一昨日の記事『読者の声』にも関連し、当アクションの公式スタート時にも触れたが、投票率向上に向けた啓蒙・啓発活動をしている団体はかなりあると何度か述べてきた。
圧倒的にフィールド活動よりもWEB活動主体のところが多いのだが、長年活動されている団体が豊島区にも二つあるので紹介しよう。

公益財団法人 明るい選挙推進協議会
http://www.akaruisenkyo.or.jp/

学生団体 ivote
http://i-vote.jp/tokyo/

どちらの団体も詳細はサイトをご覧いただくとして、今回の主役は『学生団体 ivote』
私が彼らを知ったのは約一年前。
知らぬ間にivoteの関西支部からフォローされていたことがきっかけで、最初にコンタクトしたのは実は東京ではなかった。

関西支部の方から東京の事務局のアクセス先を伺い、一昨日の「読者の声」の主に彼らとのコンタクトを指令。
たまたま当時の副代表が、彼と同じ大学であったこともあり、すんなりアクセスには成功した。

が、ここから待てど暮らせど一向に進まないことに、かなり焦れたこともあった。笑
性格は穏やかで素直なのだが、如何せん時間と約束事にルーズで、何度も確認しないと事が前に進まない。
面倒なので、「やはり彼では無理か・・・。」と思い、直接コンタクトを取ろうとどれだけ思ったことか。
現実に何度か強い調子で叱咤激励したことも。
その度に思い直して任せてきた。

何を任せたかといえば、当17's democracyとivoteの連携。
彼らはフィールド活動を得意にしているので、我々の活動と連携しやすいと考えている。
その連携に先駆け、メルマガやブログへの執筆依頼を彼に声かけしてもらっていた。

そして指令から足掛け2ヶ月、やっとivoteから原稿が届いた。
なんと来年から始まる18歳選挙権の主役、ivoteでも唯一のJKメンバーからのものだ。
本日のメルマガで、早速配信する予定なのでお楽しみに!

話を戻す。

「公益財団法人 明るい選挙推進協議会」は豊島区選挙管理委員会との連携も密接で、その活動歴も長い。
選管委事務局は「学生団体 ivote」もよくご存知で、やはり模擬投票等で彼らとの連携も考えていると、先だっての取材で担当者は語っていた。

ここで冒頭記した『読者の声』との繋がりだが、彼の疑問への回答のひとつでもある。
紹介した二つの団体、及び選管委事務局は、それなりの歴史と人員、費用をかけ活動している。
特に選管委事務局や明るい選挙推進協議会は、我々から観れば潤沢な予算をかけて国民有権者にアピールしている。

しかし、成果という意味では残念ながら、ivoteや当17's democracy、他の投票率向上に向けての活動は、まったく成果を上げていない。
ivoteでさえ9年以上の活動歴があり、内外ともにそれなりに評価されてきてもいる。
それでも、肝心の投票率はどうなの?と問われれば、惨敗という言葉しか出てこない。

『読者の声』にも記したが、投票率向上と言葉にするのは容易い。
SNSでも毎日誰かが「選挙に行って投票しよう!!」と呼びかけている。

しかし、それで投票率が上がるほど単純で簡単なものではない。
ここ数年のような政治状況では、投票率UPはとてもじゃないが望めない。
物価はダメノミクスで若干上がったようで、少々インフレ傾向だが、投票率はハイパー・デフレかと思うほど絶望的に上がらない。

何が一番の問題かといえば、やはり政党・政治家、特に野党の存在感のなさ。
勿論、政治とカネに纏わる薄汚さと、幼稚な内向きの権力闘争も有権者の気分を害している。

無党派層と呼ばれる人間の多くは単純なミーハー。
風が大きく吹き、人気・知名度の高い、或いは逞しさや面白さを感じさせてくれる人物が登場すると簡単に投票率も上がる。
小泉劇場がそうだったし、政権交代のときもそうだった。

我々のようなアクションと政党・政治家の言動は両輪とはいえ、そのバランスとしては後者の方が役割としては比較にならぬほど大きい。

今朝の報道で、民主党が何やらまた画策しているようだが、果たして有権者に響くかどうか。

民主が野党統一候補を検討 参院選1人区共闘呼びかけへ
http://www.asahi.com/articles/ASHD25CMHHD2UTFK006.html









※めるまが登録/解除
 http://www.mag2.com/m/0001669113.html