栃木県道62風見工区の進展、いつの間にか国土強靭化の工事になっていた-2019/11/10 | ずるずると道・郷・話を愛でる

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栃木県道62今市氏家線風見工区は、数年前から見ている未成の道路である。鬼怒川の河川敷の中に道路がある状態で、たびたびある増水の関係で、道が道としての体をなしていない状態になっている。以前、足で歩いてみたが、途中で道を見失ってしまった。その、指定されていた道なき道の代わりに立派な堤防上に作られていた道があった。それが、栃木県道62になる予定の工事中の道である。まだ、開通していないので地図上で道という扱いはされていないが、道であるはずの道は、原形をとどめず、川の一部になってしまっていることに比べ、工事中の道は、道路になるべくした場所となっている。まだ、舗装はなされていないが、四輪車も余裕で走らせられる安定感はやはり道路として整備されていることを物語っているだろう。

 

1年ぐらいここは訪れていなかったが、久々に訪れてみた。いつも県道63玉生地区から国道4号線を目指す途中で、県道52の風見地区に延びる道に寄り道して確かめるのであるが、今回は氏家駅付近の国道4号からの県道62の分岐から走って現地に至ることにした。

 

 

 

こちらの道はいつものように工事区間のところで行き止まりになっていた。丁度、用水路をまたぐ橋の手前あたりで、バリケードがもうけられていて一般車は入れないようになっている。しかし、舗装は橋を越えた何百メートル先までなされていることは、直近の訪問でも確認されていた。しかし、その先の工事はとくにすすんでいないようにみえていたのであるが。

 

工事区間には入れないがそれに寄り添うあぜ道には入ることができる。そこから工事区間を見てみた。途中までの舗装区間の状況はほぼ同じであったが、その先、盛り土がなされていたところについて、以前にはなかった変化が見られた。上の写真ではよくわからないが、歩道と車道の境のブロックが設置されているように見えた。その真相を確かめるべく、工事区間の反対側に移動。

 

移動中の林の木々の間から見える工事中の道路にも確かにブロックの設置が確認できた。舗装はなされていないが確かにブロックの連なりが見える。

 

そして、反対側の端点にくると、見事にその設置が最後までなされていることが分かった。工事の進捗は予定より早まっているように思われる。

 

 

以前はここまで表示されていなかったような気がする。

 

道路を新設する旨のことをが書かれており、工事の種類も、以前は道路改良工事とあったようだが、今は「国土強靭化対策工事」という名目になっている。これが工事の進捗が早まった理由だろう。消費税で大幅に減速することが確定した景気に対して、いつもの小出しのネタとして使われる「国土強靭化」。

 

「国土強靭化」に対しては、本来はそんな小出しではなく、永続的に行われるべきものであるが、たまたま工事が進められていたこのネタに予算が回ってきたということだ。やっている工事に予算をつけるのは比較的簡単だったのであろう。

 

残念ながら、これによって、塩那道路が復活したり、県道黒磯田島線が復帰するとかそういうことにつながりそうにはなさそうではある。もしかしたら、最近通行止めが続く県道栗山舘岩線の栃木県ルートの災害対策や舗装工事が進むということはあるかもしれない。

 

関連記事

 

ちなみにこの工区についての記事があった。

http://www.jcpress.co.jp/wp01/?p=24230

矢板土木19年度事業概要 矢板那須線泉工区に着工 63カ所で32.9億円投入

今市氏家線風見工区2260mと宇都宮船生高徳線道谷原工区1400mは用地補償や舗装工の進ちょくを図る。

http://www.pref.tochigi.lg.jp/h04/houdou/documents/2019kaitsusengen.pdf

栃木県の道路開通予定の一覧で、令和3年度の開通予定(3-12)に書かれていた。これが早まるのだろうか。