ロルフィングのセッションにお越しになる
クライアントさんから、こんな言葉をよく耳にします。
「一歩歩くたびに痛くて、涙が出るんです」
「友達と一緒に出かけたいけれど、歩くのが大変で」
歩くって、本来はとても自然な動作のはずです。
でも、ちょっとした癖や、感覚をうまく
使えていないことで歩き方が崩れてしまい、
膝や腰、股関節に負担がかかってしまうんですね。
今日は逗子ボディワークスでお伝えしている、
歩き方を矯正する二つのポイントをご紹介します。
ポイント1:感覚を変える
「正しい歩き方」と聞くと、何を始めますか?
多くの人は「筋肉を鍛えなきゃ」とか
「ウォーキングのレッスンを受けよう」と思うでしょう。
でも実は、歩き方に大きく影響するのは
筋肉の使い方ではありません。
大きな影響を与えるのは「感覚」なんです。
人には五感がありますよね。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、皮膚感覚。
この五感をどう使うかで、体の動きはまったく変わってきます。
例えば、視覚の使い方。
目の前の一点にぎゅっと集中してみてください。
どうでしょう、自然と体が前のめりになってしまいませんか?
これは仕事に集中するときや、
アスリートが試合でパフォーマンスを発揮するなんていうときには効果的かもしれません。
でも、日常生活でこの「集中視野」を使い続けると、
脳が緊張しっぱなしになってしまうんです。
結果として、体も硬くなるし、歩き方もぎこちなくなってしまいます。
そこでおすすめなのが「ぼんやり見る」こと。
周りの景色をふわっと広く眺めるようにするんです。
すると、肩の力が抜けて、後頭部から背中がスーッと伸びていきます。
脳の緊張が緩んで、体がしなやかに動くようになるんですね。
「目の使い方を変えるだけで?」と思うかもしれません。
でも不思議なことに、それだけで正しい歩き方に変わっていくんです。
ポイント2:足裏の感覚を目覚めさせる
二つ目のポイントは、体の使い方。
歩くとき、立っているとき、足裏を意識していますか?
地面に触れている感覚を、きちんと持っていますか?
足裏が床をしっかり捉えると、床から反力が返ってきます。
物理学でいう「作用反作用の法則」ですね。
そのエネルギーが体を自然に支え、前に進ませてくれます。
これが感じられるようになると、歩くのも走るのも、びっくりするほど楽になります。
正しい歩き方に矯正していきたいなら、足裏の意識を高めることは欠かせません。
では、足裏の感覚をどうやって取り戻すのか。方法をご紹介します。
私の書籍「そのカラダ痛くないですか?」
の中でも、エクササイズをご紹介しています。
「こんな簡単なことでいいの?」と思うかもしれませんが、地味に効きます。
このワークを繰り返していると、
「靴のサイズが変わった」「足の使い方が変わった」なんて言う方もいらっしゃるんです。
まとめ:頑張る動きから、しなやかな動きへ
ロルフィングでの歩き方矯正は、感覚の使い方を変えたり、楽に体を使えるように導くことが特徴です。
若い頃は筋力や勢いでなんとかなっていた歩き方も、年齢とともにガタがきます。
でも、そのままほうっておいていいわけではありません。
筋力や勢いでなんとかならない部分は、効率的に動くことで補えばいいんです。
頑張る動きから、しなやかな動きへ。
これが、ロルフィングで大切にしていることです。
でも、一人でやるのは難しい…
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