「01」ビビッと!バビディブ~「一週間で基礎レベルへの成長」11:30~11:45「04」
最終参戦:2021/11/27:『夢壊瞬話:知名度の理解&専門性の追究』
熱量、積極性という面では大幅に改善されている。先週観た横浜ランドマークホールと比べて、一層と歌唱比率音量が弱い会場なのか、歌声がほぼ聴こえてこない。この感じだと、後続で強力なアイドル、スパガやAppareも苦戦しそうだ。にしても、想像以上にスタンディング多いじゃないか。サイリウム持ちも多いし、前回参戦で悪目立ちしていた赤一辺倒じゃないのがいい。そこはヲタクも気持ち入れ替えて応援頑張っているのだろう。まあ、別に実力派でもないし、今の時代を捉えた戦術展開でもないし、となると、古き良き地下アイドルの攻め方、いわゆる専ヲタとの一体感、親密さでアイドル人生を送っていくのが定石だろうか。
よくよく考えたら、先週はあまりにも酷評しすぎた気がする。いや、でもあの冷めたフロアを前にしたら仕方なかったかな感。そして今回は、これに反してスタンディングでまともにステージが見えないぐらいだ。隙間から観えるパフォーマンスの限りでも、やっとライブアイドルとしての土台、基礎的なレベルが出来上がってきたのかなと思う。あとは、ここから地道に場数や実力を積み上げていく感じだろうか、もしまともにライブアイドルとして生きたいのならば、の話だが。今や、地下アイドルは様々な生き方ができるし、活動展開が可能だ。どうこれから生きたいのか、経験を積みたいのか、というのは、運営とちゃんと話し合って決めていただければ幸いだ。そして、運営はその要望に応えられるような柔軟さがあってほしい。それこそが、真にアイドルを活かす、少女たちをアイドルへと昇華させる鍵なのだから。
最後の楽曲、テイスト的には沸きなんだけど、音楽としての深さに欠けている。それは筆者に限らず、沸く方たちも暗黙的に感じているのか、明らかにサイリウム量も動的活気もかなり低減している。おそらく、活動初期からやっている楽曲なのだろうか、明らかに慣れた感じのステージングだが、だからといってフロアが同程度に楽しめるとは限らない。これも柔軟性、時代にある程度即したプロデュース展開が必要で、古参曲を鉄板から外して新曲に摩り替えてイメージ刷新させてくるのが筋だろう。この感じだと、持ち時間10分でトリ外した方が全然よかった。まったく、煽りが五月蠅い。思わずEnterキーを力強く叩いてしまった。



「02」iSPY「特徴の無い無難な戦術=無生物」11:45~12:00「06」NEW!!
まさかのビビバビよりもスタンディングが少ないという現象。きっとスパガ待ちの観客が多いのだろう、と直後にワクワク感は残しておこう。
初手のフォーメーション展開、ダンス展開がかなり力抜けていて良い。そこにふんわりとした不明瞭な歌唱で、戦術としては間違いないんだけど、直前で高低差激しいライブ、フロア展開だったので、同程度に何かリアルタイムな収穫があるかというと微妙なところだ。筆者からすれば、無難な戦術は冷めてしまうものだ。この整った感じだと、生ライブよりかは配信ライブの方が活きる気がする。声量はあるので配信にも耐えられるので。ただ、正直、配信でもパッとしない印象が強く残ってしまう気がする。まあ、まだ1曲目だし。ここから本グループ特有の魅せ方が出てくるのだろう。ただ、こうしたグループはプロデュース面で良い反面教師になる。結局、私たちが惚れるのは完璧な偶像=無生物ではなく、アイドルを演じている人間なのだから。嗚呼、サビの高音の裏逃げがひどい。脳が退屈だと欠伸している。
MC。あと、アイドルとしての熱量というか、本気でここにいる人たちに知ってもらいたい、好きになってもらいたいという意志が感じられない。11月10日にデビューしたばかりのアイドルグループということで、対バン2組目の出演で緊張感が強い表れなのだろうか。
2曲目はかっこいい感じの楽曲ではあるが、全体的にかわいい感じの声色しかできていない+歌唱力が全然高くないので、楽曲を活かし切れていない感が強い。仮に未熟さ、フレッシュさで攻めたいと考えてみても、それこそ直前出演のビビバビの方が良かった。なんだかイライラしてくる。綺麗事に繕ったライブで、山野ホールほどに広いステージに立つということ、なんだかファンというのが簡単に釣れる存在だと蔑まされているようで。落ちの歌唱も全然だし。まったく、アイドルファンをここまで嘗めてくるとは。腹立たしい。
最後はタヲル曲らしい。ここで沸き曲か。1曲目、2曲目と無生物感強かったので、ここで一体感で戦うような沸き曲はアイドルがなんなのか解っていないプロデュースだと強く不安視してしまう。んー、ここまで偶像化したアイドルが好きな人もきっといるのだろう。となると、筆者のアイドルプロデュース戦術に対する知見が浅い結果なのだろうか。まあ、百歩譲って理解できたとしても、共感はしたくない。それならまだ、技術無くても人間味で勝負させたい。そこを喪わせるプロデュースはしたくない、きっとそれは人として殺めてしまうことに等しい、もしくは悲惨なラストを生んでしまうだろうから。とりあえず、フロアはそこそこ沸いているからいいか。
なんだか、こうした戦術でもファンがいる、沸いてくれる人がいるって見ると、アイドルプロデュースって何しても愛され得るんだな。。。



