五条通~国道162号線に向かって~

五条通~国道162号線に向かって~

日々真面目に日記を書く

Amebaでブログを始めよう!
「ところで日曜の夕方、空いてますか?」


目を疑う文章が、そこには記載されていた。


やっぱり考えてくれてたのか。嬉しさよりかは、気になってたことに安心してほっとした感じだった。
































誕生日を迎えてから、2ヶ月が過ぎた。


会社での業務量が多いからだろうか、昨年と比べて覇気がなく、どことなくけだるい感じが漂っている。


「何もやる気が、起きないんです。」


時々するようになった電話では、楽しい会話ではなく、ぐだぐだした雰囲気が伝わってくる。


奥手で決定力がない俺と、さらっとかわす技術が高い相手がこんな状況では、うまくデートに誘えるはずもなく。


かれこれ2ヶ月、二人で会うことはなかった。






















それでも、二人で会うことはなかったが、


同期と一緒に行ったBBQでは夏らしいイベントを体験できて満足していた。


もちろん、一緒に行ってわいわい騒ぐことも楽しかったが、


事前準備という名前で買い出しや準備をしている時が、幸せであった。


去年の暗黒時代とはうって変わって、


メールと電話の頻度は高くなっていた。


こんなふうにちょくちょく連絡する機会が増えた事は、俺の中で幸せだった。


彼女との連絡をとることで呑気に優越感に浸っている一方で、距離が近づく決定打がないにも関わらず。




























「いきなりなにがあったん?」


部屋に入ってきた瞬間、心配するわけではなく、興味からの質問がとんでくる。


「もう疲れちまったんだ。毎日考えるだけでイライラするし、ここらですっぱり告って終わらせようかなと。」


「勝算はあるのかよ?」


「全くない。告ってフラれて、はいさよならだ。」


「そんな状況でよくいこうと思うわ。また気まずくなるんちゃうん?」


「それでもいいよ。もう情けなさすぎるから、この状況を早く終わりにしたくて。」


「ふーん。まぁ、お前のことやからしばらく忘れられないんちゃう?」


「そうなるかもな。でも、このままぐだぐだいくよりはいいかなと。」


「とりあえず二人で遊ぼうとは思わへんのか?」


「誘ってもこねーよ。」
































考え始めると、イライラが止まらない。


どうして連絡返さないのか、と、俺の誘いを断るのか、と。


日々の中で好きな女が一番の幸せのウエイトを占めている俺は、彼女との連絡と会う事だけが支えとなっている。


どうしてこんなことやってるんだろう。


だめでいいから早くすっきりさせて、他の女の事を考えられるようにしよう。


だから木曜日、友に会社でメールをした。俺、明日告白しようかな、と。































「金曜日飲むとかいう嘘メール送ったんやろ?二人で会ってこいや。」


「ああ、そこで告白してくるか。」


「まぁお前がそれでいいならいいけども。」


「ちょっと待て、なんかメールきた。」


「誰や」


「・・・あいつだ。」


「え!?まじで?なんて??」


「日曜日、空いてますか、だってさ。」


「おーなにがあったんだ?よかったやないか」


「あいつから誘いが来るなんて、今まで2回しかなかったのに・・・」


「はよメール返せ。」


「まてまて。すげーテンパってきた。」


「なんでやねん、はよ返せ。」





























とりあえずこれで、金曜日に告白する気はなくなった。


「ごはんいきましょー☆」


空いてるよと言ったメールの次には、デートの誘いの文章が返ってきた。


だから、金曜日はなにがあっても頑張れた。


彼女との二人での食事の時間だけが、何よりのモチベーションだった。


用件は分かっていた、俺の誕生日を祝ってくれるのだろう。


水曜日に誕生日を迎えた俺は、彼女から誘いが来るのを懇願していたのだ。


二ヶ月前、俺がしてあげたように、彼女が俺を祝ってくれたら・・・


日々ぼんやりと考えていたハッピーイベントが、実現されるのだ。
































しかし、そんな幸せも、金曜の夜に潰えた。


もう一人の同期の女の子からかかってきた電話。


