昨日のブログの末尾でちょっと触れた、東京ヤクルトスワローズのファンとの軋轢「赤い傘問題」ですが…
考えてみれば、今日、神宮での試合ですよね…
なので、これも機会かと思い、ブログに書いてみようと思います。
まず、ブログタイトルになっているハッシュタグ『#赤傘こう思う』これは何か?と言いますと…
この赤い傘を巡っての、広島東洋カープ球団の余りにも不誠実な対応に、怒りの限界を超えてしまったスワローズファンが、ツイッターでこのハッシュタグ使ってカープ球団の横暴を訴えているんです。
オイラが、「赤い傘問題」に触れる気になったのは、このハッシュタグ「#赤傘こう思う」を辿って行ったところ、スワローズサイドからの視点で、この問題に触れる事が出来たからです。
もうね。酷い事この上ない。
カープ球団は、やるべき事をやってもいないし、増してスワローズファンの怒りに火を注ぐようなことまで平気でやっててね。
カープ球団の傲慢ここに極まれり!
って感じで…本当にげんなりしたのですが…
正直カープ球団の悪行は、あんまり触れたくないのです…
ですが、カープファンとしては、ハッシュタグ「#赤傘こう思う」に出合った以上、これを拡散する義務があると思うのです。
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まず、状況を整理したいと思います。
「赤い傘問題」発端は2015年に始まった、カープの「赤いシリーズ」です。
Q:「赤いシリーズ」とは何か?
A:対戦球団が応援で使用するグッズをモチーフとしたカープカラーの赤いグッズを対象試合の来場者全員にプレゼントする企画。
具体的にはこちら。
巨人:赤いタオル
中日:赤いドアラの耳
ヤクルト:赤い傘
阪神:赤い虎耳カチューシャ
初年度は、4球団で実施されました。
DeNAがありません。噂では「I☆HIROSIMA」タオルを作ろうとしたけど、DeNAサイドが頑として許可を出さなかったとか…
で、この全員配布プレゼント。カープファンにはまぁ受けてたのですが…
ビジターファンからの受けは最悪「なんでもかんでも赤くしてるんじゃねぇ!」
そもそも「掟破り」と明言されていたし、DeNAの参加が無い時点で企画倒れのこのイベント。
だれもが「一発ネタ」だと思っていたのですが…
2016年。赤いシリーズ第2弾の開催決定。
西武;赤たてがみ
ヤクルト:赤い傘
DeNA:赤い星のカチューシャ
ここで何かおかしい事に気づく。
そもそも「赤いシリーズ」は「対戦相手の応援グッズをモチーフとしたグッズを赤くして使う」というイベントの筈です。
この条件を満たしているのはヤクルトの「赤い傘」だけ。しかも…ヤクルトだけ2年連続です。
ただ…どうにもしょっぽいこの企画。もう、次はないだろう…と思っていたのですが…
2017年。赤いシリーズ第3弾開催。
この2017年の赤いシリーズは詳細を省きます。
というのは…
あまりにもやる気のない下らんグッズしか出してこなかったからです。
あと、この頃になるとチケット入手困難問題が発生し、たとえ欲しい様なグッズだったとしても、手に入れる手段がないというのが実情でした。
問題は…
ヤクルトの傘を3年連続で出してきたこと。
さすがにこれには、我々カープファンも疑問を感じた。
なぜヤクルトだけ3年連続なのか?
こんな事をしたら、スワローズのファンは激怒してしまう事は容易に想像がつく。
いくらなんでも…
…これは、カープファンから見た感想です。
実の所「#赤傘こう思う」から色々辿ってスワローズファンの心情に迫ってみたら。
スワローズファンは2回目の時点でもう既にカープ球団の悪意に気がついていた。
で…実は2回目と3回目の間で、ヤクルトサイドとカープサイドに、ひと悶着あったんです。
このひと悶着に、なんで我々カープファンが気がつかなかったのか?
