ちょうど30年前、卒業式を一か月後に迎え、
アパレル会社の入社に向けて準備している頃でした。
200店舗を全国に展開していた会社も今は存在しません。
とにかく出店ラッシュで、新卒30人ほど全員は、
1年後には店長を務めていましたが、
今思うと無謀な店長任務だったかもしれませんね。
それでも先輩に教えていただいたことがある中で
「最初の2秒、そこから2年」というような言葉は、
今も気を付けていることです。
どういうことかというと、
「最初の2秒」の印象が良ければ、2年間いい印象を持たれる。
しかし、「最初の2秒」の印象が悪ければ、
印象をよくするのに、「2年」は最低必要だという意味でした。
当然、「2秒」の良い印象も、2年後には覚めてしまう人もいるでしょう。
いわゆる「カエル化」現象のようなものも含まれるかも。
どちらにしても、人の印象は「2秒」で判断されているということです。
主観的に考えても、それはあてはまるなと思います。
僕は、最初の挨拶をきっちりできない人は信用してません。
たぶん、いやいや仕方なしに業務をしているのですぐ辞めるだろうと考えます。
考えられないことだと思うでしょうが、
最近は普通に無視してる人もいたぐらいです。
逆に、最初から元気に挨拶できる人は印象が良く、
いろんな意味でプラスにとらえていますし、
何か困ったことがあれば力になってあげようともします。
挨拶できない人はそれまでに辞めてしまうことが多いのですが、
長い期間(約2年)かけて、良い印象に変化した人も過去にはいます。
その時に思うのは、すごく遠回りで、もったいない時間の過ごし方だと。