天王星、海王星、冥王星の3惑星のことをトランスサタニアン(外惑星)と言います。
実はトランスサタニアンは公転速度が遅いが故に、個人の人生に与える影響がかなり強く反映されるようです。
今回のサンプルの方は、天王星が6ハウスに入宮するときに
29年勤められた会社を退職されました。
天王星…離れる、急に、
6ハウス…仕事
サンプルの人にはキーワードそのままのことが起ってしまいました。
しかも、天王星が6ハウスに入宮するときに
ネイタル火星とトランジット海王星がスクエアを形成していました。
このアスペクトは「退職」を意味することもあり、
ここまでくると、この退職は運命だったとしか言いようがないと思われます。
ちなみに、サンプルの人は29年勤めた会社を退職した後、
半月だけお勤めした会社がありました。
半月だけお勤めした会社を退職された時のアスペクトは
オーブがありながらもネイタル火星×トランジット海王星のスクエアはまだ形成されていました💦
その後、サンプルの人は
単発の派遣で今の会社に勤め出しました。
今の会社に勤めだした頃も、まだネイタル火星×トランジット海王星のスクエアは形成されていました。
そして、今年の3月にサンプルの人は、今の会社で正社員になりました。
その時のアスペクトは
ネイタル火星×トランジット海王星のスクエアは解消され
代わりに、
ネイタル金星×トランジット木星、天王星のトリンが形成。
ネイタル土星×トランジット木星×天王星のコンジャンクションが形成されていました。
金星…金運
2ハウス…金銭
土星×天王星…新旧交代
木星×土星…コツコツが幸運
木星×天王星…棚ぼた
6ハウス…仕事
上記に上げたキーワードだけでもう何が起こるのか分かりますよね。
サンプルの人は、仕事を表す6ハウスと金銭を表す2ハウスの惑星がトリンを形成したから、その惑星が表す事柄に作用したのです。
サンプルの人は、過去に退職アスペクトである
ネイタル太陽×トランジット海王星のコンジャンクションが形成された時も29年勤めた会社を辞めず、
そして、ネイタル天王星×トランジット天王星のオポジションが形成された時も29年勤めた会社を辞めませんでした。
そう💡それらのアスペクトが形成された時、
ネイタル太陽×トランジット海王星のコンジャンクションは
5度前ルールを採用すれば4ハウスで形成され、
ネイタル天王星×トランジット天王星のオポジションの時は5ハウスで形成されました。
4ハウス…家
5ハウス…恋愛
アスペクトが形成されたハウスが仕事とは関係がないハウスだったのでサンプルの人は退職しなかったんだと思われます。
ですので、ここまでの検証でハウスの影響ってかなり強いものだと、いるるは思いました。
1つの惑星からは複数の意味を持つので
精度を上げるためにも
アスペクトだけではなくてハウスも加味して
ホロスコープはリーディングすることが望ましいですね。
いるる
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