「03」SUPER☆GiRLS「前半の高揚感を見事に削ぐ後半のセトリ展開」12:00~12:25「09」
最終観賞:2021/7/23:『プロの在り方を学ばされた、真夏の耐久観賞。』
さて、まさかスパガをライブ会場で生執筆する日が来るとは。やはりスタンディングは想像していたほどの多さだ。生音、煽りから既に良い声量だ。前回の配信ライブのリアルタイム執筆ではかなりの高評価だったが、果たして。
初手歌唱からかっこいい感じで展開。迫力ある歌唱!いや、これはさすが!!隙間から観えるダンスは安定感えぐいし、そんなに場数踏んでいないのにライブアイドルと呼びたくなるような完成度の高さ。サビの難しいメロディー展開も見事に歌えている。複数歌唱は綺麗に混ざっているし、ソロ歌唱では声量良く戦えている。2番初手のメロ落として展開の歌唱も声量音程共に素晴らしい。サビ含め難易度高過ぎるダンスも堅苦しさゼロで踊れている。もはや自明な議論しかないのだろうが、いや違う、多々アイドルを見て、一周戻って彼女たちの実力の高さを再認識するのだ。その方が一層と感動も増すものだ。方向性に沿ったキレ調整も全く、プロの領域だ。
赤い情熱。初手の歌唱展開は確かに難しいが、Aメロのあみた歌唱を現メンバーで見事にクリアしてきている。B展開も良い。オリジナルの良さを残している。サビ直前の吐き進めも良い。サビの伸びる歌唱も申し分ない仕上がりだ。2番はどうしてもマンネリ化してしまう楽曲だが、ここは完成度キープでちゃんと仕上げてきている。2番サビ直前が若干甘いか。サビの支え合って~の難しい声色も、こう現体制で魅せてくるかと良い発見。Cメロの赤担当の歌唱が声飛んでて勿体無かった。ただ、ここまでかなり高いレベルでの評価なので、普通のアイドルだったらここまで集中して細かく見ない。いや、どうにか人間レベルに戻った感がしてむしろ安堵。
あれ、3曲目が聴いたこと無い楽曲だけど、初手歌唱が声量弱すぎやしないか。これ、赤い情熱の直後だと弱い感じがするので、3曲目で情熱、4曲目で今のやつ、といった感じで一つ後ろにずらすのが良かった気がする。もちろんダンスの完成度は同等に素晴らしいのだけど、存在感が半ば消えつつある歌唱パフォーマンスというのは、彼女たちの実力もあるのだろうけど、むしろセトリ展開に問題がある気がする。スパガは良い楽曲たくさんあるんだから、誰を据えてどのタイミングで魅せる、引き立てるのかはちゃんと考えてもいい気がする。既に時遅しかもしれないけど、集団よりも個々人を引き立てるプロデュースをそろそろ見てみたい。
4曲目はスパガらしい明るい楽曲だけど、キラピュアパワーの初手の歌唱音程がなんかずれてる気がする。Aの声量差も改善したい。Bの肝心な箇所も歌唱力微妙だし。サビ煽りでどうにかしようとしている感がスパガらしくない。たぶん突き抜ける高音が弱いのだろう、グループ全体として。あとは純粋に楽曲連続でのパフォーマンスに耐えられるようなレッスンを積んでこなかったか。知らないよ。持ち時間ちゃんともらっているんだから、それに応えられるようなレッスンを積んでほしい。いや、本当に勿体無い。この楽曲はもっとフロア沸かせられる魅力があるから、それが実際に引き出せていないのは、もはやフロアから目を背けたくなる。やっぱり、こういったところで旧体制を懐かしんで縋ってしまう所以なのだろうか。嗚呼、あの時代に戻りたい。スパガがもっとキラキラしていた時代に。
マイナスに高低差激しくセトリ展開、よりも、実力展開させられたので、正直5曲目を執筆しようという気が起きない。壇上の足掻きに反して、動的に冷めたフロア、活気が地蔵と化したフロアを一瞥して執筆終了。



「04」Appare!「幸せな空間を創れた者勝ち」12:25~12:50「07」
最終観賞:2021/7/23:『プロの在り方を学ばされた、真夏の耐久観賞。』
スパガで執筆面でも、フロアの活気面でも不完全燃焼だったので、期待高きアイドルで上書きしてほしい。
なんだか控えめなSEでぬるっと始まった。おおお!!前方のスタンディングの多さ!歓喜!これ、活気は間違いないでしょ!
1曲目はアッパーに攻めてくる。フロアの盛り上がりも良いじゃないか。ってか、スタンディング量、スパガと同じぐらいじゃないか。もちろん、事務所力や歴史ではスパガが勝るんだが、その反骨心というか、やりたいライブやアイドルを全力でやる、それが凄い感じられる。きっとフロアもそうだから、推しありきかもしれないけど、応援したいように応援する、もちろんルールやマナーは守ってではある。そこが昔とは大きく違うところで、一つ聡いフィールドで、互いの立場で真面目に謳歌する、そのスタンスがとても良い。活気あふれる壇上も素晴らしい。全然楽曲に負けていない。確かに表現者として成されていて。
思わず2曲目初手で一緒に手拍子をしてしまった。あれは応えるしかなかった。それにしても、ライブへの関心が凄いエネルギーで、それも良い。ちゃんとライブを観よう、楽しもうという気持ちが伝わってくる。結局、推しを愛するため、とかいうただの偶像愛情だと限界があって、それなら正直、アイドルじゃなくてもコンカフェとか最悪一般女性でもいい。そうではない、そこに音楽やライブがあるからこそ、私たちはアイドルにこだわってしまうのだと。
お気に入りの楽曲がきた!思わずガッツポーズ。いいなぁ、この楽しい空間、創れた者勝ちだ。サビで拳あげるところも想像していたより多い。ってか、ふと女性ファンも目に入って、そうか性別問わず愛されているのかと半ば感極まっている。マンネリが想像されるタイミングで適切に煽っているところも良い。なかなかエネルギー消費多い楽曲、かつ持ち時間的にも中盤でしんどいはずなのに、パフォーマンス落とさずにライブできている。Cメロから落ち、ラスサビの展開もそれほど悪くない。特にCで後方でケチャ拝めたのが大きい収穫だ。あの純粋な愛をどうか絶やさないでほしい。いやはや、生で現場を見れてよかった。しみじみ。
明らかな沸き曲でマサイとかスタンディング出てきたし、筆者もそろそろ沸くか。



ここで一旦休憩。たぶん生執筆してもプラス収穫無かったし、フロア外(会場内)で時間潰して正解だった気がする。
プラス調整は10分間だけど、押したことで実質5分。後続も十分に強い。良い意味で休めなさそうだ…。。。



