お別れです

7月26日

昨日は土用の丑の日だったの？
飼い主の michi、殆ど何も食べてないから気が付かなかった

実は24日の月曜日の夜、僕は虹の橋を渡りました


先週の木曜日、夕方までは元気だったんだよ

金曜日に病院へ行ったら、腎臓機能を表す数字が生命体の限度を超えている
膀胱におしっこが溜まっているわけでもない
腎臓がすべての活動を止めていた

去年の秋から止まらなかった血尿
原因は腎臓の周りにできた腫瘍らしいということで
ここまで頑張れただけで凄いことだったのかも

腎不全の末期では輸液といって、連日点滴を行なうことが多いけど
飼い主は触られるのが大嫌いな僕の事を思い、自宅で見守る事を選んだ


ヨーグルトやチーズなら少し舐められる
でも、結局戻してしまう
よろめきながらトイレに行っても何もできない

土曜日、せめて僕の口にはいりそうなものをと飼い主が買い物に
１時間もしないで戻って来たのに
心配した僕は玄関まで出てきて帰りを待つ
その姿を見て涙腺崩壊した michi、それから片時も僕の側を離れずにいてくれた


日曜日、予定では飼い主のお友達がたくさん集まってくれるはずだったの
春にお花見に来てくれた大輔ファンのお友達
一緒にダンスを見ようねって

１週間早ければね、僕も楽しい時間を過ごせたんだけどな
愛想が良いわけでもないのに、お友達が集まると
スリスリしてみたり、リラックスした寝姿を見せたり
僕、ダイスキだったんだよ、皆さんの事


時々痙攣
苦痛を感じてはいないとネットに記されていたけど
見ている michiは辛かっただろうな

天国のママに苦しむ前に迎えに来てあげてと頼んでいたし

飼い主は何度も何度も、おそらく数百回も
私のニャンニャンになってくれて有難うと言ってくれた

いえいえこちらこそと答えたかったんだけど、声に出来なくて


月曜日の夜、足元にいる僕がクッという声を出した
よだれが出ていたので拭こうとしたら、もう息をしていなかった

あっけないくらいに



飼い主はいざという時の段取りと実行力はある

もしもの時は、家族の墓のある高尾霊園で荼毘に付したいと思っていた

１時間半はかかるし、しかも電車
この真夏の日に
腰を痛めているのに、僕を運べるの？

でも、１人でやり遂げてしまった
月曜日の朝早く高尾へ


直前でも寝ているような姿の僕
目元にお別れのキスができるくらい、綺麗なまま
涙でぐちょぐちょだったのは飼い主の方

霊園では丁寧に丁寧に対応して頂いた
お骨も綺麗に集めてくれて
１５歳の猫で、ここまで見事な骨は初めてと言われた

幸せなキャットライフだった事が分かりますよと

これで良かったんだと自分を懸命に納得させていたけれど

馬鹿だなぁ、michi
骨を見なくたって僕が幸せだったことくらい分かるでしょう
素敵な１５年だったよ

ともに帰宅
午後、michiは死んだように寝ていたけど大丈夫かな


これまで僕を応援して下さった皆様、お世話になりました
変てこなブログを読んで下さって有難う
僕は旅立ちますが　飼い主の michiの人生は続きます
これからも、彼女を宜しくお願いしますね


ここから少し写真を
大丈夫、見て辛いものはありません


金曜日の病院
元気がないはずなのに、ウーウーと威嚇を続ける

 

こんな時でもイケメン
僕のライバルがね、みなイケメンなので
顔面偏差値を下げるわけにはいかないの

土曜日の朝
猫ベッドを作っても床に
思い通りには動かない

 

お買い物から帰ってきた飼い主を迎える
もう、お外に行かないでね

 

そう言えば日曜日の夜
泣き疲れた飼い主が少しだけ気分を間際らそうと
ゆるいスターズ・オン・トークを見ていた
力強いダンスは見たくなかったので

ライバルの出現を悟った僕は
知られないように玄関の廊下に

見終わったら足元に戻ってきた

 

これは月曜日の朝
僕からの有難うでした

 

横目で見てます

7月17日

溶ける～ぅ

お盆が終わった
飼い主の michi、今年も無事に送り出せてほっとしている

父母の霊が喜んで自分のところに戻ってきたと感じることができ

腰のせいで歩くたびに痛みを感じるけれど、高尾のお墓まで迎えに行けて

腎不全の猫は薬で命を繋いでるけど、お腹が空いたと飼い主を起こしに来るくらいには生命力があるし

暑い中、通勤するのはうんざりだけど、暑い中、職探しするよりはずっと恵まれているし

と、やたらポジティブな michiのそばで、僕ものんびり

僕の大股開きを見るたびに、ああ、まだ大丈夫って思っているみたい

飼い主の足元でも

もっと開いちゃうよ

そう言えば、帰宅したママの霊に、マイクは当分、私のそばにいますからねと宣言してた

はいはい、美味しいもの食べられる限り、michi のそばにいるよ

３連休は嬉しい　日曜日に職場の同僚とヒカリエ７階のスペイン料理、ラ・ボデガへ
パエリヤがゴクウマでした

 

