2010年10月15日 金曜日。
(因みに予定日は10月24日でした
)
6:00頃~
下腹部痛で目が覚める
なんか今までと違う痛み
もしかして陣痛かも
っと…前にとった陣痛チェッカーというアプリ
で陣痛の間隔をチェック。
なんと10分間隔
でも、まだ半信半疑。
もし陣痛なら…と思ってシャワーを浴びる
7:00頃~
旦那のお弁当を作り始める。
痛みの度にフリーズ。
旦那起こして朝ご飯だして…フリーズ。
『なんか生理痛より痛いかも…陣痛かな…これが前駆陣痛ってやつかな…わかんないよ~
』
っと言いつつ、いつもの倍の時間かけてお弁当作り終了。
すでに8~7分間隔。
アプリ
なんか使って間隔計ってたせいで余計、半信半疑。
8:00頃~
旦那に“いってらっしゃい”をする。
だんだん痛みが増してくる。
こりゃぁ痛みもおさまらないし陣痛かもしれない…と、ここでやっと病院に電話すると
『とりあえずモニターで陣痛かどうか計ってみるので来てください
』
と言われ、入院準備をバッチリしてお母さん(血の繋がりのない義理の母)に病院まで送っていってもらう。
私より母の方がソワソワしてるせいかやたら話かけてくる。
しかし、痛いからあまり答えられない。
9:00頃~
病院到着。
まずはNSTで陣痛の間隔などをチェック。
どうやらホントに陣痛がきてる様子。
婦長さんが陣痛おかまいなしに質問責めしてくる。
どこに住んでるの?
旦那さんの番号は?
もう一人誰か連絡先教えといてくれない?
あっ…今、痛いね~吸って~吐いて~深呼吸ね
んっと~旦那さんは立ち会い?
職場はどこ?
今日、何できたの?
etc…
ホント勘弁して下さいって感じだった。。。
NSTの後は院長先生による内診。
『まだ2cmしか開いてないねぇ~初産だし陣痛来てるけど後6時間はかかるよ
どうしよっかな~このまま入院してもいぃんだけど…1回帰ってまた3~5時に来て
んで帰宅したら家事やったり動きまくって
ぢゃないと進まないから
』
との事…
『6時間もこの状態なんて耐えられるかな…
』
っとポロッと弱音はいたよね
笑
10:30頃~
帰宅すると、いつの間にか激痛に変わってる
でも家事しろって言われたから今日やろうと思ってた洗濯をしようと思い、洗濯機に洗濯物を入れ洗濯機の電源を入れると…
キタキタキタキター
激痛。
とりあえず横になって深呼吸。
陣痛チェッカー
が信憑性がとてもあるとわかったので
を使って間隔チェック開始。
細かい間隔の強い陣痛で動けず洗濯機になかなか洗剤が入れられない。
11:00頃~
洗濯を始めたはいいが細かい間隔の強い陣痛のせいで動けない。
朝ご飯とお弁当作りの洗い物をしようと台所に行こうとするが激しい腰と腹の痛みで全然動けない。
しかも暑いのか寒いのかわからなくなる。
間隔を見ると…
6~3分に。
えっ…
先生は、あと6時間はかかるって言ってたから、まず最初に陣痛チェッカーを疑う。
でも本気で痛くて動けない。
病院に電話。
すぐに病院に行く事に。
病院まで行く車の中ではとにかく深呼吸
11:40頃~
病院到着。
まずは内診
『ん~…4cmだね
』
内診の後は病室に行き、一通り説明されるけど痛みで何にも頭に入らない
『旦那さんにそろそろ電話した方がいいかも
』
と言われたが、痛くて電話もできない
母が代わりに電話をしてくれる。
着替えをして陣痛室もどきのベッドの上に移動して、NSTを付ける。
もぅここからは時間とかわからないっ
笑
とりあえず、ものすごい激痛
深呼吸もだんだんできなくなるほど痛い
もぅ腰が砕けそう
だけど静かなお産を目指していた私は“痛い”とは絶対言わない。
痛いと言ったら負ける気がしたから言わなかった(笑)
あれよあれよと子宮口8cm
旦那が間に合わない気がして電話した
『早く
自転車ぢゃ間に合わないよ
(う゛ぅ~
数秒、陣痛で喋れない
)もぅそこからタクシー乗って来て
生まれちゃう
切るね
』
プーップーッ…。
私はこの時点で旦那はもぅ間に合わないと諦めた。。。
みんながいきみたいのにいきめないってのがわかってきて、助産師さんに
『いきみたいんですけど
』
って言ったら、子宮口調べて
『あぁ~もぅ全開だわ
次の陣痛の後すぐ分娩台にあがって
』
と言われ、
『今がチャンスです
』
と気合いで助産師に言って分娩台へ。
しかし…
旦那は来ない。
何回もいろんな助産師さんに
『旦那さんまだ?間に合わないかもねぇ~』と。
助『どうする?旦那さん待つ?』
私『無理
待てない
』
助『じゃぁ次の波でいきんでいいよ
』
えっ…
今までいきませてくれなかったのは、旦那を待ってたからなの…?
っと一瞬悲しくなる(笑)
助産師さんに合わせて深呼吸→いきむ→深呼吸→いきむの繰り返し。
分娩台の上では“痛い”を連発
我を忘れてました
笑
あっという間に頭が見えてきた
遠くから
助『旦那さん来ましたよ~
』
っと聞こえた。
助『ん!?家族に電話!?早くしないと生まれちゃうよ
』
って…
旦那さんよ…電話なんてしてないで早く来てくれ。
私は助産師さんの呼吸に合わせるので必死
旦『頑張れ
』
助『今、話しかけちゃダメ
奥さんの酸素マスクおさえてあげて
』
旦『…(マスクおさえる)』
そうこうしてるうちに…
12:56
オギャーッ
《2784gの元気な男の子誕生》
私『生まれたね
』
旦『間に合った(笑)』
感動の涙とか一切なかったよね
笑
なんていうか…
むしろ間に合ってないしね
酸素マスクおさえただけじゃんっ
笑
さすが私の旦那だと思ったよ
笑
よく陣痛中に腰をさする旦那さんに“そこぢゃない
”“あっちいって
”とか言っちゃうって話しを聞いてたけど、大事な時にひとりぼっちでした。
一人であの陣痛に耐えた私はえらいと思いました
笑
そんな感じで分娩台にあがってからは30分ぐらいで生まれたみたいです
会陰切開も裂ける事もなく生めたし出血も少なかったらしく
『初産の方でこんなに超安産なの久しぶりに見ましたよ
すごいねぇ
』
と婦長さんに言われ。
他の助産師さんにも
『すごい安産だねぇ~こりゃぁ早いわぁ~ビックリ
』
って
院長先生が
『普通の人の3分の1の速さだよ
』
って言ってたらしい
笑
何人もの看護師さんに2人目は(早いから)気をつけて。シャワーなんて浴びてたら家で生んぢゃうからって
笑
そんな感じで回復力も普通ぢゃなかったらしく驚かれました
笑
すんなりでてきてくれた我が子に感謝です
長くなっちゃったけど、こんな感じかなぁ~
思い出すとまたお腹痛くなりそうだよ
笑
めっちゃ痛かったけど、生まれた子どもと会えた瞬間すごい幸せな気分になりました
これからは家族3人で仲良く明るい家庭にしていきたいと思います