「06」綺星★フィオレナード「終盤までブレないパフォーマンス」13:25~13:50「08」
最終参戦:2021/5/23:『差質改歌:直接ライブならではの戦い方と実力:後編』
ほう、SE変えてきたじゃないか。スタンディングも普通に多い。この数的に山野ホールほどの広いホール会場で正解だった。やはり広々と楽しんでなので。
初手でテクノ歌唱で攻めてくる。楽曲開始数秒でフロアの活気も抜群だ。そのスタンディングの多さ、動的活気も合わさって、ステージがほんの少ししか観えないが、この方がいいじゃないか。ヲタ芸打つ者も散見されて、特殊な活気が許されるのもまた、本現場の魅力と言えるのかもしれない。にしても、拠点は東京ではないので、それでもこの愛されよう、素晴らしいじゃないか。メンバー入れ替えは多々あったが、褪せない現場熱だ。コロナ禍もあったわけだし、もしかしたら活気は戻ってこないのでは感もあったけど、それなら前回の参戦で担保されているし、時代の変化にブレない逞しさがある。精神的な強さ、タフさと呼ぶべきだろうか。
ここで作品的テイストな楽曲がくるか。良いセトリ展開じゃないか。肝心なのは、決してスローテンポじゃないことだ。スタフィオなら確かにここはテンポ落とすべきではない。そうではなく、女性としての美しさ、大人っぽさ、清楚さで勝負するようなアイドルであればここは逆にテンポ落とすべき。いずれにしろ、このセトリ運びは秀逸。それにしても、メロディー遷移が心地いい。これがもし事務所弱いアイドルであれば、本楽曲をありきたりで済んでしまうのだろうが、事務所知名度をも活かす楽曲のように感じられる。あとはキラフォレではなくスタフィオが表現することに意味がある。2番サビ直後に間髪入れずにCメロ展開、からの間奏の構成も良い。落ちの歌唱力でもアイドルな歌い方と考えると全然アリだ。ここもメンバー配置秀逸。やはりいつ参戦しても良いプロデュースで魅せてくる。
MC。おっと8人か。多くするとしてもこれぐらいが限界だろう。二桁にしたらごちゃごちゃしてしまう。木咲さんもいる。懐かしい。よくYouTube動画で観ていたような感じも良い意味で払拭されている。配色押し出して、衣装としても華やかな今の方が良い。
3曲目で沸き展開。前奏のダンス、そして初手の歌唱も良い完成度、演じようじゃないか。その表現の本気度はしっかりフロアに伝わっている。サビの手上げるところも多い反応じゃないか。2番Aの表現、歌唱も良い。Bで一気に上げる必要あるけど、そこもクリアして、サビ直前の嘘なんだでリセットさせる。どのメンバーも見事に仕上げているじゃないか。Cメロの力強い歌唱も誰もすごい仕上がりだ。落ちは紫→ピンクと無難な配置だけど、これぐらいがいい。冒険は過度にしない方がいい。
4曲目でこれということは、あの楽曲はさすがに来ないか。あの世界観は危険だからなぁ。話を戻して、4曲目までくると出番時間的なマンネリが来るはずなのだが、フロアの熱気がブレない。やっぱりキャッチーな楽曲、プラス自然に沸ける雰囲気というのが強い。もちろん、ライブの完成度、プロデュース技量などもあってこそなので、結果として表れる現場様相、これを一朝一夕で仕上げるのはまず無理だろう。最近はトイプラも信用できるようになったので、現職リストラされたら転職先の候補として一つ。
ここでダンサブルな楽曲だとは。普通詰むじゃないか。確かにメンバー増員で歌唱負担は軽減されたとはいえ、ここまでダンス展開多かったし、決して気の抜けないパフォーマンスの楽曲を持ってくるだなんて。それほどに、現体制に託す、信頼する想いが強いからこそなのだろうか。確かに実力面では旧体制と比べるとかなり改善されているとはいえ、こんな挑戦的なセトリ展開は普通しない。スパガが実際そうだったように、出番終盤でボロが出るものなのだが、それが全く無い。改めて持ち時間確認しても確かに25分間じゃないか。いろいろ考えてみたけど、凄いライブだった。現場も然り。



「07」Ange☆Reve「緻密な計算の末の正統派」13:50~14:15「05」
最終参戦:2018/6/23:該当参戦レポ無し
なんだか輪郭のはっきりしない歌唱。あぁ、でもこれも方向性で解消できるのか。ただ、それはArcJewel所属アイドルがそういったアイドルで、あと事務所もそういったコンセプトで全体的にプロデュースしているから、という事前知識あってこそ。何が言いたいのかというと、それならiSPYの解決策が一つ導けたわけだけど、それって普通に難しいんじゃないか。となると、まずは軸となるグループを据えて、そこから複数展開。やはりこちらも一朝一夕では為し得ない業だろう。
堕天使な2曲目。初手歌唱が締めまで声量届かなかったのが勿体ないか、まあこれも正統派な方向性で普通に理解できる。「あえて」実力を調整することで、正統派としての仮面を被り続ける。サビの声色の混ざりも、正統派なかわいさが残っているのが正しい。逆に言えば、直感的に理解するのは難しいかと。ただ、そんなアイドルがいてもいいじゃないか。正統派、と謳うアイドル、グループ、事務所は数多いが、「真に」仕上げるのなら、そこには緻密な計算あってこそだと思うし、多々考えた末の今の在り方、現体制なのかと思うと、全てが繋がってくる。落ちで若干音程外すところなども。優れていたとしても、演技が主なのだから、アイドルというのは。
3曲目もクールに攻めてくるとは。衣装は白ながらもその二面性で攻められるのは昔から変わらないのだが、そう打ち出さずとも自然とできているグループや事務所が増えてきたので、むしろ二面性ぐらいじゃ物足りないぐらいにアイドルというのは変わってしまった。そう考えれば、「遺跡的」価値があると議論することも可能だ。これは以前大宮アイドールでも挙げたが、コロナ前など古くから存在するグループコンセプトや現場雰囲気というのを、時代の変化に抗って残し続ける、それもまた勇気の要るプロデュースである。特に、事務所規模が大きい場合なんかはそうだが、変わらない姿勢。不変的な維持の困難さからすれば、十分な絶賛だ。
4曲目でクール路線の沸き曲。初手歌唱、上手く仕上げすぎじゃないか、と懸念したものの、A内だけでも上手く調整してきて一安心。サビは特に良い。確かにここを実力高く突破されたら、あれ、これって本当にあんじゅれ?となってしまうので。かといって、乱雑に仕上げるわけでもない。この塩梅が難しいのだ。熟考の末の実力調整的表現か、ろくに考えずに実力不足なのは全然違う。今回の執筆前半ではこれがすぐに導けなかったので、きっと今回の議論獲得で、次回参戦時に得られるものが違ってくると思う。
5曲目はしっとりとしていながらも、比較的明るく攻めてくる。もしかしたら、あんじゅれの中ではアッパー寄りなのかもしれないが、今回のセトリ展開を考えると、持つ意味が変わってくるというものだ。自身の思考、議論の稚拙さを恥じ入りながら、称賛ツイートへと移るとしよう。