ネイサン選手のファンである彼女
現役選手の話しについていけなくなってる飼い主

スケートファン歴は長ーーーーいはずなのに

だって、試合以上のインパクトが　　氷艶、Love on the Floorと続いたので


待ちに待った　ＬＯＴＦの放送　　もちろん録画済み

あれ、michi、画面にかぶりつかないの

なぜか、流し見状態

恥ずかしくて直視できないの？　結構、うぶだね　（アホか、そんな訳あるかい）


新しい映像の技術でしょうか
切り替え、ぼかし、スローモーション

目の焦点を合わせる力がないのか、見続けることができない

そう言えば、飼い主

昔からアニメが苦手
disneyも、宮崎駿作品も最後まではムリ

ミュージック・ビデオもほとんど見ない

会場のアンケートで、今年の照明効果がきつすぎるとコメントを残してた

目力はあるのに、そっちはダメなんだね

猫の目の持ち主？　いえいえ、暗闇も苦手です

ダサくていいから、歌舞伎中継のような放送がいいんだけどな
エフェクトは自分の感性でバンバン働かせるので

バースデイボーイと浮かれた飼い主

7月9日

暑いね
親戚が九州、親友が島根にいる飼い主の michi、ここ数日祈るような気持ちでいる

実は今日、僕のお誕生日　　無事に15歳になりました

バースデイボーイだよ

外出するのが恐い程の暑さのため、飼い主はずーっと僕のそば

それが何よりの誕生日プレゼントさ　（←嘘だね、そんなタイプの猫ではない）

嘘じゃないよ、そばにいれば、食いはぐれないもん

ねぇ、何か美味しいもの

早く出して

michi の足にケリケリ

 

バースデイディナーはチキンとビーフ　　やったね

腎不全でもまあまあ食欲はある
ここ２週間、血尿も止まった

そして、安心の大股開き

 

僕の状態が以前より良くなったので、飼い主は自分の心のケアを

すなわち、妄想という大輔ロス対処法

次に高橋大輔にやって欲しい企画を考える　いっぱい溜まってるよ

６月以来１番の推しは「オペラ座・オン・アイス」

２月、ブロードウェイでのＺＥＲＯ取材
オペラ座の怪人、広報担当の方にインタビューしましたね

「新しい顧客を獲得することがとても重要」

 

もう、これでご縁が出来て、企画スタート

日本では権利の問題があるので、ここは劇団四季と一緒かな
日本語での歌の方が分かりやすいし

会場は代々木が使えないので、横浜アリーナ

舞台とリンクの両方を使い
もちろん、チームラボがフル参加
オペラ座の華やかさと、怪人の住む不気味な地下空間を作り上げます

怪人は大輔君、クリスティーヌは真央さん、ラウル子爵は小塚君
四季の方々は舞台から、歌、音楽、ダンスを披露


１幕目はクリスティーヌが怪人に惹かれていくところを中心に

２幕目はオペラ座の舞台の様子を
ここで、スケーター達がオペラやバレエの演目を滑ります

トゥーランドッド、セビリヤの理髪師、カルメンとか

カルメンの明子さん、ホセのランビエール　目力とくどさが勝負

バレエではジゼルが見たい　初演はパリオペラ座ですからね
ゆかりさんの復帰は無理かな、それなら佳菜子さん
アルブレヒトは小塚君
コールドダンスも入れてね　シンクロチーム、がんばれ

大輔君で道化師といきたいのですが、重すぎるでしょうか
ランメルモールのルチア？　　いえいえ、さらに重い

バレエの海賊はどうかな　彰生君やコバヒロと一緒に
寒いから襦袢を許可しますので

２幕目ラストは真央さんの蝶々夫人
１人では大変なので　スズキも登場　（あっこファンの許可がいるな）


そして、３幕目は怪人クライマックスへ

大輔君も真央さんも、自らの感情は自らの声で表して下さいね

ラウルの水攻めのシーンも氷上に描けばＯＫ
２人を解放した後、狂った怪人がこの世の終わりのように駆け抜けていきます
炎と崩壊と暗転

一転してフィナーレはオペラ座の舞台から
ここは華やかに楽しく
ランビ―エールの乾杯の歌で　

大輔君も海賊の踊り手として参加

宙乗りはないけれど、シャンデリアは欲しい
小規模なオケも


こうやって、飼い主の妄想が続く

なんと、来年の赤坂歌舞伎では勘九郎と共演ですから
琉球王国から濃い顔の若者が来て、島津藩江戸屋敷にいる悪徳家老を倒す！
こちらの筋書も考えねば


夢がある限り、夢は遠くない

飼い主はいつでも熱中症

降ろす人

6月29日

今日はガス器具の点検があった
見知らぬおじさんの足をスンスン

 

