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子供にも頭痛がある!

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今日は、子供の頭痛についてお話ししたいと思います。



カウンセリングのお仕事をしていると、

子供の頭痛に関する相談が多い事に気付かされます。


小児用バファリンも発売されているくらいなので、

熱や風邪をひいたとき以外にも

頭痛を訴える子供は意外と多いのかも知れませんね。



でも、


『子供だから、鎮痛剤を飲ませるのはちょっと・・・』


と、ためらっているお母さんも結構いらっしゃるのではないでしょうか。



子供が熱や風邪をひいたとき以外に頭痛を訴えたとき

まず注意して診て頂きたいのは


鼻詰まりを起こしていないか


虫歯がないか


というところです。



頭痛はこの2つが原因で起こることもありますので、

それを改善することにより、あっけなく治ることもあります。


(鼻詰まりの場合は蓄膿症であるケースも多いです。

 この場合はお薬で治すか、手術するかになります。)



また、子供の頃からメガネをかけていたり、

左右の視力が違う場合も、頭痛の原因になることもあります。



心当たりがない場合は、大人でいう

『偏頭痛』や『緊張型頭痛』である可能性が高いでしょう。



ただし、子供の偏頭痛や緊張型頭痛は

大人に見られるような痛み方とは違う場合もあるので

注意が必要です。


下痢・吐き気・腹痛・目の痛みなどを同時に訴えることもあるため、

周りの大人が頭痛だとは疑わず、


『どこが痛いの?どんな感じなの?』 と

矢継ぎ早に子供に質問してしまうと、

子供はうまく自分の不調を伝えることができず、

混乱してしまいます。



その結果、他の病気を疑ってしまったり、

精神的なものだと決めつけてしまったりして


『学校に行きたくないんだわ』


『この子は神経質だから』


と、子供を傷つけてしまうことになるのです。


周りがそう騒いでしまうと、子供は知らず知らずのうちに

ストレスをためていってしまい、

さらに頭痛を悪化させてしまうことになります。


しかも、子供の頭痛は大人と違って

短時間でケロッと治るケースがほとんど。


頭が痛いからと学校を休ませたら、

昼過ぎには元気なっていることもしばしばなので、

ますます周りは 『学校に行きたくないんだわ』 と

決めつけてしまいがちなのです。



大袈裟に聞こえるかも知れませんが、

子供はそう誤解されてしまうことで


学校の成績が下がったり、

人間関係が悪くなってしまったり、

登校拒否になってしまったりなど


子供のその後の人生を大きく左右してしまう

ことにもなりかねません。


そうなってしまうと、もはや頭痛ではなく

別の診察が必要になってしまうでしょう。



話の途中ですが、長くなりましたので

次回につなげたいと思います。





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