「話きいた?四人でご飯食べに行くから、もう一人誘っておいてー。」


俺の部屋で相談に乗ってもらっているあいつと、4人で飯を食いに行くという。


俺の友は、絶対にいかん、と言った。二人で行くように聞いてみたら?と言ってくれた。


電話して言った。二人で行くのかと思ってた、と。


勇気を出して言った俺の言葉に対し、彼女は「ふふっ」という乾いた笑いしかしなかった。





























なぁ、一体俺のこと、どう考えてるんだ。


お前に対する嫉妬と憎しみの果てには、悲しみしか生まれないよ。


それでも、体と頭は追い求めて止まないんだ。


お前のことが一日中頭から離れない俺は、


一体なにやってるんだろうな。


情けなさと不甲斐なさで、疲れちまったよ。





















土曜日にメールがきて、正式に延期になった。


「今度4人で行ける日程を、また調整します。」
「おはようございます。」


冷ややかな声が、階段の上から響いた。


知らない人と一緒にいるだけで苦痛なのに、慣れない仕事場所で本当にやっていけるのか。乾いた返事をした自分の中には、大きな不安しかなかった。



























「俺、ドトールでバイトするんだ。」


大学に入って数ヶ月が経った頃であった。授業に出る以外には特にやることもなく、サークルのメンバーと暇つぶしをすることでなんとなく日々を過ごしていた。


「うっちー接客とかできるん!?」


「なんとかなんじゃね。俺ドトール好きだし」


「じゃ、俺が面接官やってやろ。この前落ちたやろ」


「ああ、頼むわ」


「えーきみのなまえは?」


「えっと、内山雅仁です」


「どこの大学?」


「大阪大学です」


「かしこいねぇ君!そんな頭よかったらバイトしなくてもええんちゃう?」


「なんでだよ!おかしいだろ」


こんな他愛のない会話でも、面接のコツを教授してくれた彼には今でも感謝をしている。











小田原から大阪に行って数ヶ月。旧帝京大学の工学部に一浪して入学した自分は完全に天狗になっていた。


こんないい大学に入ってしまって、俺ってやっぱりすごいんじゃないか。


そんな高揚した気分でいたからこそ、最初のバイトの面接で落とされたのであろう。ただなんとなくバイトをしたい、が志望理由では、バブル時代じゃない限りどこの店も雇ってはくれないだろう。


挙句の果て、入って早々サークルの女の子2人に手を出してしまい、サークルにもなんとなく行きづらくなっていた。調子に乗っていた自分に、少し周りを見つめ直すきっかけが必要であった。


だからこそ、高校の頃からの憧れであったドトールでのバイト求人を見たとき、これしかないと感じた。痛い目でしか見てくれなくなったサークルの女の子に、見返してやりたい気持ちもあった。


バイトの面接はあっけなく合格し、サークルでだらだら過ごす自分から脱却するきっかけを掴んだ。2005年6月1日、この日からバイトまみれの生活が始まった。


(余談だが、店長が履歴書を見た瞬間に「阪大生か。賢いな」と言われた)



















バイトの最初は皿洗い、掃除からはじまった。


そこからドリンク、フード、レジの順番に仕事を覚える。一連の業務をこなせるようになるには、だいたい3ヶ月くらいかかる。


入って間もない頃は、初めてのバイトという緊張感と慣れない仕事に対するプレッシャーでくたくたになる日々が続く。知らない人と5時間も一緒にいて、コミュニケーションも最初はぎこちない。


2日目で、ドリンクの仕事を店長から教わった。授業中にマニュアル本とにらめっこして頭に作り方を入れ、体で覚える。


最初からうまくいくはずもなく、失敗が続く。冷ややかな視線と申し訳無さで、いたたまれない場所と体が認識しはじめる。


こんなところで、俺、うまくやっていけるのかな。鼻高々で小田原やってきた自信はとうに失われ、苦痛の日々となっていた。

















バイトして4~5日が経った頃だった。その日もロッカーで着替え、階段を上って行く時に、階段の先を歩いている女性が一人いた。


笑顔ない、冷ややかな挨拶が、最初の出会いだった。


だがその女性も、俺と同じ立場だった。バイト先に着いてから判明したのだが、彼女も俺と同じタイミングでバイトをはじめたらしい。緊張感に溢れていたのは、彼女の方も一緒だったのだろう。