一応ね、ここの主は僕だからね

6月ももう終わり
僕にとっても、飼い主の michi にとっても心の動きの激しいひと月だった

腎臓が機能しなくなり、毎日お薬で体内の不純物を排出してるんだけど
だんだん順応できるようになり、元気が戻ってきた

それでも色々あって
腰を痛めた飼い主には、掃除でかがむのがかなり苦痛らしい

それと、生きる気力は食い意地から　と甘やかされて　

すっかりワガママになった僕

お薬はおやつに混ぜてくれるので大好き、ペロリと舐める

でも、いつものご飯の時間

michi、時間がたったエサは食べたくないよ、取り換えて

michi、顔の前でお皿を傾けて

michi、手のひらにカリカリを載せて食べさせて

michi、お刺身は２種類用意してね。マグロだけでは飽きちゃうよ

michi、チキンが続いてるから、今夜はビーフがいい

michi、バター舐めさせて　ヨーグルト舐めさせて

とやりたい放題

（もう、大輔君のビデオを見る暇もない）

嘘だね、毎晩見てるじゃん


歌舞伎座で市川笑也の舞台を観た次の日から Love on the Floor

今年も６公演
初日は２階席で舞台全体を楽しみ、１階におりて少しずつ舞台に近づいて行く
このパターン、なかなか楽しい
あ、このシーンはこんな表情をするんだと、毎回新発見あり


実は３公演を見てから、ズシーンと気持ちが落ち込む

そう、麻央さんの訃報です

市川宗家は荒事、すなわち神を降ろす役目
人の枠を超える事で、平穏な時とは無縁になってしまうのかな

写真は成田屋オフィシャルサイトから

歌舞伎ファンとして感じる喪失感と

人の運命の不公平感

飼い主は助かるはずのないレベルの癌に侵されていたのに、なぜか治ってしまった人

死を覚悟して過ごすという時間もあったので
麻央さんの心のあり方を少し近い距離から見ていた気がする

なぜ、自分のような者に奇跡が起きて
彼女のように必要とされる人が旅立たなくてはいけないのか

答のない疑問にしばらく取りつかれてしまっていた

michiはね、僕のために生きて戻ってきたんだよ
猫の世界では単純な答しかない　

７月の歌舞伎座　泣かずに見る　そして心の底から応援する
ファンにできるのはそれだけです
市川海老蔵、天と人を結ぶ存在と感じています

舞台に立ち、満場の喝采を浴びる
限られた者だけが成せるワザですね　　これぞ天職

そして、大輔君も天から才を授けられた限られた者の１人
天から何かを降ろす人

楽公演、その彼がフラメンコの白く輝く衣装を纏い、飼い主のま横に立つ
５cmのところに高橋大輔が　アワヮヮヮ

彼女がどんな目をしていたか、僕、分かるよ
michiもネコ族の女性だからね

美味しそうな獲物を前にした肉食獣の目　　ギラリン☆

ねぇ、どこ見つめてたの？
（それが、なぜか気になって胸元ばかり見ていたの）

爪をかけたりしなかった？
（大丈夫、私も深爪だし　　←答えになっていない）

何か匂いがしたかい？
（息、止めてたかも）

彼がステージに向かい歩き出すと、
緊張の糸が切れた飼い主は、隣の方の肩に崩れ落ちてしまった
初対面の方なのに

ごめんなさい、僕から謝っておきます


お留守番の僕は待ちくたびれて、毎晩、玄関でふて寝

Love on the Floor は来年もあるの？
michi、生きてて良かったじゃない　　それがね、答えなんだよ

僕の事

6月11日

今日は僕の事
飼い主の michi、それなりに毎日を過ごしてるけど色々大変

仔猫っぽいマイクの一面

 

こちらは年相応かな

マイクも老けたもんだ

先週末、僕の元気がなくなり、病院へ
血尿が続いていたので覚悟はしていたけど
腎不全　腎臓が殆ど機能していないことが判明

人間なら腎臓透析が必要だけど、ネコだしね

では効果のある点滴を自宅でと薦められ
病院で試してみたものの

2人がかりで押えていないと点滴はムリ
という事で、お薬だけに頼ることになりました

そうか、もうダメかと諦めかけた飼い主に先生の一言

これだけ気力があるなら大丈夫
寿命は病気じゃない、気力よ

確かに
これ、わが家の伝統

michi もリンパ節に転移していたはずの癌がなぜか治った経歴がある

心筋梗塞で倒れた michi ママは3回の肺炎を乗り越え
健常者でも助からないという敗血症まで克服した経験がある

毎日、腎臓から出血していても、生きる力がありさえすればまだ大丈夫

飼い主の悲壮感は知らず、当の猫はのんびりお昼寝

 

飼い主が後悔していることが一つ

僕の誕生日は7月9日　来月15歳になるの
michi の猫になったのは生後2か月の時

小さな僕を目にして、絶対15歳までは生きてね　と願ったらしい
15年なんて、ずーっと先の事に思えたし

あの時、20歳と言えば良かったと、言霊みたいなものに不安を


軽いぎっくり腰が治りきらず、足をひきずるようにして出勤している飼い主

僕が色々汚すようになって、なかなか家の掃除が行き届かず気にしている

ごはんの後でのびている僕

上に見える白いものはネコ砂　　あたりかまわず持ち込むようになった

 