「08」パラディーク「多様的なライブ/フロア展開」14:15~14:40「05」
最終参戦:2021/11/27:『夢壊瞬話:知名度の理解&専門性の追究』
前回参戦時には寝落ちするほどに収穫が無かったけど、今回はどうだろうか。スパガだって酷評に転じたし、正直わからない。
あぁーあんじゅれ同様に正統派じゃないか、と思った1曲目初手だけど、そういえばインフルエンサーとしての役割があるじゃないか、と考えてみると、同じ実力調整だとしても、至る背景が違ってくる。あんじゅれの場合は、アイドル一本で専念して、いろいろ考えた結果ではある。じゃあパラディークは考えていないのか、というとそうではなく、他のフィールド、活動の場があるからこそ、そういった彼女たち特有の多様的な思考ありきの熟考があるということだ。だとしても、結局得られるのは実力調整、塩梅であって、そこは同じになってくるのかと思いながらも、深く腑に落ちるわけである。
1曲目終わって拍手しようと思ったけど、一拍しただけでかなり浮いてしまった。確かに、アイドル現場に不慣れな人が多いわけだし、楽曲終了直後に拍手をするという文化も無いわけだ。なんと愚かな筆者よ。さっきの議論に戻るけど、じゃああんじゅれとパラディーク、どっちが戦術としてはより巧みなのかと考えてみるけど、正直どっちもどっちな気がする。前者はアイドルライブ専念のため他分野にリーチできない幅の狭さがあるし、後者はライブパフォーマンスが他のアイドルよりも手抜きだと叩かれやすいから兼アイドルとして身を費やすのはコスパが悪いと思えてくるだろうし、いずれにしろ当人がどっちを好むか次第な気がする。いやはや、やはり答は無いものだ。
3曲目で地下アイドルやライブアイドルに無いような「超」キャッチーな中毒曲をかましてきた。そうか。その戦術展開ができるのか。個人的には、この自由さ、幅広さから、どちらか一方を個人的に選ぶのなら後者になりそうだ。暫し壇上観てみたけど、ダンスは割とちゃんと仕上げてきている。確かになぁ、仮に活動の幅広げるとしてアイドルという道を選んだにしても、世間的にアイドルへの関心があるとは言い難い今日、もはや人生選択した時点で、アイドルとしての素質、それは情熱面も含めてだが、ある程度備わっているということだろう。だとしたら、この完成度も納得できる。どうか今後も頑張ってほしい。
さて、出番も折り返しである。ここでダンス面でキャッチーな楽曲。音程は低め、どちらかというと聴かせる楽曲展開なのだが、フロアの反応は予想よりも多い。そうか、フロアというか、ファンとしても、アイドル以外のフィールドからの参入の可能性が高い、イコール、他のアイドルファンと比べても、対象である推しを愛する想いが一層と強いはずだ。だからこそ、場を共有したい、応えたい、という想いが強いに違いない。百歩譲って、これが後者と同等だったとしても、後者はアイドル現場への知見故に周囲に配慮して萎縮してしまう。それが前者には無いので、より「自然な」応援が可能なのだ。MIXの原義が統一的応援ではなく衝動的な魂の叫びであるのと同様に、形式問わず、応援とはもっと自然に為されるべきなのだ。それを気付かせてくれただけでも大きい収穫じゃないか。
最後の楽曲、完全な沸き鉄板曲だが、マサイ、振りコピ、サイリウム、ケチャ、自由に体を動かすなど、まさに「多様性」を証明するかのような現場じゃないか。ううむ、やっぱりアイドル一本よりも、こうした時代に即した戦術の方が推せる。最近、こうしたインフルエンサーアイドルはライブアイドルとしての参入は増えてきているけど、やっぱり長く残れる、愛されるのは、その多様性を活かしたプロデュースあってこそ、そして最低限のアイドルへの情熱、そして実力あってこそなので、如何に前回の参戦で真価が見えていなかったか、というのは、たとえ一週間前だろうと、本当に恥ずかしくなってくる。良い刺激じゃないか。
締めのMC。現在、無銭東名阪ツアー中。同日にSELENE出演あり。土曜日に連続出演。もう十分ライブアイドルじゃないか。



