こちらの記事は画像合成に使う Photoshopの描画モード について解説をしております。 ご存知のようにPhotoshopでは、レイヤーに配置した画像を様々な方法で合成し、見たことも無いような新しい画像を作り出すことができます。 その際に使われるのが、描画モード(ブレンドモード)。 Photoshopの描画モード は、背面(基本色)のレイヤーに対して、前面(合成色)のレイヤーの効果が反映されます。 複数のレイヤーに設定することも可能で、その場合、常に前面のレイヤーが、背面の描画モード結果を基本色として合成されます。

 

Photoshopの描画モード

 
Photoshopには膨大な画像編集機能がある為、特定の画像処理を行いたい時に、慣れていないと見つけにくかったり、分かりづらいかもしれません。 描画モードはPhotoshopを使い慣れたグラフィックデザイナーにとって強力で、無くてはならないツール。 しかし、彼らでさえ画像処理の結果だけ見せられても、どの描画モードを使っているのか、当てることが難しかったりします。 Photoshopの画像処理は同じ結果でも、そこに至るプロセスが人それぞれに違うためです。

描画モードの選択や設定は複雑で、思い描く様な効果に仕上げるには、不透明度や塗りを調整する必要があるかもしれません。 それぞれのオプションの特性を把握しておけば、選択の幅を狭め、推測に費やす時間を減らすことができます。 それでは、代表的な画像合成と描画モードの解明を始めましょう。

 

描写モードのグループ

主な描画モードには、合成結果が暗くなるグループ、明るくなるグループと、コントラストを付けたり、ライティング効果を出すグループがあります。 背面レイヤーが持つ色の値は、全面レイヤーが持つ色の値によって、加算、減算、分割、または乗算されます。

Photoshopの描画モード

基本的で使用頻度が高い、効果的な描写モードついて、下記の例をご覧ください。

 

デザインとして描画モードを使う

分かりやすく説明する為に、異なる描画モードを同じ画像に適用します。 ビネットレイヤーを使うことで、背景やエッジに効果を与えつつ、被写体を強調するようにしています。

こちらのチュートリアルでは、肌のトーン、照明、自然の要素などバラエティーに富んだ下の画像を使います。

 

 

まず最も使用頻度の高い描画モード3つを、100%の不透明度及び塗りでご紹介します。(例では、背面レイヤーと前面レイヤーに同じ画像を配置しています。)

 

1. 乗算

暗くて彩度の高い効果を出したい場合に使用。 乗算を使用すると、色をより強くし、彩度を高くできます。大抵の場合、不透明度を低くして効果を和らげる必要があります。

 

2. スクリーン

明るくて、彩度の低い効果を出したい場合に使用。 ビネットと一緒に使用すれば、色褪せたヴィンテージっぽい雰囲気に仕上げられます。

Photoshopの描画モード

 

3. オーバーレイ

ダメだと思った写真を手軽にどうにかしたい場合に使用。 ほんの少し不透明度を変更するだけで、ダイナミックな写真に仕上げられます。

Photoshopの描画モード

 

描画モード効果を使用する際の塗りと不透明度

ほとんどの描画モードは、不透明度で合成しますが、27個のうち8個は、塗りで合成するとユニークな効果を生むことができます。 その8個とは、焼き込みカラー、覆い焼き(リニア)、覆い焼きカラー、覆い焼き(リニア -加算)、ビビッドライト、リニアライト、ハードミックス、差の絶対値、です。

ここでは、3つの例で描画モードでの塗りと不透明度の違いを見てみます。 背景画像の上に新規レイヤーを作成し、グラデーションツールを半径モードで使用し、中央に白いバースト、その周りに黒いグラデーションのエッジを付けました。 そこに、ブレンドモードを適用していきます。 

Photoshopの描画モード

ビネットレイヤーの不透明度を下げ、その下層にあるレイヤーの画像がどの様に変化するかを分かりやすくしてます。

 

焼き込みカラーで合成

Photoshopの描画モード

 

覆い焼きカラーで合成

Photoshopの描画モード

 

ビビッドライトで合成

Photoshopの描画モード

 
右側の不透明度で合成した場合には、ビネットが見えている画像があることが分かります。 左側の塗りで合成した場合には、ビネットが暗い部分の明るさとコントラストが浮き彫りになっています。

Adobeのプログラマーがコンピューター上の数学を、ビジュアルアートへと昇華させたことは、グラフィックデザイナーにとって画期的なことでした。 ここで紹介した描画モードの例は、ほんの氷山の一角でしかありません。 通常モードで画像を重ねるだけではなく、様々な描画モードを試してみて、魅力的な広告制作やマーケティングツールの制作にお役立てください。

 

 
 

 

 
 
 
 


 

 

 

 

 

 

 

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