大丈夫、少しぐらいの汚れは目をつぶるから
それより、美味しいもの食べさせてね

生きる気力は食い意地から
腎臓療養食なんか止めて、肉汁たっぷりの骨付きモモがいいな

あ、マグロのお刺身もね　サラダ抜きのフルコース希望


パワー不足の michi
今月は僕のそばにつきっきり？

（えーとね、木曜日は歌舞伎座なの
金曜日は Love on the Floor の初日で、楽公演まで行けるだけ行くんだ）

お互い、生きる気力があって良かったね　　ニャンニャン

高麗屋‼

5月28日

飼い主の michiが僕の所に戻ってきた
先週の週末、飼い猫の存在感ゼロだったもん

朝寝坊の彼女、僕はベッドに跳び乗りスリスリしたり頭突きしたり
こんな休日が好きだ　ハート

 

足元でご飯の催促

無視されると足に爪を立てる

さらに無視されると噛みつくんだけど

その時はスマホを向ける余裕なし

猫が足元にいても　飼い主の目に浮かぶのは　
銀盤の上で見たつかの間の宴　　代々木高天原の「氷艶2017」

神、亡霊、武者、巫女、若衆、遊び女、妖術使い、蛇使い、桜、炎、波、太鼓
あ、蛸もいた


夢幻空間に酔いしれていても、なぜかビジネスの事を考える michi の悪い癖

興行の成功がね、とりわけ高麗屋の事を思うと嬉しくてね

流れとしては
髙橋大輔が主演ということで、客入りが見込める
先行予約の収入でコストを確保
やりたい事を次々に実現していく　（蛇を飛ばすとか）

USMのような小さな会社が大イベントを主催する
原資はひとえに高橋大輔という切り札だったと推察します
（はい、michiも先行予約から全公演チケットを購入、先行投資に貢献！）
大輔君がこけたらどうなるか、そのリスクに冷や冷やものだったでしょうね

リスクを負ったのは松竹と高麗屋も同様

団十郎、勘三郎、三津五郎と相次いで支柱を失った歌舞伎
それでも隆盛を維持できているのは若手と言われた役者たちの成長

新しい屋台骨となるのは「俳優祭」で中心となった
市川染五郎、市川海老蔵、尾上菊之助、中村勘九郎・七之助、そして市川猿之助

家柄、技術、そして姿形（←残酷かもしれませんが、これ大事）全て揃えて

この中で、存在感の強さでひけを取っていたのが、実は高麗屋染五郎です
露骨に言うとチケットの売り上げへの貢献度
歌舞伎座でも空席が結構目立ちます

染五郎には線が細いという評判が付きまといました

屈託を抱えた「直次郎」や「安倍晴明」の役は俊逸　飼い主も大好き
でも、荒事を得意としなければならない高麗屋ですからね
海老蔵を蹴落とすぐらいのパワーを見せないと

「阿弖流為」とラスベガス公演の成功もあったのに
もう一つ高麗屋の評判に繋がらなかったのはなぜでしょうね

染五郎が松本幸四郎を継ぎ、高麗屋筆頭になれば変わるのかしら
音羽屋との溝が影響していた？

歌舞伎界では音羽屋の影響力、半端なし
でもさすがに尾上菊五郎　染五郎への思いは自分個人の事と納める

染五郎、菊之助とは多数共演できているし
尾上流家元の菊之丞はもう盟友　（尾上流、宗家は今でも菊五郎です）

新屋台骨誕生の先駆けとなるのが高麗屋の襲名興行
歌舞伎界の行く末を左右すると言っても過言ではない
高麗屋からも私的に数億円は持ち出すほどのビッグイベント

「氷艶」が失敗し、襲名にケチがついたら偉いことに

そうでなくとも、辛口評論家から「芸が荒れてきた」とか言われてしまうので
大成功でねじ伏せないとね、染様

現実は、あにはからんや
演出家染五郎の大きさを存分に見せつけてくれました

宣伝やチケットの売り方に工夫があれば、もっと集客できたでしょうが
公演の内容は想像を大きく裏切り「大成功」

これだけ異なる個性的な、しかも超一流集団を集め
一つの作品にまとめ上げた例は殆どないのでは？

玉三郎にも匹敵する高麗屋の演出力　
松竹さんにとっても嬉しい大発見でしょう
アメリカ公演、実現させてね

歌舞伎界どころかエンターテイメントの革命、新時代の幕開け
やんややんやの　ちんとんしゃん（←違うだろ）

スケートファンとしても色々ありますけどね
静香さん、マンネリ打破でカッコイイ
これでフレンズプロデュースのハードルを上げてしまった

大輔君、貴方と夢を見続けますから　　お財布、預けますから
次はミュージカル？　バレエ？　歌舞伎座デビュー？

夢かうつつか　６公演分の記憶をつなげて改めて思うのは
役者たちのセリフの巧みさ

日頃セリフの殆どない役者もいるのに
録音と生のセリフを混ぜていたとしても
セリフの調子がぴたりと合っていました

染五郎さん、相当ダメ出しをしてここまで仕上げたのではないかな
役者たちのやる気が聞こえてきましたもの


飼い主は腰を痛め、杖代わりのお買い物キャリーを引き摺っての観覧でした
寒さと、階段と、劣悪のトイレ事情を乗り越え全公演制覇
どこかのサイトにバリアフリーと書いてあり
そんなわけあるか！と頭に来てましたが