「09」煌めき☆アンフォレント「相対的に強調されるスタンディング地蔵」14:40~15:05「06」
最終観賞:2020/6/7:『在宅期間で生じた実力差:後編』
いまいち魅力が見えてこない1曲目。たぶん、スタンディングが矢鱈と殖えてきたのは関係無い気がする。いやー、でも地蔵ばっかだな。コロナが生み出した、スタンディング地蔵。コロナ前だと、そもそもオールスタンディングなので、わざわざスタンディングと付ける必要は無かった。しかし今日、コロナが明けつつあるが、ライブフロアの制限は厳しいもので、椅子が敷かれた会場でのライブも普通に残っている。そのため、観客側の立ち回りとしては、座ったままで観賞するか、立ち上がって沸くか、といった選択肢があるのだが、たとえば今回の山野ホールなどだと、フロアが平坦なので、前方にスタンディングがいるとステージが観えない問題が発生する。そこで、それを回避するために立ち上がってライブを観る、という立ち回りも存在する。それこそがスタンディング地蔵であって、ちゃんと別記事で書くこともできるのだが、ありがたいことに仕事が忙しくてプライベートでもこうして生執筆忙しいので、こうして取り急ぎ議論展開した次第である。
やっと沸いてきた。よかった、2曲目でスターチューン。このまま冷めたフロアだったら、パラディーク絶賛で出番順的に詰んで終わりじゃないか感があったので。だとしても…、フロア見渡してみたけど、退屈感が強く感じられる。寒いとかじゃなくて、冷たい雰囲気が居心地悪い。そうか、今日の対バン、スタフィオは絶賛だけどキラフォレは否、先ほどはトイプラも転職先でアリかなとは言ったけど、トップのグループがこういったライブ、現場展開となると、それも躊躇われる。
カーネーションな3曲目だけど、やはり沸きが局所的なのが気になる。サイリウムカラーに偏り無いのはいいけど。サビ直前でえげつない歌唱力が飛び出してきたので、どうして彼女を擁していてこんな部分的なフロア展開しかできていないのか、と考えてみるけど。水色や黄色か。なんでこんなに推され弱いんだろう。旧体制が強過ぎてオワコン感があるためなのか。だとしたら、イメージ払拭には時間がかかりそうだ。まあでも、1曲目初手が微妙だったので、メンバー間での実力差なのか、高音低音など局所的な音程に弱いのかは定かではないけど、全体的な実力の底上げ無くしては無理だと思う。スタフィオを見習ってほしい。
4曲目はナミダだけど、結局沸いているのは対メンバーではなく対楽曲。可哀想になってくる。だって、それはメンバー個々が真に愛されていないことを意味するのだから。もちろん、対メンバーで応援している者はいるけど、活気実現で貢献していないので、これ、筆者が沸きに立ち回り変えたとしても浮いてしまうだろうなぁ。昔のような、現場力!熱量!な現場だったら、筆者も悪目立ちすることはなかったけど。フロア全体で考えたら、あまりにも大人しいフロア様相。
5曲目来たとしても、特に得られること無いだろうし、早々に執筆切り上げてしまうか。いやー、すごい残念。



「10」Palette Parade「成長途中を推せる刹那的贅沢さ」15:05~15:20「06」NEW!!
初見だぁぁぁ!!気を取り直して執筆頑張ろう!SEはポップで明るい感じ。正統派だけど期待できる。
煽りを控えめにこなして1曲目。方向性踏まえた実力調整か、それなら既出。直前でスタンディング地蔵の多かったフロアだったので、それと比べるとまあましになった感はあるけど、新規グループなのか、そもそも沸くのが正解ではない感がある。となると、スタンディング地蔵が正解なのか。うーん、魅力を必死に探している時点で詰みな気がする。まあ、歌唱力高いとかはあるけど、それなら既に9組中半分程度は普通にクリアしているし、これは楽曲開始数分で執筆断念したくなる。
2曲目、所々ダンスがブレていたので、そうかフレッシュさで攻めるのか、とやっと納得。きっとあと1年とかしたら実力ベースなアイドルで楽しめるに違いない。今はまだ成長途中なので、それほど方向性が活きていない感じがある。やっぱり、なるべくアイドルは生かしたい筆者なので、そこからどう活かすのかは方向性次第だし、場合によっては年月を要するものだ。そのため、目先のライブだけでどうこう議論するのではなく、経歴の長いアイドルグループであれば数々の過去を挙げて、そして発足したばかりのアイドルグループであれば将来のことを見据えて、総合的に議論すべきではないだろうか。そう考えれば、成長途中を推せる刹那的贅沢さである。
あっ、持ち時間15分か…、確かに納得ではあるけど、せめて持ち時間20分で、知名度高いイベント、もしくは出演者の合間で、必死に頑張る姿も見てみたかった。ただ、それは高望み感が否めないので。いずれにしろ、今回のイベントに出演してくれただけでも、かなりの挑戦だ。そんな場、機会に対して、方向性を維持しながらも頑張っている姿。いやはや、心打たれるものがある。ベースの実力の高さから、また経験を積む。今後に強く期待したい。



「11」MEWM「正統派ライブアイドルの模範例」15:20~15:35「06」
最終参戦:2021/9/12:『蒼録室町:活力を送り返してこそ現場たる所以』
パレパレの称賛ツイートをしている間、歌唱は耳に入ってくるので、ああiLiFE頑張っているなぁと思ったけど、執筆に戻ったら違った。MEWMじゃないか。おかしい、約三ヶ月前に参戦したじゃないか。どうしてここまで歌唱力高いことが強く記憶に残らなかったのだろうか。如何に盲点だった筆者かということだ。スタンディングはかなり少ないが、確かに歌唱はかなり良いし、アイドル的な歌唱、純粋な技術的な歌唱、どっちで向き合ってもレベル高いんじゃないか。サビの揃いも綺麗だ。
2曲目でアッパーチューンで攻めてくる。どうしてだ、こんなにステージから離れているのに、笑顔なんか見えるはずがない。それでも、確かに笑顔だと解ってしまう。ライブができていることの幸福感。欲を言えば、パレパレでもこれを見たかった、初心者特有の代え難き溢れ出る幸福感。普通のアイドルであれば、このフロアを前にしてライブをするとなると、もっと萎縮や緊張してしまうものだが、伸び伸びと自由にライブできている。ダンスの完成度も高いし、良い発掘になったじゃないか。
もうラストか…、いやはや、ここまで良いライブができているのだから、もっとファンが増えてほしい。厳密に言えば、もっといろんな人にライブで知られてほしい。特に、フロアを度外視した実力面で。Aメロでメンバー全員の歌唱に注目してみたけど、全員歌唱が凄い良い。なので、全員歌唱のサビは間違いないけど、グループの方向性に沿った人材が揃えられている証だと思う。病み系で終わらせずに、歌やダンスを真面目に仕上げているのがすごい推せる。



