白内障の手術の経過はお陰様で良好です。

 

日によってまだ調子の良し悪しもありますが、くっきりと

見える世界は美しく、この数年の苦しみが嘘の様です。

 

左目は経過観察しており、角膜輪部移植は回避の方向で

治療を進めています。両目と闘っている間、実は他にも

メンテナンスが必要な部分も今のうちに治療します。

通院が多いと、どうしても時間と日数がなくなるので、

回りきれていなかった、皮膚科へ。

 

両目もそうなのですが、皮膚科も長い闘いです。

夏場になると皮疹に悩まされているのですが、

それ以外にエクリン汗孔腫と考えられる箇所がいくつか

出てきており、深刻なのは両足と掌です。

 

大きさから行くと、まずは両足の方です。自覚している限りでは、

体調の変化は感じないのですが、しばしば切れては出血、

その後に止血を繰り返しておりました。かさぶたのような

イメージです。怖いのは、出血に伴う感染症です。

 

3月に一度、歩けなくなるほどの化膿をした事がありまして、

やはりそれは、感染症からくるものでした。足の裏という

部位も非常に厄介でして、仕事も病院もでメンテナンスが

後手後手に回っていました。両目が少し時間が出来たので

この際一度切開して、病理検査して、後顧の憂いを断ちます。

 

1012日、13日と万全を期して手術入院、19日に抜糸。

この期間中は極力外出を控えて、治療に専念します。

 

*自分の白内障の原因は、おそらく造血幹細胞移植の際の

前処置(致死量の抗がん剤、放射線全身照射)の

後遺症(慢性GVHD)と医師の方から聞いているので、

こちらもやむなしです。

 

抜糸を終えてから、年内の仕事復帰を目指します。

4か月も休んでしまっているので、復帰するならば

パワーアップして復帰したい想いが日増しに募り、

秘密基地の移転準備を致しております。

 

現在は3坪ほどの小さなスペースですが、もう少し

広い場所に進みたい想いを抱えながら歩んできました。

現在準備しているのは、約8坪のスペースになり、

多少、身体への負担も軽減出来るように試行錯誤しています。

 

きちんとした小売り機能を考えるとサービスの面で自分一人では

理想には辿り着けないので、引き続き諸事情をご理解くださる

お客様にシフトした会員制の酒屋のスタンスです。

 

闘病の現実は変えられないのですが、現在の宅配メインスタイルに

体調を考慮しながら短時間のちょっとだけ小売りも出来るように

目指しています。

 

あともうちょっとすれば、造血幹細胞移植から7年が経ちます。

闘病直後の長期生存率や絶望的な状況から見れば、様々な

葛藤を抱えながらも現在、踏みとどまれている事に感謝です。

 

パワーアップして年内復帰、絶対に勝ち取ります。