木曜日は歌舞伎座へ

静御前美しい　　（菊之助です）

仁木弾正力強い　（海老蔵です）

 

楽しいことが沢山あって幸せ

僕はふて寝

 

ねぇ、michi、来月もなの？

（ごめんね、今度は渋谷。でもね、寒くないので腰にはいいから心配しないで）

そんな事、聞いてるんじゃないわい







 

歌舞伎雑感

5月6日

世間はゴールデンウィークなんだってね
僕にとってもゴールデン　飼い主の　michi がずーっと傍にいる

飼い主にとっても僕との時間がゴールデンタイムのはず

あ、またアイツだ

 

わが家のイケメン男子はこの僕だからね

ふて寝ネコ

今月開催の氷艶
熱烈大輔ファンでそこそこ歌舞伎オタクの michi は何だか舞い上がっている

まさか大輔君が尾上流家元から手ほどきを受けるとは
大ちゃん、衿が

 

あ、直ってる

 

体幹がしっかりしてリズム感がハンパない大輔君なら
すぐにもコツを掴むことでしょうね

日舞の色合いを加えた Luv Letter が見たくなりました

先日、３月末に歌舞伎座で行われた俳優祭がテレビで放映
俳優祭は俳優協会に所属するほとんどの歌舞伎俳優が参加するイベントです

俳優主体のお祭りなので、そこに見える役者の立ち位置が面白い

役者には家の格、名前の格があって、名門に生まれないとチャンスが与えられないのは事実ですが
それでも、やはり実力社会

舞台監督のいない歌舞伎の舞台　演出は主役が務めます
演出する器量がなければ主役は取れない
配役を決める際には恨みも買うでしょう　先輩にダメ出しする度胸も必要
演技だけでなく、大道具、衣装、全てに指示を出します
一門の力を借りられる名門出の役者に自然と主役が廻る仕組みです
これを見事、実力で突破したのが坂東玉三郎でしょうね

「氷艶」で染五郎が演出も担うのは、歌舞伎から見て当然の事

俳優祭では役者同士で納得のいく配役にしなければいけないし
幹部俳優の顔は立てなくてはいけないし

仕方なく、変てこな役を作り上げたり
苦労が見えてまいります

役者の後援会に所属している訳ではないので内輪の事は分かりません
小学生時代からの古ーい　歌舞伎オタクの感想をつらつらと

一つ目の出し物、舞踊劇　忠臣蔵を衣装無しの素踊りで　

一言で言うと地味です

ここでの主役が襲名したばかりの中村芝翫、尾上松緑。関西から中村扇雀

芝翫、姿形はいいのですが、素踊りで惹きつけるには踊りの力量不足かな

二つ目はこれも舞踊で「石橋（しゃっきょう）」
これは獅子ものとも言われ、長い髪の毛を振り回す毛ぶりが目玉

 

し、しかし　　８人は多すぎ

動きが合う訳ない　立ち役（男役）４人と女形４人
もともと踊りのテンポも違うのだし
毛ぶりは顔が見えないので、揃った動きが見せ場なのにね

ここは、これからの歌舞伎を担う若手をずらーっと並べる趣向
名も知られ、見かけもよく、人気、視聴率に貢献する
ただ今絶賛売り出し中

立ち役では
尾上松也　　歌舞伎座でも中々大事にされています。
家の格はそれほどでもないのに、自分の力でよくここまで上がってきましたね

坂東巳之助（みのすけ）　　大和屋の御曹司　　彼に家の浮沈が掛かっている
三津五郎の志が踊りに見えてきます　心が見える演技で思わず応援

中村隼人　イケメンだけのイメージが強いかな　演技にもうひと押し
ライバルの従兄弟が多いので、個性を大事にして欲しい

中村橋之助　父である芝翫の保護から脱却して欲しいな　まだまだ殻の中　
顔の表情をもっとアクティブに

女形は主役を取れないので、どうしても受け身になりがち
中村壱太郎（かずたろう）　西の成駒家の次期リーダー
といっても、坂田藤十郎、中村鴈次郎、中村扇雀と上の世代がバリバリ元気

中村児太郎（こたろう）　将来は中村歌右衛門になろうという家柄
正直、このグループに留まっているのは歯がゆい　早く福助の名を継がないと

尾上右近　６代目尾上菊五郎のひ孫でも役者としては遠い縁
最近はしっかり存在感を示す　菊之助次第では、右近が音羽屋筆頭女形か

中村米吉（よねきち）　えっ？ここは中村梅枝（ばいし）でしょうと思ったら、
梅枝は父時蔵（ときぞう）の代役でベテラン女形組に出演していたのですね
米吉はラスベガスの鯉つかみで染五郎さんに怒られていましたっけ