「大学生?」


「そうだよーこの近く」


「阪大?」


「そうだよ もしかして同じ?」


「俺は工学部」


「えーどこどこ?私応自だよ」


「まじかよ!?おれ電情」


「そうなんだー一回生?」


「うん この前入ったばっかり」


「私は二回生なんだーだからもう吹田キャンパスにいるよ」







ラスト(17:00~22:30)部隊で採用されたのは、全部で5人だった。


中にはすぐ辞めた人もいたけど、結局俺が知る限り一番長く働いたのは彼女であった。大学院卒業まで、働いたのではなかったのか。


気が利く、純粋な女性というのが、最初の方の彼女の印象であった。








最初にバイトが一緒になった日、帰りにコンビニに寄って帰ろうという話になった。


次のバスまで時間があったし、時間を潰すにはちょうどよかった。夜食でも買って帰ろうという提案をしたところ、快諾してくれたのだ。


だからといって食いたいものが特になかった自分は、菓子パンのコーナーをうろうろしていた。多分同じであったろう彼女も、俺と同じコーナーにやってきた。


「あ、サンミーだ」


彼女が一つの菓子パンを指さした。


「なにこれ?」


「初めて見た」


「なんじゃそりゃ笑。」


「なんかすっごいカロリー高そうだね」


「2つあるし、一個ずつ買ってみる?」


「うん、そうしよー。美味しいといいね」


その日はこれだけ買って、モノレールの改札まで見送って帰った。これからバイトでよく一緒になるのかなーなんて、ぼんやりと考えていた。


バイトでくたくたになって帰った頃に、一通のメールが届いた。


「お疲れ様、これからもよろしくね。サンミー甘いね!」


まじかよ!と思った。メアドを交換したものの、特にメールする内容がなかったから、買った菓子パンのことを話題に出そうとしてたのに。


先を、越された。


等と考えていても仕方ないので、とりあえず思いつくままに文字を打っていく。


「遅くまでお疲れ様。これ、甘いけどうまいね」


こんなしょーもないメールしかできない自分が、少々子供じみてて嫌だったが、とりあえずその日中にメールを送ることが達成できてほっとしていた。


ぼんやりとバイトの事とかを振り返りながら、ふと思った。





この子、俺と少し似ているな、と。
7月も終わりそうである 外気の温度の高さに体が悲鳴をあげていく
世間一般は夏休みに突入したのだろうか やる事がなく暇をつぶす事に精一杯になっていた過去の日々が懐かしく心の中で輝いている
この暗黒の葛藤から抜け出せない日々の中で 一体俺は何を掴みとることができるのだろう


















































というわけで日々を真面目に生きるためにバトンをやります その前に最近あったことをほんの少し書こうかな




















どうもこんばんわ あなたのスニッカーズです


さて気が付いたら7月も後半になってました みんな元気にしてたかな そうかそうか


このブログも書く事がそんなにないから一ヶ月に一回くらいが更新のデフォになってきました つまんないし更新も遅くてすまん みんな見てるのかな 見てたら「イイネ!」をクリックしてね











最近更新された八○くんのブログには俺の事が書かれまくっててニヤニヤしながら毎日眺めてます 俺のブログ紹介してくれてサンキュ 読者増えるのかな


そんなわずか数人(多分7人くらい)にしか教えてないこのブログに昨日読者が一人増えました どうでもいい報告でした けど10人もいないこのブログは書きたいこと書きまくれるからいいよね


