「恋は盲目」なんていいますが、みなさんはそんな恋を体験したことがありまか?
人は恋に落ちると冷静な判断ができなくなり、相手のことで胸がいっぱいになり、全てが良く見えて、全てが知りたくて、悪いところは見て見ぬふりをします。
うきうきしたり、ドキドキしたり、辛くなったり、嫉妬したり、感情の起伏が激しくなり自分でも自分をコントロールできなくなることもあるのではないでしょうか。
これがいわゆる盲目状態です。「恋の病」とも言うそうです。
そして、残念ながらこの病には薬がありません。
この状態に入り込んだら最後、他のことを考える余裕はなく、集中力はとぎれ、ひどい人は精神状態が不安定になって寝込むこともあります。
それではなぜ「恋は盲目」なんてことになってしまうのでしょうか?
気になって調べてみました。
人は恋をすると、ドーパミンというホルモンの分泌が活性されるため、恋に溺れるような感覚が生まれるそうです。
判断に不可欠な脳の前頭葉の機能が停止するため、冷静な判断に欠けるためにおこる脳の故障です。
つまり、恋をして盲目になるのは、相手に心を奪われたなんてロマンチックな理由ではなく、科学的に実証された上記理由によるものなのです。
すべては恋愛する脳のせいです。
そして、この病はいつまでも続くものではなさそうです。
恋が冷めるのは3日、3か月、3年と言われているし、何か一つでも崩れてしまえば簡単です。
そうなれば脳もちゃんと機能しだし、冷静さを取り戻し、良く見えていたところは逆に悪くみえるなんてことも(笑)
すきすきなんて言われて自惚れていられるのは最初だけです。
相手の恋愛感情を長続きさせるには、すきすきと言われても油断せず、常に巧みな恋の駆け引きが必要となるでしょうね。
どうやら、恋と脳は親密な関係のようですね。
盲目になれる恋なんて一生のうちに何回あるのか・・・
恋に臆病な人や、理屈で考えてしまう人は人生損しているのかも。
そこまで人を想ったことがないなんて人もいるでしょうし、色々な人がいると思いますが、びびっときた相手がいたら、素直に本能に従って行動してみてはいかがでしょうか。
それで傷ついたり傷つけたりしても、それもまた人生の経験になり、成長する過程で必要なことだったと思える日がくるでしょう。
もう恋なんてしないと思うくらい辛い恋をしたとしても、
それでもまた人は人を好きになり何度も同じことを繰りかえすものです。
だって悪いのは脳なんだからと言い聞かせて。