引き続き「劇場総集編 ぼっち・ざ・ろっく!Re:Re:」本編の話。
そういえば、シアター前にあったポスターにはサインがあった。
撮影した時はすぐに移動したから気付かなかった。
-----------------------------------------------------------------------
さて、あとは楽曲について。
前編では上映前日の配信番組の中でOP/ED共に新曲となることが発表され、
特にOP曲の「月並みに輝け」はTHE FIRST TAKEや
ロッキンオンジャパンフェスでも披露されるなど
結束バンドの新たなアンセムとなったように思います。
一方の後編。こちらは事前の情報は一切なし。
「月並みに輝け」や「今、僕、アンダーグラウンドから」が
それぞれ“前編のOP”、“前編のED”と紹介されていたことから、
後編も専用の楽曲があるんだろうと踏んでた人もいたようですが、
自分は「それはないかも」って考えてたんですよ。
話の流れ的に8話の締めの「あのバンド」がオープニング代わりになり、
そして最後はテレビと同じく「転がる岩、君に朝が降る」で締める、
そんな展開を予想してたんですね。
ところが、これはいい意味でしっかり裏切られました。
OPはあの8話のライブの3曲目のような流れで新曲「ドッペルゲンガー」、
EDはぼっちによるアジカンの「Re:Re:」のカバー。
「ドッペルゲンガー」の方は、今度出るらしい
結束バンドといろはすのコラボ曲と同じく飛内将大が作曲。
Aimerの「残響散歌」や「SPARK-AGAIN」を手掛けた人らしく、
それらを彷彿とさせる疾走感があって、
一方で結構エフェクトを効かせていてこれまでの結束バンドとは違う雰囲気でしたね。
それから「Re:Re:」。
この映画のタイトルが発表された段階で
「絶対カバーするだろ」って予想してる人もいたみたいですが、
単にこの映画のタイトルは振り返りのニュアンスと
アジカンの楽曲タイトルになぞらえただけだと思ってたんですよ。
そして何より「転がる岩~」が「ぼざろ」の世界観にマッチしすぎてたから。
そんな中でラストシーンからスタッフロールが始まったところで
これまで聞いたことがないギターの音が聞こえてきて
長い前奏が進むにつれて「あ、『Re:Re:』だ!」って気付きました。
そして歌うのは青山さん。「転がる岩」のカバーと同様、
持ち前の歌唱力を押し殺して“後藤ひとり”としての歌唱。
うん、これもいいな。やっぱりアジカンはいいな。