「kwskとうっちーはドラクエ10買うのかなー」とどっかに書き込みがあったので


昨日は大阪から持ってきたWiiを箱から出して組み立ました 準備はほぼ整いました


あとはUSBハブとキーボードと無線ルーターが必要なのかな ありゃ結構足りないもん多いね 


ただ残念なことに今週金曜日は予定が入ってしまいました kwskまじごめん 土曜開始になりそう



今日職場の35歳の独身の人から


先「二人で金曜野球見にいかない?チケット余ってるんだけど」


俺「あ いきまーす」


の返事で急遽横浜スタジアムに行くことになりました やっほい


これが女の人だとドキドキしちゃうんだけどね てか男の人でも二人で行こうって言われてる時点でやばいのかな あれ









最近はやることもなくゲームばっかりしてます


シュタインズ・ゲートはすげー面白かった kwskありがとう 今ロボティクスノーツやってるけどドラクエまでに終わりそうにない これは徹夜しかないね うん


ガンダム熱も少し復帰してゲーセンにも戻り始めたこのごろ 667戦385勝で中尉☆4というまずまずな戦績


大好きなνガンダムは今作強すぎて厨機体扱いに 悲しすぎる・・・ なので最近はもっぱらフォビドゥンガンダムで狩り狩りしてます うりゃー滅殺


この前の土曜は17時間ガンダムやって頭が痛くなりました たまにはゲーセンでやろうぜ俺の相方








ところでみなさんクレジットカードって持ってますか


僕はいっつも全然買い物にいかないから20,000円いかないことなんてざらにあるんだけど ざらといってもzaraじゃないよ それは矢○マリkが好きだったブランド


今日帰ったらハガキが来ててなんと106,522円 うそだろーと思って見てみると「あー確かに・・・」となる始末


ここで一句内山俳句をよみましょう おっほん 決して風俗行ってるわけではないです 


「女の子 時間少しで 金は飛ぶ」
























































































さいなら
「出張から帰ってからの希望が欲しい」


ぼんやりと頭の中でイメージしはじめたのは、茨城県の土地に着いて一週間くらい経ってから。


アニメでもゲーセンでも友人と遊ぶのでもない、心の奥底で懇願している気持ち。 


頭の中のアドレナリンが消えない限り続く葛藤を抑えることは、いつになったら可能になるのだろう。
























「食事でも誘ってみぃや」


友人からのアドバイスを、アルコールの意識の中にいた俺は即答した。


「無理に決まってんだろ 来てくれるわけないだろ」


それでも友は言った。


「誕生日プレゼントでブランドもんやる言うてるやつがよう言うわ そんなもんあげるより食事誘った方がいいやろ」


「タイマンで飯に来てくれるわけねーだろ」


「もうそんな嫌がってる雰囲気じゃないやろ さすがに来てくれるやろ さらっと誘ってみぃや」


「俺はプレゼントあげるだけで十分だ」


「じゃあどうやって渡すんだよ」


「それは・・・」


















自信がない。


一年前、頭も心も気が狂ったように追い続けた結果、友人未満という仲に落ち着いてしまった。


声が聞きたい、会いたい。純粋で猛烈に強い欲望は、自分の女々しい行動に拍車をかけ、愛想つかされる結果を導いた。


「もう二人で会うことは、難しいと思います。。」


携帯のディスプレイ上に表示された文字が、半年経った今でも頭の中で再生される。












それでも時間が経過するにつれ、二人で会うことはなかったにしろ、


なんとなく会話ができ、メールも返ってくるようにはなった。


ホワイトデーにはプレゼントもあげることができたし、


研修の時に会った時も、二・三言会話ができた。


一年前と比較したら、電話もメールも極稀にしかしていなかったが、


仲は悪くはないところまで回復していた。


だから、誕生日にはプレゼントあげておしまい、という事しか考えてなかった。


無理に会う約束を提案して、再び避けられる結果を招くことだけは、どうしても避けたかった。






































出張から二週間後、二連休が取れて横浜に一時帰任した。


友人との飲みで仕事の疲れをとった後、部屋に帰ってからぼんやりとしていた。


「飯に誘う、か・・・」


確かに前ほど仲は悪くはないはずだ。メールを送ってみるだけでも、やってみる甲斐はあるかもしれない。


「ダメもとで送ってみるか。」


使いにくいスマートフォンで文字を打つ。そういえば、携帯を変えてから相手にメールをするのは、まだ数回しかない。


次の日仕事だからといって、寝ている時間ではなかった。パッと見、変ではない文章を作成した俺は、緊張しながらメールを送信した。


「メール、返ってくんのかな・・・」




結局メールが帰ってきたのは次の日だった。


「ごめんなさい、その日は予定が入ってて・・・」


またか、いつもと同じか。


毎度同じのパターンに慣れていた俺は、少し気落ちしたものの、半ば諦めモードだったせいかそこまでダメージは受けなかった。




やっぱりそうだよな。




これで今日また茨城戻って、仕事か。


出張が終わって再び横浜に戻ってきても何も楽しみがない未来を想像しつつ、重い足取りで家を出た。


