今月から、『要約筆記者養成研修』という講座を受けています。要約筆記というのは、聴覚に障害のある人に、音声の情報を要約した文字で伝えるというもので、その仕事を担うのが要約筆記者です。
要約筆記者は、会議や講演会などで話されている内容を聞きながら、その場で要約して紙に書いたり、パソコンで打った文字を映し出したりして情報伝達を行います。
この講座では手書きコースかパソコンコースのどちらかを選ぶようになっており、私はパソコンコースを選択しました。
なぜこの講座を受講したかというと、ここ数年、「人権」とか「平等」とかについて何となく考えることが多くなっていることがそもそものきっかけだったように思います。女性であるがゆえの不平等、マイノリティであるがゆえの不平等、障害があるがゆえの不平等、経済的に困窮してるがゆえの不平等、などなど…。
そんなことをいろいろ考えることが多くなってきた時に、たまたまこのブログに出会いました。
とても考えさせられました。
そして、社会的弱者であるがゆえの不利は、なくしていかなければならないと強く思うようになりました。
そんな時に見つけたのが、群馬県で募集していた要約筆記者養成研修。ちょっと考えましたが、すぐに受講を決意しました。
講座の時間は夜だったのでダンナさんに相談したところ、快く承諾してもらえました。講座のある日は、ダンナさんが子ども達の宿題を見て、夕食を用意して、歯みがきの仕上げ・お風呂の世話をしてくれます。有難いです。
これまでに二回、講義がありました。その内容についても、今後書いていきたいと思います。