20世紀に絶滅した動物ってどれ位いると思いますか？
なんと二百数十種にものぼるんだそうです。
突然ですが、いわまつです。
先日図書館で借りて読んだ本がありまして。
「失われた動物たち 20世紀絶滅動物の記録」
毛皮や角の為に乱獲したり、ハンティングの標的として遊びで撃ったり、家畜を襲うと決め付けて排除したり。その結果滅ぼされてしまった数多の生き物達。
その時代にはそれが普通だったり生活の為に必要だったりしたのかもしれませんから、当時の人々を単に責める事も出来ません。
しかし滅びの原因の殆どが人類である事は事実。
やりきれない気持ちになりました。
この本は基本的に見開きで一つの生物を取り上げ、１ページにエピソード、もう１ページにはイラストが載っています。それぞれの話が長すぎないので用事の合間や休憩時間に一つだけ…等、非常に読みやすいです。
そして何と言っても文章が素晴らしいのです。
ぐっと迫って来るような、生々しさを感じさせるような。まるでその時代その現場に居合わせているかのように思える文章で、次々と読み進めてしまいます。
今は存在しない生き物達の話。
興味を持たれた方は是非読んでみて下さい。
…という事で、お勧め図書の紹介でした！
今回こそは食べ物以外の記事に出来たーっ！笑
次回はまた食べ物の記事に戻ります。きっと！
いわまつでした(￣∀￣)