明日からまた仕事か。現場行って、おとといまでと同じ生活が戻るんだな。気は沈んでいた。

























電話がかかってきたのは、茨城県に入るくらいの高速道路の途中であった。


「今、どこにいるんですか?」


「車運転中だ」


「え?」


「また、連絡するわ」


仕事の事を考えていた俺は平静を装ったつもりでいたが、後の車の中では電話の事をばかり考えていた。


一体、何の電話だったんだろう・・・




着信は、食事の誘いを断った相手からだった。
















































出張から帰った次の月曜日、社内メールを送信した。


「お疲れ、今日空いてる?もしよかったら飯でも食って帰らない?」


半分諦め、半分期待を持っていた俺は、どっちでもいいような気持ちで返事を待った。


前より来てくれる可能性が、高い予感がしていた。







出張の時、茨城県でメールして


「メールの日程は予定が入ってるので、今日飯行きませんか?ってことでした」


という返事をもらった時、嬉しさと申し訳無さで一杯になった。


出張から帰ったら、飯に誘おう。現地でいっぱいいっぱいの日々を過ごしながら、一つの楽しみを心待ちにしていた。












返事は、5分後に来た。


「いいですよ!ただ少し残業します」


呆気ない返事に、拍子抜けをした。


じわじわとやってくる期待と嬉しさの傍ら、不安が心から押し寄せてきた。


プレゼントと、店の場所を決めないと。


「横浜駅で、8時に会おう」


その日は、会社を定時に出た。



























一年前と、何も変わらない空間だった。


二人でよく行く店、結局彼女が食べたいもので一杯になる注文、店から歩いて50mくらいのカラオケ店。


まるで何も無かったかのような、昔と同じような会話。


時間は、二人の空間をいい方向に少し修正してくれたみたいだ。





「明日私、誕生日なんでおごってください!」


「そうなのか!?しょうがねえなぁ。」


普段絶対割り勘にしていた彼女は、誕生日プレゼントなど毛頭期待していなかったせいか、プレゼントの代わりとなるものを求めていた気がしていた。


おちゃらけて忘れていたフリをしていた俺は、彼女の笑顔を見ているだけで、幸せだった。

















「今日は楽しかったです!」


「おうそうだな、またいくか。」


「はいまたいきましょー。」


「気をつけて帰れよ。」


「はい、それじゃー。」


「あ、ちょっと待った。」


東横線の階段の前で、俺はカバンの中から高島屋の包み紙を取り出した。


「これ、誕生日おめでとう。」


「えー!いいですよいいですよ!!てかプレゼントあったんですか!?」


「俺がお前の誕生日、忘れるわけないだろ。」


「プレゼントあったなら、奢って下さいなんて言わなかったのに・・・」


「中身は、帰ってから開けてな」


「ありがとうございます!」


「それじゃ、明日また頑張ろうな。」


「はい、ありがとうございます!」










































そもそもなぜブランド物をあげようとしたのか。


普通の、それなりの物をあげたところで、人は記憶に残らない。


「え、まじで!?ありがとう!」


もらった場とプレゼントを使う時は歓喜の気持ちで一杯になるが、時間が経過するにつれ記憶が薄くなる。


特別な相手からの贈物、もしくは相当いい物でない限り、頭の中からもらった事さえ忘れてしまう。







どうでもいい記憶にされては、困る。


驚きと喜びの気持ちで一杯になり、且つ長時間使用してくれる。


「普通のものではだめだ」


金が愛の大きさを表しているわけでは決してなかったが、結果高価な贈り物をするという決断を選んだ。


少しでも、相手が俺のプレゼントで喜んでくれたら。


俺の事を、振り向いてくれるようになったら・・・






























別れて、5分後に電話がきた。


相手はビックリしていた。こんなものもらっていいのかと言っている。


あれほど帰ってから開けろよって言ったのに。なんのため高島屋の袋に入れたと思ってんだよ。


実は心配だった。高価なプレゼントを、受け取れないって言われるのが怖かった。


「それがプレゼントだ。高価すぎるなら、無理にとは言わないけど・・・」


「いえ、頂きます。ありがとうございます!」


「そうか、よかった。」














どれだけ喜んでもらったかは、想像がつかなかった。


ただ、帰ってからも、次の日も来たメールの文章を見る限り、気に入ったかどうかは彼女のドンピシャだったみたいだ。


「私、バカな幸せ者ですよね・・・」


自分をそこまで卑下する必要もないだろうと思いながら、6月26日にメールを打った。



「誕生日、おめでとう。」
六月も後半に突入してしまった 湿気の高さに体が追いついていかないようである
本格的に夏に突入しそうだ 暑い日差しと高温の世界で生きていくのに必要な体力のなさに絶望さえ覚える
この欲望の渇望が欠落していく日々の中で 一体俺は何を掴みとることができるのだろう


















