そして三つ目の出し物が、スター総出演の「かぐや姫」

映画で言えば"誰がドル箱か"が見えてきます
歌舞伎ですから、ここは千両役者と言うべきか

世話人として舞台監修を務めたのが
尾上菊之助に市川海老蔵

この２人が決めたので、配役の文句を言わないでねと言ったところ？

始めに月の宮殿　王と王妃に片岡仁左衛門と坂東玉三郎

誰も文句は言えませんね　孝玉コンビの頃からのファンも多いでしょうし

そしてとんでもない王女様が市川猿之助　お、彼が主役か

歌舞伎座と先代猿之助との確執を考えると感慨深い

といっても現在の猿之助と松竹歌舞伎座とに問題があった訳ではありません
亀治郎時代の彼は、叔父猿之助に従わず、尾上菊五郎の世話になっていたのですから

新橋演舞場を満員にする「金になる役者」ですからね
アウトローの雰囲気を残しつつ、歌舞伎座の舞台にも

セリフを覚えておらず、堂々とカンニングする姿はかえって面白かった
女形の猿之助は迫力があって魅力的
忠臣蔵「九段目」を玉三郎、猿之助で見てみたいな

菊之助と海老蔵はかぐや姫を育てる老夫婦の役を
お婆さんを海老蔵が、おじいさんを菊之助が

 

海老蔵、全く演技をせず。アマチュア芝居のようなお婆さん
確か、団十郎も以前の俳優祭で、そのまま素の自分を見せていた

成田屋はね、元気で舞台に上がっていればそれでよし　と思えるのですよね
甘やかし過ぎでしょうかね

劇の進行と関係なく舞台に出てきたのが松本幸四郎
無理やり出番を作ったのか
こんな所に高麗屋の孤立感を感じてしまいます

姫様付きの局たち
完全な三枚目ですが、片岡亀蔵と市川猿弥（えんや）はただただ楽しい
この２人の名脇役　　彼等こそが舞台の柱ですよね
こちらが猿弥

 

この後、彼らはそろって赤坂歌舞伎で中村勘九郎、七之助の舞台を支えます
中村屋の成功は、彼らと絆が出来上がっている事にも一因が

そして他の役者との絆が　高麗屋の弱点でもありますね　

いじられ役に出てきたのが
市川左團次、中村鴈次郎

左團次、こんな役をやってもいいの？　
歌舞伎界きっての奇人と言われてますからね、本人も喜んでいるのでしょう

鴈次郎も柔らかみのある滑稽な役を演じては秀逸

弟の扇雀、息子の壱太郎、個性あるファミリー　仲良く芸を磨いていって欲しい

かぐや姫の舞台、主役ポジの男役２人が、市川染五郎と中村勘九郎

染五郎、悪役を熱演　なんと一番の笑いを取っていました
染様、体力振り絞ってハッチャけ過ぎ

大輔ファンとして一言
「大輔君と歌舞伎オンアイスができるので喜びダダ漏れなのかしら」　←痛すぎ？

来年松本幸四郎の名跡を継いだら、こんなはしゃいだ姿を見せないかも
それはそれで寂しいです

最後、壁に仕掛けられた穴に飛び込み姿を消すのですが、思わずハッとしてしまう
舞台で事故にあったことがある染様、見ている方が恐い

中村勘九郎はかっこいい役を貰いましたね

勘三郎が存命だったら、これほど大きな花を咲かせていなかったかも
覚悟が決まった役者は強い

荒事「暫く」の所作もぴったり決まり、勘九郎の弁慶が見たいと、思わず
歌舞伎座では歌舞伎十八番を中村屋が演じるのは難しいかな
勧進帳の弁慶、顔のつくりからいって海老蔵より勘九郎が適任ではないかしら

