すべての教科の基礎は、国語にあります。
そして国語力 の向上こそが、あらゆる学力の向上に直結しています。
これはぜひ、肝に銘じてほしい言葉だ。
考えてください。
数学から英語、理科や社会、すべての問題文は日本語で書かれている。
英語の問題でさえ、日本語に訳しながら、考える。
それなのに、日本語の読解力 や文章表現力 が備わっていなければ、どうなるか。
問題の読み落としや読み間違え、勘違いなどによって、勉強した知識が無駄になってしまいます。
具体的にいうと、その問題で「要するに、なにが問われているか」という肝心なポイントがわからず、的外れな解答をしてしまう。
そして「出題者の意図はどこにあるのか」「この一文がいっている意味は何か」などが理解できず、引っかけ問題にまんまと引っかかることになるんです。
そんな失敗をおかさないためにも、「まずは国語」という意識を持ちましょう。
少なくとも夏までは徹底的に勉強して、読解力や要約力、そして幅広い表現能力を身に付けよう。 国語を軽く考えている受験生は驚くほど多い。
特に現代文ともなれば、ほとんど勉強しないという受験生もいるほどだ。
しかし、徹底した国語力の強化は、全教科の成績向上につながっている重要なステップなのである。