花粉デフレ援護射撃に対抗する政策集団?! | ずるずると道・郷・話を愛でる

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房総半島から栃木県北部を中心として、
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お花粉経済

 

お天気経済で名をはせている安倍政権ですが、毎年恒例のスギ花粉でも、お天気経済が予想されそうな記事が出ていた。

 

大量の花粉、消費1%押し下げ=第一生命経済研が試算
http://news.livedoor.com/article/detail/16114883/ 

 

まあ、当方も30年来の花粉症なので、花粉症の季節については、まったく笑えず家から出たくない日々が続く憂鬱な季節なのであるが、だからといって、現政権の経済政策「アベノミクス」は正しい!もっと愚直にそのままの方針でやれ!といわんばかりに、「うまくいっているのですが、花粉の~飛散が~飛散でぇ~デフレなのです~」とやられた日には、いい加減にしなさい!よしなさいっ!とビートきよしさんばりに寒い突っ込みを入れてしまいそうにもなる。

 

 

そんなやつおらへんやろ~?居るんです!

 

 

 

さすがにここまで茶化してたら、いつもの猛暑なので~とか冷夏なので~で外に出たくない、とかクーラーが売れないとか、どっちにしても消費がなされない、という結論ありきだろ、ということがばれていることを「恥ずかしく」思って、「花粉経済」を語るわけもない、ということが予想できるが、逆に、最近の韓国中国も笑えないレベルの極悪の国内国際信用の急降下である統計偽装や、政権忖度して、エンゲル係数まで自主的に修正しましたという統計担当官も現れる始末なので、「さすがにそれはやらんやろ」と安心していると本当にぶっこんで来るので、注意は必要だろう※。

 

※毎年、恒例の国のしゃっきイン国民一人当たり~というのも全くやめる気配もないので。

 

経世済民政策集団

 

三橋新党と消費税廃止(国家戦略特区ブログ)

 

そんなことを思っていると、三橋貴明氏がここ最近思わせぶりなブログ記事を書いていた”当然の帰結”として、政治活動を始めようとしていることを告白した。「そろそろオープンにして構わないと思いますが」なんて思わせぶりなタイトルを書いたと思えば、政策集団を立ち上げるという活動を水面下で進めてきた、ということを発表したのである。

 

三橋氏といえば、民主党政権時代に自民党の参議院議員候補として出馬し見事に落選した経歴もあり、その活動でお金が無くなって借金ができた後、周りから人が逃げていったという話や、昨年の冒頭のDVで逮捕されるというスキャンダルまで披露したなんともダメなところがある人ではあるが、その性格はともかく、もともとネトウヨ的に韓国のおかしなところをウォッチするというところから、実は日本の経済状況がまずい方向に向かっているというところに視点が移り、そのあとは、財政出動を中心とする経済政策、国民の豊かさを削るばかりの規制緩和の反対、竹中平蔵などの政商が進める移民政策や労働規制緩和の反対などをすすめてきた人物である。

 

ブログを中心とする発信のスタイルで表現者系の人々とも付き合うようになり、ついには、安倍首相と会食することまでやってしまうある種のインフルエンサーではある。その人物が、自民党の党員をやってきたその人物が政策集団を立ち上げるという活動をし始めたというのは、想定のぎりぎりの範囲内だったとはいえ、「田母神のけんもあるし、そこまではやらないかも・・」と思っていたところの、実行宣言だったので、驚きの方が大きかった。

 

ただ、新党立ち上げます!というわかりやすい形ではなく、政策集団という、既存の政党(の横断)のブレーン的な集団を作り、政策提言をしていくという言論発信のセンターにしたいという気持ちが感じられはする。水島チャンネル桜社長の国民保守党がなかなか立ち上がらないのは、皆の意見を聞いたり、党首に据える人をうまく決められないことのようであるが、それには同調せず、あえて、ブレーンのような集団を立ち上げるというのは、経世済民政治活動をいろいろな側面から進めるやり方の一環なのであろう。

 

どこにも行けない日本国民が日本を守る「新世紀のビッグブラザーへ」

 

でも書いていたが、政党は選挙で国会議員を5人送るか得票数の定められた割合を超えるかしないと認められないらしいが、そんな法律的な定義はともかく、あえて政策集団としているのはブレーンとしての役割を重視していると表明しているようなものだ。政局より政策といったところだろう。薔薇マークと連携したらよさそうなものであるがそのあたりは、もう少し内容を明らかにしてからの話だろうか。

まずは消費税減税・廃止から!

 

政党にせず、政策提言を行う集団としたのも、政党に仕立てる時間よりは「消費税減税!廃止!」をより早く有効的に発信できる団体にしたかったのではないかと思われる。ほかの多くの政策については、議論を呼ぶことは必至であり、まずは、現時点の悪行をみなが不安に思っているのにもかかわらず進められていく、全体主義を打破することが先決と判断したと考えられる。その成功体験をもって、より深く日本の間違った進路を変えるべく活動に邁進していくその姿は、山本太郎も各種講演の中で言っていたことを通じるものがある。

 

薔薇マークの活動と並行して、消費税減税実現活動を行っていくことで、国民に正しい政策の選択肢を示し、目覚めさせるというやり方は大賛成であり、それでもって日本の健全な政治を取り戻していくことを大いに期待したいところである。我々もまだまだできることがあることを示しことだけでも大きな意味があり、そのビッグウェーブを現実のものとして、おかしな政治の方向を正していきたいと思う。