花道での見得（みえ）も含め、踊りに自信があるのがビシビシ伝わる
父親とは違う色、でも鮮やかな華が広がりました

中村七之助は正統女形　男のために自害するお決まりの役
鬼姫の猿之助、どすこい女官達、海老蔵婆さんのパワーには勝てませんでしたね

染五郎が舞台から姿を消すと登場するのが尾上菊五郎

染五郎との共演は死ぬまで拒否するのかしらね
しのぶさんの息子が舞台お目見えするのだし、そろそろ水に流しましょうよ

これから大きな襲名興行が続きます　
名門の高麗屋と音羽屋が口上に並ばないとかっこつかないですし

菊五郎を筆頭に、ここからベテラン俳優の顔見世となります
中村梅玉（ばいぎょく）に中村吉右衛門

女形４人。中村魁春（かいしゅん）、中村雀右衛門、片岡孝太郎（たかたろう）
そして中村時蔵の代りに息子の梅枝が花道から登場

魁春が雀右衛門より先か、と少しばかり驚く

魁春　元は中村歌右衛門の芸養子で、当時は中村松江
成駒屋から離れて魁春を名乗りますが、役者の名としては格付けはなし

ひとつ間違えば埋もれてしまう可能性もあったのに
松江時代は線の細い女形でしたが、今は貫禄ある女丈夫
大名跡雀右衛門の上を行くとは

同じく歌右衛門の芸養子だった中村東蔵は昨年人間国宝に

舞台で菊五郎の隣に立つ中村梅玉も歌右衛門の芸養子
成駒屋から離れ、高砂屋を再興
こちらも次の人間国宝の候補に名が挙がるほど

血の繋がっていない芸養子がこれほど出世するとは
それは歌右衛門の力でもあったのでしょうか

名門とか、御曹司とか、それらを吹き飛ばすもの
死せる歌右衛門、生ける役者たちを走らす

〆の舞台には
海老蔵がいて、菊之助がいて、菊五郎＆吉右衛門の両パパがいて、勘九郎がいて

これからも成田屋、音羽屋、中村屋かな、やっぱりと俳優祭を見て感じました

歌舞伎役者はかぶく

4月23日

葉桜もまぶしいほど美しいらしい　僕は興味ないけど

飼い主の michi、血尿が止まらず、加えてトイレが下手になった僕の事で
もうヘトヘトだって

ホント？
毎朝、どっかに出かけてるじゃん　　（あなたの餌代を稼ぎに行くの）

あれ？　羽つき餃子は？　イルカショーは？　（それは"たまに"でしょ）

休日は朝寝坊と二度寝お昼寝にうたた寝
michi、僕より寝てるんではないかい？

寝室のドアからあきれて見てる

猫は爆睡しないと言うけど、出血が続いているからかな

ただ今　爆睡中

木曜日、飼い主はいつものようにお仕事をさぼり、茅ヶ崎の奥様と歌舞伎へ

今回は赤坂大歌舞伎　　TBS赤坂ACTシアターです

入り口で渡されたチラシに

いよいよですね
このステージには見飽きた顔がないのがいいな

アイスショーでは　お目当てが出てくるまで我慢の時間があるけど

今回は歌舞伎でなく、蓬莱竜太の創作劇を歌舞伎役者が演じるシチュエーション

主役は中村勘九郎と七之助
そして、「氷艶」に出演する中村亀鶴も

LOTFのチラシがあって、「氷艶」で共演する役者がいて
つまるところ、高橋大輔の網にかかって嬉しくもがくネコの飼い主

赤坂恒例の舞台を興味深く鑑賞した後は、中華料理と楽しいおしゃべり

しかし、頭の中がすっきりしない

勧善懲悪、大言壮語、単純明快な歌舞伎と違い
蓬莱劇場は後味が悪いまま
色々な伏線に気付かず見落としているようでモヤモヤ

とうとう土曜日、独りで再び赤坂へ　
当日券残り3枚のギリギリなタイミング

『夢幻恋双紙（ゆめまぼろしかこいぞうし）赤目の転生』

ここから屈折した感想文（ネタバレになるかもですよ）

愛する女性を幸せにしたくて何度も生まれ変わる男の物語
お、ラブストーリーかと思いきや

２回鑑賞して判明する伏線の数々

実は畜生道に堕ちた兄妹が無間地獄をさまようお話

所々に歌舞伎の様式が入れられているので、そこで息を抜けますが

救いも出口もない、終わりのないだまし絵の世界が続きます
悪役はいても悪人がいない　だから終われないのです

不思議なのは、これを作りたかった歌舞伎役者の存在

型のある歌舞伎に束縛されていると、ぶち壊したくなるんでしょうね
中村屋のDNA、破壊行為が好きそうだし

仲の良い、そして力量も人気のある兄弟で、近親相姦を演じる
何と恵まれたことかと、妙に喜んでしまう

父勘三郎がいたらどうするのかな
オレが主役やるとばかりに、父娘の話しにしてしまうんだろうか
さらに深い闇の世界　　ひょえー

自由度が高い舞台を観ていると
中村七之助の魅力が鮮やかさを増しますね

魔界を見せる坂東玉三郎　そのスピリットに近いのは菊之助ではなく七之助なのかな

勘九郎びいきの飼い主も、今回は七之助にまいりました
勘九郎、悪役の時に楽しそう　力技で弟に勝てる場面だからでしょうか

歌舞伎座では長いセリフのある役を貰えない役者達
木挽町を離れると生き返ったようにイキイキと

赤坂の舞台、市川猿弥がいい味を出していました
アドリブを出す余裕も見せて

中村屋で兄弟同様に育った中村鶴松
勘九郎・七之助とガチンコにぶつかる舞台は勉強になったことでしょう

そして、重要な役を演じた中村亀鶴ですが
話しの筋からいって、勘九郎と似た体型の役者の方が良かったのではないかな

「氷艶」では義経を召喚し弁慶として使える大事なお役
大輔君を頼みますねと、心の中でお願いしておきました

来月は染五郎が、氷の万華鏡とドラムの響きの中で宙を舞います
もう、役者の皆さん、好き勝手し放題

国別対抗戦

美しい記憶を大事にしておきたくて、殆ど見ませんでした
ダンスのケイトリンとポジェの滑りだけ

煽り役の方がうるさくてうるさくて　スポーツの緊張感まるでなし

さ、５月ですね
大輔君の滑りが見られますね

内緒の話：
真央さん、巫女の役で参加して下さい
配役ではこの巫女さん、亀鶴さんの奥さんなのです
巫女が人妻でいいのかという疑問はおいておいて
この願いもこそっと亀鶴さんの背中に呟いておきました