「12」iLiFE!「外部イベント特有の冷めたフロア」15:35~16:00「04」
最終参戦:2021/6/13:『実力追究:憑かれるほどの実力的執念:前半』
ポップメロディーが耳に刺さる。ちょっとここまでくると音の暴力。音量で殴るのはやめてほしい。まあ考えてみれば、そうやって展開しないと実力面で今一つなのが露呈してしまうからなんだけど、そんな初めから成長を見込まないプロデュースってどうなのだろうか。やっぱり、ワルエンもそうだけど、Twitterで注目されているようなアイドルは一般的にライブの作品性が低い。完成度とは違う。表現が浅い世界観なのだ。そのため、執筆を以て広めたいという意が大きく削がれてしまう。と執筆していると空腹がえげつないことになってきたけど、新宿駅から来る途中で気になったラーメン屋にでも行くとしよう。最悪、夜早く閉まる可能性があるので調べてみる。営業終了は…、21時。しばらく離脱できそうにないな…、途中で閉めるわけでもないし。まあ頑張ってみるか。
で、気付けば3曲目。そうか、これ、ヒロインズからすれば外部イベントじゃないか。なるほど、通りでフロアが冷めているわけだ。あと、演者側としても、何が言いたいかというと、内輪イベントではなく外部イベント、どう考えても見知った人は少ないし、盛り上がりだって欠ける。もちろん、知名度上昇のためには外部イベントの出演は大事ではあるけど、そんな使命を第一優先で活動できるアイドルなどいない。仮にいたとしても、人間味よりも使命感が先行しているので、イベントの内外関係無く、人間味が欠けたライブになってしまう。もっとも、この矛盾を解決させてくる秀逸なアイドルは存在するのだが、それはまた生執筆などで該当グループを対象としたときにでも議論展開するとしよう。ヤバい、熱中してタイピングしていたら、タイピング音がフロアに響いた楽曲終了直後。
そうか、持ち時間は25分か。こんなフロアを見せられて称賛するわけがない。それにしても、それで言ったらヒロインズに限らずFreeKもそうじゃないか。後者は特に、昔何度も胸を弾ませて参戦して期待潰されてきたので、もう絶対に期待しない。だとすると、トリの白キャン待たずして途中離脱が濃厚な気がする。果たして、空腹感に勝るほどに魅力あるライブや現場を展開できるか。今一度フロア見渡してみたけど、まあ、無理だろう。本当に外部イベントに出ないでほしい。
おっ、最後の曲は沸きで面白そうだけど、フロアこんなものか…、なんだろう、やっぱり事務所推しファン傾向があるんだろうか。それにしても、大人しすぎやしないか。ここまで偶像的なライブ、現場展開だと、わざわざこんな広い会場にライブ出る意味が見えてこない。むしろ狭い会場の方が近くで一体感強まっていいんじゃないか。そこはホール会場の方がライブハウスよりも綺麗だからで反論できるか。だとしたら、せめて同日対バンが行われている白金高輪SELENEでいいじゃないか。あそこも普通に綺麗だし。ふと思ったけど、どうしていきなりこんな議論展開になったのか、と考えてみたけど、そういえば1曲目で評価対峙を拒むようなセトリ展開だったからだ。まあ、様々な要素から方向性考えても、それはそうだろう。じゃなければ、ラーメン屋どこに行きたいとかいう話もわざわざ出なかっただろうし。
気付けばPCの電池残量が52%。これは筆者の体力よりも先にPCが落ちそうだ。そしたらスタンディングに立ち回り変えるか?
それにしても、そろそろ会場埋まってきてもいいと思ったんだけど、案外少ないな…、何か同日イベント強いのあったかな…。。。



「13」#PEXACOA「活気的フロアの創製を目指して」16:00~16:25「07」
最終観賞:2021/7/23:『プロの在り方を学ばされた、真夏の耐久観賞。』
前回の配信ライブ観賞では、歌唱力で即執筆終了したけど…、煽りから嫌な予感しかしない。こういう形式のアイドルが今の時代量産されているのか。
1曲目からフロア活気抜群。どう転ぶか。ううむ、悪くない。サビのメロディー遷移が良いじゃないか。嗚呼、ろくに頭働かないし、振りコピしてみるか。
いや、こんなところで議論を終わらせる筆者ではない。考えてみたけど、何をアイドルを以て提供したいのか。それを考えてみたけど、何も考えずに沸けるフィールド、その創製だろう。目指すところは。実際、外部イベントにも関わらず、フロアの盛り上がりは凄い。特に、コロナがあったからこそ、そういった活気をライブ会場に戻したい。そんなスタンスがあるに違いない。だからこそ、本アイドルに対しては、歌唱力とか声量とかで議論するのは不適なのだ。もはや振りコピ対峙も望ましくない。自然に体を動かして、その場を楽しむという、空間の共有だ。音楽やライブとは、あくまで手段に過ぎないため、そこに完成度とかいう概念は存在しない。
多々、アイドルをちゃんと議論しようと願うのならば、多面的な議論、の前に考察が必要で、今回の収穫は、アイドルの存在意義というかなり基礎的なところに立ち戻ったけど、それほどに1イベントでも様々なアイドルが出る、いや、出れるようになった証ということだろう。
MC。いやはや、今回の収穫は大きい。12月8日に主催ライブ、って事務所主催か。1月16日にワンマンライブ。大丈夫かな…