というわけで日々を真面目に生きるためにバトンをやります その前に最近あったことをほんの少し書こうかな




















どうもこんばんわ あなたのスニッカーズです


さて気が付いたら6月も後半になってました みんな元気にしてたかな そうかそうか


みんな最近何してるのかな そんな僕は今日会社のソフトボール大会でした 最後の打席で三振に終わった以外は肉をひたすら焼いてましたよ うめー


終わって帰った後はシャワー浴びてだらだら 貴重な土曜日もあっという間ですね ちーん 一年に日曜日が400日あったらいいのに















一ヶ月もブログを更新しなくてすいまそんごくうでした


実は5/30から6/23まで茨城県に出張に行ってました ただの出張じゃなくて現場での仕事かな


一緒にいる人は年配の人ばっかりで同期もゼロ 周りは田舎で土曜日も出勤 おかげでなんもやることなくてアニメばっか見てました


というわけで最近みたアニメの感想を書きます 川崎にはもう言っちゃったからここは飛ばしでプリーズ






















①名探偵コナンの映画 


なかなかおもろかった 工藤新一やっぱかっこいい
現実味と離れている出来事に「これはやりすぎだろ」と思いつつ意外と楽しめる
怪盗キッドと共同の飛空船のやつがおすすめかな
それか一番最初のやつ 最後の日付が変わった瞬間の蘭のセリフに涙を流す俺 かっくいい



②けいおん!


完全癒しのアニメ 何も頭使わずに見れるところがいいね
一期の方がギャグとテンポがよかった気が 二期の最初のOPは結構気に入りました
時代の流れに完全に乗り遅れたけどおもろかった あとは映画版みておしまいかな



③D.C.(ダ・カーポ) D.C.S.S(ダ・カーポ セカンドシーズン)



5年も前に八木くんがはまってた アニメ好きの彼の「まじおすすめやから!!」という言葉が頭の中に残ってました
ホントはクラナド見ようとしたけど近くのゲオになくてこっちを見ることに
26話中13話くらいまでは主人公の女の子のモテっぷりしか見れなくてほんとにおもろいのかなーと疑ってました
途中からがらっと雰囲気が変わってシリアスな感じに 恋愛で敗れた経験がある人には辛い感じが共感できてかなりくる
25話目のさくらの家での会話のシーンが最高 自分の好きな人が手に入らなかった時の気持ちがダイレクトに伝わってきてちょー涙
最後のDVD2枚は涙なしには見れません やっぱり音夢ちゃんが一番いいな 最近見たアニメで一番面白かった
セカンドシーズンは川崎と同意見でいまいち イフと2は見るのを検討中



④コードギアス


評判通り面白かった こっちも涙なしには見れません 最終話の大衆の前でのシーンが一番よかったかな
一話目から引き込まれる感じがいいね 



⑤クラナド


ネットで評判が高すぎるアニメ
ファーストシーズン全部見てあえなく断念 見たあとに気持ちが暗くなるアニメはまじ久しぶりすぎる
セカンドシーズンに手を出す勇気がない・・・ ヒロインに共感できないのは自分だけなのかな


























いやーこう書くと結構見てるな 4月終わりくらいから暇な時間ずーっとアニメしか見てませんでした


というわけで今回はアニメの評価で終わりとなりました なんかおもろいアニメあったら教えてね
























































以上くだらない日記でした みんなごめん







































































といわけで真面目になるためのバトン

今回もミクシーからひっぱってきたやつ シンジとやってた内山バトン

懐かしいね ってか俺の昔の日記がまだ残ってるから消えないうちに復習しておいてね





ー内山バトンー

 ルール 一人一個ずつ質問を加えて次の人にまわしてね

①名前 

 ナイチンゲール・マサヒト・うち山

②住所

 2526

③次の5人

 いねー

④好きな行為は?

 無我無心 さとりのうちやま

⑤浪人時代の思い出

 模試の判定でうそついてシンジが怒った まじごめん

⑥好きな食べ物は?

 そうめん ひやむぎ
 ボクはベジタリアン

⑦好きな言葉は?

 タバコタバーコ

⑧小田原の思い出は?

 三の丸小で燃えた数学γのテスト

⑨自分の部屋の嫌いなところは?

 部屋が汚い

⑩今一番欲しいものは?

 柔軟剤

⑪好みの髪型は?

 ポニーテール

⑫好きな女優は?

 中谷美紀

⑬異性のここに惹かれる極ポイント

 喋り方



























































































さいなら