おはるさんが退院して、ホッとしたのも束の間
今度は私の受診MRIの結果を聞くのと甲状腺エコー検査
退院の翌日、またまた大学病院へ
左頸部のしこりもなんなのか未だにわからず・・・
まずは耳鼻咽喉科
「結構大きいね~・・・下の方も腫れてるね。これ確定するには生検してみないことには
わからないね。針生検だとはっきりわからないこともあるし、この腫れてるのをこのままにしておくわけにもいかないし、全身麻酔できっちり取って検査しよう。」
「はぁ・・・わかりました・・・何かわかんないままだと治療できないですもんね」
運よく1週間後が空いたそうで、即手術日は決まりました
入院の説明などを一通り受け、午後に甲状腺内科を受診
割とすぐ呼ばれて部屋に入ると・・・
「ウッ」狭い部屋に学生さん達がギュウギュウに入ってる
「こっち頭で横になって下さいね~」
「はい~」(すっごい見られてる・・・・エコー画像が)
「首にゼリー塗りますね~」
「お、ほらさっきの人と全然違うでしょ炎症が起こってるから」
「低下症なの」「そうですね」
「このへん石灰化あるね」「これ怪しいね」
「1回とってみた方いいんじゃない」
「こっちはリンパだね・・・」「腫れてますね~」
「甲状腺からくる癌かもしれないな」
・・・・・・・はぁ
あまりにもべらべらと患者を気にせずに話し続けるもんだから驚きました。
今なんてなんておっしゃったの・・・がんっていやいや・・・ガン
「ずんどおさん、生検の手術はいつとか決まってますか」
「1週間後です」
「そうしたら耳鼻科の方には連絡しておくので、手術の前に針生検をしましょう。
エコーをみると甲状腺がんの可能性があります。甲状腺がんの癌細胞には特徴があって、
検査すればすぐわかります。もしかしたらこのリンパ節の腫れは甲状腺がんの転移かもしれないです。全身麻酔で生検してとるより身体に負担がかからないですし、甲状腺がんの場合は甲状腺を切除する必要もあるかもしれないので針生検を先にしましょう。同意書を書いてもらって、急なんですが生検させてもらいます。」
「はい」
(内心はえぇぇーーーー癌なのぉぉおお嫌ああああ子供が・・・子供たちが・・・)
って感じでした・・・・こんな大勢の前では涙も出ませんボー然です
急展開で流れに身を任せて針生検
なにやら滅菌シートらしきものをひかれ、どでかい注射器が登場・・・こわっ
イソジン消毒をして、エコーをみながら針先をしこりにツンツン・・・
狙いを定めて~~~~
ズブリ・・・・ヒギャアア
シュコシュコシュコシュコ・・・・組織を吸引してる音でしょうか・・・
「今度は甲状腺の方から取りますね~頑張ってくださいね」
狙いを定めて~~~~からの繰り返し×3
痛みより恐怖感の方がすごかった・・・
首って針刺しても案外痛みがないもんなのねでも見た目と音がグロイです~~
この日は飲み込みが辛かった・・・。
「3日くらいで結果出るのでまた来てください」
「はい・・・グフッ」
帰り際に、めちゃくちゃ美人な女医さんが駆け寄ってきて
「甲状腺がんは大半は怖くない癌ですからあんまり気を落とさないでくださいね」
と声をかけてくれました・・・大分ボー然としてたんでしょうね
やっぱ女医さんて優しいなぁってつくづく思いました
そして、後日結果を聞きに行く前に耳鼻科の先生から電話がかかってきて、
手術取り消しの連絡がきました・・・
危うく全身麻酔で2回も手術することになるとこだった不幸中の幸いってやつ
甲状腺が腫れなかったらわからなかっただろうなぁ
家に帰ってネットで調べると甲状腺がんにも色々あることがわかって、
自分がどれに属するのか、予後は、治療は、再発リスクは・・・と不安でまたまた眠れなくなってました
次は生検の結果手術日の予約でモヤモヤです