「14」のんふぃく!「幻の卒業フラグを仮定してみる」16:25~16:50「05」NEW!!
ペキサの称賛ツイート中、迫力ある歌唱に半ば焦りすら抱いていた筆者だ。恋星、そして藤城の歌唱、なんたる実力。
で、2曲目で爆沸き曲。これがスタフィオとかだったら危険なフロアに転じていたのだろうけど、やっぱり事務所補正あって大人しく済んでいる。前述の通り、iFiFEで現場期待は諦めたとして、ライブへの期待は捨てるべきではなかった。だとしても、カバガで多々愛された彼女が、本グループでも実力高く飛ばしてくるとは。とはいえ、彼女を活かすのは難しいところではある。類を見ない実力、魅力故に、どうしても短命になってしまうという、ある意味この世界の理(ことわり)には逆らえないのだろう。
MC。拍手も現場忖度でしないでおこう。それほどサイリウムの偏りは大きくなさそう。
ペキサの出番直後で振りコピ曲やっても相対的に詰むでしょ。マジで対バンとしての戦術を組んでほしいんだが。だってセトリはまだ出番順よりかは調整きくでしょ。うーん、やっぱりプロデュース面では同意はできなさそう。別に悪いプロデュースではないんだけど、もっと真摯にプロデュース頑張ればもっと知名度とか人気収益上がるだろうし、でもその気抜け感が雰囲気面で好転しているのも否めないし、じゃないとアイドル新規な方々をライブ動員できないだろうし。だから戦術的には成功しているんだよなぁ、だとしたら対バン全体を考慮してセトリ展開しないのは、そもそも外部ファンなど眼中に無い証だろうか。なかなか勇気の要るプロデュースじゃないか。
出た、ここで筆者がワントップ構造の記事を書いた曲じゃないか。ただ、恋星氏も経験者らしいので、あれは誤りな論展開だった。例として挙げるべきではなかった。Bメロが仕上げ甘すぎやしないか。もつれを感じた。まあ、事務所的に偶像的な愛し方が望ましいし、だとしたら藤城氏がネクストで考えているのはやはりライブアイドルなのだろうか。自身の情弱さを嘆きたい。執筆で肝心な情報が抜けている。やっぱり場数限られるだろうし、どう魅せるべきかという縛りも強い。思いっきり歌うとか表現するという点では、確かに相性は良くなかったのかもしれない。まあ、一つの人生経験としてはプラスだとは思うけど。
ただ、彼女スタートとか、キーとなる歌割りを充てている楽曲に関してはどうなるんだろうか。ってあれ、Twitter取り急ぎ調べてみたけど、固定ツイ見てもそんな情報無かったし、卒業フラグは記憶違いか。なんてこった。だとしたら、引き継ぎとかは懸念しなくてもいいか。まあ、グループのパワーバランスを、とかいう議論なら無いことはないけど、それなら他の多くのグループにも言えるし、それなら実力者が一、二名いる方がいいし、そこから成長を長い目で期待していればいいんじゃないかな。そう考えれば、iLiFEとは良い差別化ができているのか。あちらは経験者揃いなので、経験の差による切磋琢磨は難しいし。
実力的に良くなかったわけではないけど、ペキサの直後とかセトリ展開考えると、もっと改善点あるでしょということで称賛には至らず。厳しいなぁ。。。



「15」アイテムはてるてるのみ3「SNSで頑張るのも大変な時代」16:50~17:15「10」NEW!!
改名して「3」になってからは初めてではあるけど…、昔から本当に退屈なライブばっかだったから、今回でイメージ変わるかというと正直、期待は低い。
スタンディングがペキサより少ない…、あれ、結成はどっちが古いんだっけ。単純に並行物販だからか。
1曲目Aまで静観してみたけど、無理矢理沸いている感が強い。推しが出るから応援する感が否めない。なるほど、サビの歌唱の仕上がりとしても確かにペキサの方が良かった。失礼になるからあまり言いたくないけど、正直、FreeK所属であればどのグループもライブの仕上がり同じぐらいだろうと思っていたから、生執筆して、こんなに違うのかと正直驚きすらある。Cの歌唱もつれがひどい。あれはカノン展開しない方がいい。落ちの歌唱もここのパート務めるんだぞ的な意志が感じられないし。気付けばもう対バン始まって15組目か、そのうち二丁ハロは執筆断念したとはいえ、参戦してから約五時間半。やっと頭が冴えてきたか。いや余分な自己分析。
2曲目も歌と呼びたくないような歌唱様相。確かにこのライブでは沸けない。推しがいるから振りコピするか、な感じで前述挙げた議論がまるで適用できない。まあ、Twitterではコンスタントにかわいい自撮りだし、そこはペキサよりも存在感あるし、Twitterに限らず、今の時代、SNSで他よりも優れるのは大変なことだから、十分頑張っているとは思う。そして、また少し経って「4」に改名すればいいと思う。モー娘が西暦下二桁を付けるようになったように、定期的に。
MC。自己紹介も人数多いと大変だなぁ。。。
2曲目の初手歌唱は健闘している方。1曲目であの感じだったら、もはや奇跡に近い初手だ。そうか、純粋に1曲目は不慣れだった楽曲だからか。2曲目はまだ慣れているじゃないか。だとしても、もう議論は終わったようなものだし、別に不快というわけではないけど、執筆する価値は無いかと。PCの残量も43%と全く心配不要なわけでもないし、後続に備えてPCも休ませようじゃないか。気付けば残り6組か…、締めまで耐久も現実味を帯びてきたじゃないか…。。。



