを組んだ方がいい。