「カープ球団がガン無視決め込んだ」のが原因です。
だから今になってスワローズサイドがら真相が判明するのですが…
さて。
2017年。連覇を成し遂げたカープ。
オフの連覇記念号で、カープの松田元オーナーのインタビューが掲載されました。
このインタビューで、松田オーナーは、この「赤いシリーズ」の件に言及します。
「相手球団をからかう形でやろうという話になったんじゃ。(中略)からかいよるのはわかってくれてるとはおもうけど。赤い傘なんかも、こっちが降っちゃれや…とやるようなかんじで」
(イベント実施前に相手球団に内容を伝えているのか?という質問に対し)
「言うよ、社長に。こういう形でやるけんねと。それは仁義じゃけ。普通は嫌がられん。ヤクルトは嫌がるんじゃ。あれは応援団がやってるんで、応援団から苦情がくるらしいわ」
…
オーナーが広島弁丸出しで気楽に話してますが…地元の人間しか見ないとでも思ったんでしょうか。
あるいは連覇してご機嫌でついつい本音が出たか。
まず、この赤いシリーズは「相手をからかって」やっているそうです。
まあね。そりゃそもそもが「掟破り」なんだし、からかうのが基本の企画なのは分かりますが…
三年連続でヤクルトファンをからかっておいて「からかいよるのはわかってくれとるとは思うけど」って、いくらなんでも無神経に過ぎます!ちょっと常軌を逸しているような気がするんですけど、オイラの気のせいでしょうか?
そして更なる超問題発言が。
「ヤクルトは嫌がるんじゃ。」
この発言なんですよ、大問題なのは。
さっき少し触れましたけど。
「2016年の2回目の赤いシリーズと、2017年の3回目の赤いシリーズの間に、ヤクルトサイドとカープサイドにひと悶着あった」
これなんですけど…
これは「#赤傘こう思う」のハッシュタグ辿って、スワローズファンの主張を見て見つけたのですが。
とあるスワローズファンが、ヤクルト球団に対して「カープ球団のやっている「赤い傘配布」を止めさせることは出来ないのか?」と問い合わせたそうです。
答えは…
「去年(2017年の3回目のイベントの前)に、こちら側としては、ファンが不満を持っているという事をカープ球団に伝えたのですが、カープ側が開催した。主催はカープ側である以上、これ以上のことは出来ない」みたいな事を言われた、らしい。
これが果たして、事実なのかどうか?
間違いなく事実です。
裏付けは取れています。我らが松田オーナーの発言。
「ヤクルトは嫌がるんじゃ。」
松田オーナーは、ヤクルトサイドが嫌がっているのを知っているんです。
その上で「相手をからかう」目的の赤いシリーズで、ヤクルトスワローズをからかうべく「赤い傘」イベントを強攻開催した。
…これは、2017年度の話です。
そして2018年。
松田オーナー率いる広島東洋カープ球団は、嫌がるヤクルトスワローズ関係者を今年もからかうべく、赤い傘を配布するのであるっ!!!
…
嫌がってるの知っててからかうのって、人間として最低ですよ。
つまり。
俺ら広島東洋カープ関係者は、完全に悪役になってます。
これね。
まだヤクルトスワローズのファンは、優しいんです。
ここまで一方的に酷い仕打ちを受けていながら「悪いのはカープ球団で、カープファンではない」という理性的な発言を行っている人の方が多いんです。
だからオイラは、ハッシュタグ「#赤傘こう思う」を辿りながら、カープの悪口に耐えられました。
もちろん!
「今やジャイアンツよりもカープの方が嫌い」
「カープだけではなく、広島という土地そのものが嫌いになった」
という、読んでいて、心が痛む発言も多々あるのであり…
そんな訳なので。
この話、続きます。
次回は…
「なんでここまで松田オーナーはヤクルトスワローズをからかおうとしているのか?」
オイラには…心当たりがあります。