真夏の貧血について ①

こんにちは。京都は暑い日が続いています
いつも日焼け止めを塗っているのですが、
毎日の通勤でうっすら焼けてきているのが悩みです。



 さて、真夏の暑い日に、貧血かな？と思うことは
ありませんか？貧血というと なんとなく寒いときになってしまう

イメージがあるというか、暑い日になるイメージでは

ないですよね。

でも実際は気温が25度以上になると、

人間は血液が薄くなるように出来ているのだそうです。

暑さによって体温が上がると、体は熱中症に備えようとして、

手足の末端まで血流量を増やしてしまおうとする、

いわば体の適応能力なのだそうです。

 気温が暑いとなんとなく、血液が濃くなるような

イメージを持つ人が多いようですが

実際はそのような理由で薄くなってしまうので、普段から
貧血になり易い人は夏場は特に要注意なんです。

通常、成人で１日に約１mgの鉄が汗や尿などから排出されます。

汗を多くかく季節は特に、食事などで充分な鉄分の補給も

心掛けなければならないというわけです。

暑いと、普段よりも食べる量が減ったり、食事を簡単な物で
済ませたりするというのは、本来必要な栄養素が
充分に取れない事にも繋がります。

夏場、暑さで食欲が落ちる自覚がある場合、

食事の内容にも気を使う必要があります。

そして 夏になると血圧も下がり気味になり、

重力に逆らって頭へ血液を送る力が弱くなって
しまいます。

頭へ血液を送るチカラが弱ければ、血液不足で

脳が貧血状態になります。これを『脳貧血』といいます。

夏になると血圧が低すぎてこの脳貧血が起こりやすくなります。

 脳貧血と貧血は似た名前をしていますが、 

この二つは原因からして全く別のものなんです。

脳貧血の特徴としては急に立ち上がったり

起き上がったりなど頭の位置を動かした時に症状がでやすいということ。 

小学校のころ校長先生の話で長時間立っているときなどに

倒れそうになったことはありませんか？ これも立派な脳貧血の一つです。

また、暑さと低血圧以外でも脳貧血が起こりうる原因として

自律神経の働きの低下が考えられます。

血圧が下がっても自律神経が血圧を調節することができれば

脳貧血は起きません。

いかがでしたか? 

次回はその予防策や対処方法などについて

書いていきたいと思います。

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