「16」Peel the Apple「次のステージを見据えたセトリ展開」17:25~17:50「07」
最終参戦:2021/3/21:『非縛多愛:活気とは待たずして自ら作り上げるもの:肆』
SEから煽りが良い。で、1曲目へ接続。ツキアトやテラテラを何度かライブ観た上で、いざぴるあぽのライブを、となるとある程度予想はできる。その良い例が1曲目で、予想を覆さない、言い換えると、超えてこないというのはエンターテインメントなアイドルとしてはどうなのかという意見も出そうだが、いや定石もまたいいじゃないか。定食屋に入ってその店のオススメにメニュー選ばずに注文するようなものだ。戦術的な王道に身を任せるのもまた趣があるというものだ。逆に言えば、この1曲目のパフォーマンスがベースになってくるので、そこからどう2曲目以降を敷くか、展開させてくるかで戦術が見えてくるかと。
初手曲調が似た2曲目ではあるが、確かに言われてみれば、同系統の楽曲を2曲目で重ねてくるセトリ戦術は珍しい気がする。普通ならマンネリを懸念して避けるものなのだが、それをしないのはよっぽどの方向性縛りか、いやそれほど強くない気はするが、楽曲を以て「あえて」方向性を狭める、これによってどういったアイドルなのかという印象付けが早く完了する。逆に言えば、個々人の推されようが弱かった場合、専ヲタ起点で詰んでしまうものなので、如何に個々人が深く愛されているか、個別知名度あってこその贅沢な戦術だ。ある意味、憧れとも言える。普通なら5分で終わる布石展開が10分も使えるなんて。キャッチーなダンスもプラス影響だ。
3曲目はメロディー的にそれほど強くないものの、ここまでの盤石な布石あったがために比較的落ち着いた楽曲に感じられる。しかし、もし布石が5分だけだったら、近しいテイストの楽曲で終わってしまうので、楽曲間の繊細な違いを気付かせる、感じさせるには秀逸なセトリ展開ではある。しかし、ここまで微細な差異というのは熟考無しだと気付かないはずなので、なんか曲調少し変わった、ぐらいで感じ取るぐらいで十分策としては成功だと思う。ただ一つ思ったのは、知名度とか事務所の側面で期待高く持って展開してしまっているので、これがプレーンベースの議論だったらとは思う。
ここで勇敢な4曲目。やはりここまでの展開、新規獲得に特化したセトリ展開じゃないか。そろそろ関心が冷めそうなタイミングで最新曲で、あっ聴いたことあるあの曲だ、って関心を取り戻す。何度も言うけど、個々人や事務所の知名度あってこその贅沢なセトリ展開なので、簡単に真似するべきではない。さすがにラスサビはきついか。これほどの長尺、かつMC無しの連続パフォーマンスは無いので、ただ、サビのきつい高音を綺麗に仕上げてきたのが凄いと思った。
ここで沸き曲か。5曲目。Aメロの歌唱も力強く戦えている。若さあってこその押し切りだろうか、しかしそれがパフォーマンスに出ていないのが凄い。才能だろうか、教育だろうか。ふと、間奏のダンスが目に入る。きっと両方必要なんじゃないかと思えてくる。何も、アイドルのライブとは熱く沸くことが全てではないし、本来、アイドルはそれを求めるべきではない。そのアイドル界の変化を見事に捉えた、ニーズを掴んだプロデュースだ。沸き方とかは知らないけど、でもアイドルのライブを見てみたい。楽しんでみたい。それが無ければ、誘えなければ、これほどのスタンディングは実現し得なかっただろう。
MC無しで6曲目。きっと従来の彼女たちなら5曲目までで完結していた。しかしこの挑戦的な6曲目。珍しいアップテンポで、エネルギーがもってかれるし、表現で油断してしまう。しかしそこを最後までレベル高くこなしてこそ、彼女たちは次のステージへと進めるのだと、いや、進むのだと。その決意を感じさせるようなトリ曲じゃないか。これは途中で一度でもMC挟んだら持ち時間で破綻してしまうので、ここに挑んできたのは凄い。きっと、また次回、ライブ観る頃には、この最後方から観える景色も違ってくるに違いない。活気溢れるフロアになっているか、ステージまでの距離が遠ざかっているかもしれない。もしかしたら次回参戦できるような余地は無いかもしれない。でも、いずれにしろ、彼女たちがアイドルとして生き続けること、それはきっと筆者に限らず、様々な人の生きる支えになっているはずだ。



「17」CROWN POP「『暫定』とは付け難いMVP」17:50~18:15「04」
最終参戦:2018/1/8:該当参戦レポ無し
何かイベントが様変わりしたかのような歌唱力の高さ。以前参戦したのはかなり前だし初参戦と言ってもいい。今日イチの歌唱力あるグループなんじゃないか。若干音程が勿体ない瞬間はあるけど、逆にそれぐらいだし、むしろライブ感があって好転している。完成度がえぐい。
2曲目もメロディーからずるい。そうそう、ここでアップテンポにするのが定石ですよね。自然と聴き入ってしまうようななんだかずるさすら感じてしまうようなAの声量の抑えよう。そこからBで一気に声量上げてくるから困ったものだ。それで成立するのだから。よくよく見たら、ダンス展開もかなり完成度高くないか。サビのターン前後の接続が観たこと無い。間奏のダンスのしなやかさ、躍動感。相反する二つを共存させてくるとは。Cのメロディーも歌唱も奇跡的。手をあげるところが反応率の高さ。専ヲタの存在ありきではあるけど、にしても多かった。いや、本当に完成度という言葉ー--
3曲目がしばらく執筆できなかった。季節性、そして現場で攻めてきて。この衝撃は、もはや冬楽曲を他アイドルで上書きしたくないぐらいだ。
後続、メイビーMEは先週観た。HO6LAは知らない。chuLaは想像できる。白キャンはー-----
「降り積もる恋心」。その言葉、歌詞、記事レポタイトルに入れたくなってくる。
4曲目でエゴサーチ。ちょっと待ってくれ。なぜ3曲目をトリに据えない。こんな贅沢な潰し方。おそらく、グループとしての戦術でそうなんだけど、あれほどに完成された楽曲を同等に完成度高い、それに全くテイストの違う楽曲で上書きしてくるのはなかなかに興味深い。力強い歌唱が中心で、煽りなハッシュタグが出てくるけど、そこも良い表現力で攻めてきている。自虐な歌詞でも良くやり切っている。ただのネタで終わっていないのが凄い。また間奏のダンスがえげつない。しかもフォーメーション展開が複雑だ。気付けば落ちっぽいパート終わってラスサビ。いや、もう残り1曲とか信じたくない。持ち時間40分ぐらい欲しい。ワンマン参戦ありだな…
締めのMC。もう終わりか!なんだか楽曲とは違ってふんわりした喋りで良いギャップ。12月24日から6枚目シングルのリリイベとのこと。



ということで、スタダ所属アイドルが出たことで、後続の他事務所アイドルは、結局ライブを観ずして途中離脱となった。
それにしても、物販回収ゼロで、何ら不完全燃焼感が無いというのは、やはりアイドルの推し方、向き合い方というものがすっかり変わった筆者のようだ。
別に未練などは無いが、ただ、進む先にまた新たな議論、アイドル対峙が既に始まっているのかと思うと、やはり来年もドルヲタは辞められそうにないものだ。
そして、第二の人生選択として、ファンに留まらずに運営にまで及び得る領域にまで達することを目指して、次回参戦もレポ執筆、頑張っていこうじゃないか。(19949字)







日時:2021年12月4日(土)、11時30分~18時15分 (実参戦のみ)
会場:山野ホール
タイトル:IDOL PARADISE!
出演組数:16組 (実参戦のみ)
出演者数:99名 (実参戦のみ)