（追記）

お、佳菜子さんが決まったのですねこれはこれで嬉しい

なおさら、仲良しプロスケーター集合で、真央さんも小塚君も！

猫と桜と亀

4月6日

東京の桜、今日がピークかな？
飼い主の michi、今年も桜に出会えて喜んでいるよ

僕は花よりダンゴ

週末、土日で合計１３名のお友達が僕に会いに来た

なんてったって、「マイクと桜を愛でる」会
主役は僕

乾杯～

ネコ好きが集まるパーティー

浮気現場の証拠写真を撮られた

へんだ、michi だって、僕以外の男性に夢中じゃないか

こっちの美しい女性にもちょっかい出してみようかな

 

皆、大輔ファン
土曜日はワールド男子FPを共に観戦
昌磨君、頑張りましたね

日曜日は、約１名ネイサン・チェンのファンが混じっていた
いいのだ、皆、ネイサンも応援しているよ

皆さま、猫だけでなく桜も少し愛でたらしい

神田川

芭蕉庵のしだれ桜

飼い主は連日の宴で僕に疲れが出ないか心配していた
しばらく前から、血尿が再発していたし

でも、今回は元気なまま　　（良かったね）

今日、木曜日、仕事をさぼった michi は独りでお花見
満開でした
風に散らされた花びらが川面を流れていきます　着物の裾模様みたい

michi ママが元気な時に必ず行ったスポットまで

椿山荘
 

そして、何と大きな亀に遭遇
神田川で甲羅干しをしている亀を見たいなぁと考えていたら
大きな陸ガメがお花見

（許可を頂いています）
 

かなり、びっくりしました
始めはまじでロボットだと思っていたのです

亀は瑞兆
きっといい事が、そう、マイクの元気が続きますように

飼い主は、大輔ファンが歌舞伎に興味を持ってくれて嬉しそう

歌舞伎オタクの彼女、先月は海老蔵の助六を

襲名とかのイベントに関係なく「助六」が演じられ
予算は大丈夫かなと、余計な心配

雀右衛門が立派に揚巻を演じきったのが嬉しい誤算
そして
少し翳りを感じさせる助六でした

麻央さんに見せたかったのかなと、さらに余計な心配

今月は歌舞伎座ではなく、TBS赤坂大歌舞伎です
中村勘九郎と七之助兄弟

TBSさん、すぐにでも素敵なドキュメンタリー番組が作れますよ

歌舞伎とスケートとダンス

猫と桜と亀
今回は、３つ並べるのが好きな飼い主でした

すっかり舞台派

3月20日

いきなり肉食獣の登場

お彼岸の中日
飼い主の michi、お墓参りに行かずダラダラ過ごしている
今シーズン初めて風邪気味になり、無理をしない事に

先週は中身が濃すぎたね
幸い僕の血尿が止まり、遅めの帰宅ができるように
って、僕はぶんすかムクれてたけど

仕事はやたら忙しかった　
ま、飼い主は後方支援ダメ出し係なので　　皆に「がんばれ～っ」と言ってただけ

16日の木曜日
お誕生会へ

自分の誕生日はヤケ酒を飲む彼女が、なぜ人様の誕生日に

いいのです
楽しい友達と楽しい時間を白金台で過ごす　　大輔君、31歳おめでとう

いつもは飲めないお友達も、このお酒なら一緒に乾杯
いつも飲む飼い主は、ビールもワインも

ちょっと豪華な和食のコース
口実でもないとね、なかなか来れません

愛情あふれたゴージャスなケーキ

来年も参加できるといいな

そして、土曜日
michi は親友のネコ師匠に連れられて「ピナ・バウシュ」の舞台へ

ピナは一般の舞踊ではなくて、劇でもなくて
優れたアーチストがパワフルに迫って
時には美しくないシーンもあって

会場に入ると、舞台がカーネーションで覆われています

ダンサー達は、この上で舞い演じていきます

よく分からないけど、過去の記憶と重なったり
よく分からないから、考えるなと自分に言いきかせたり

１つ、しみじみ感じたこと
男は虚飾の衣装に身を包まないと、弱々しい存在だなということでした

そう、衣装は大事だよ、大輔君　（←ほとんど言いがかり）

アートの世界には、そこからさらに外の世界があると実感する

不思議な魅力ある舞踊団

１年に１回、恐いもの見たさに覗きたくなる
また、行きたい

既成の舞台を壊し、新しく世界を作り上げるってチャレンジですよね

しかも、既に高い評価を得たアーティストが

過去の否定に繋がったり、名声を傷つけるかもしれないのに

それを、ライブで行う　　目の前の観客から、リアルに反応が返ってくる

恐いだろうな

高麗屋のチャレンジも見届けますよ

恐いもの見るの、好きだし

えーと、僕が肉食獣になったのは
料理をさぼりたい飼い主が骨付きモモを買ってきたから

先に、骨にむしゃぶりついたのは michi です
彼女も凄まじい肉食獣ぶりだったのですが、フォトはなし
僕のだけ

連休でそばにいる時間が増えた

（あれ、マイクの姿見えないと思ったら、足元に）

テレビの大輔君に夢中で
すりよる僕に気付かない　　飼い主は薄情だ

でも、秋から心配し通しだったしね　　少しだけ薄情になってもいいよ

今週はクリスマス・オン・アイスの再放送
そして、木曜日は歌舞伎座へ　　海老蔵の助六だ

お墓参り、どうするの？