本日2度目の更新です。宙組大劇場公演『Le Grand Escalierール・グラン・エスカリエ』開幕2日前になって、ポスターらしきものが出ました!!あまりにやましすぎる公演だし、もうポスターなんて出さないと思ったらここへ来て。


しかし、何これ???


大階段でトップコンビだけが映る構図。余白が多いのは、公演タイトルの日本語である『大階段』を強調するためでしょう。映っている面積的に春乃さくら>芹香斗亜なのは、せめてもの罪滅ぼしのつもりか???華美にするのは以ての外ですが、神妙感をアピられるのも逆にムカつきますよね。


…と思ったら、今日の朝日新聞朝刊に宙組問題の特集記事が。識者は「必要な対応をあいまいにしたまま問題をやり過ごしている感じが否めない」と指摘。「そもそも人が亡くなるという重大事案を組織的に起こしておきながら、どこも傷つかず表面をなでるだけの対策では不十分。ハラスメントが半分許される構造が残ってしまう」と断じています。で、「現状は『みんなで変えていきましょう』という取り組みにとどまっているように見える。下からの変化に期待しているだけでは変わらない。上意下達の組織こそ、トップの意識改革が何より重要だ」とお花畑っぷりまで指摘される始末…。


ほんとそうですよねー。何だかここへきて「パワハラ上級生たちはもう十分叩かれ、社会的制裁を受けた」みたいなことを言う人が増えてきた印象ですが、それは違うでしょ。それは取るべき責任を取って、なおかつ世間で非難されている人に向けられる言葉であって。この人(組プロデューサーら含む)ら、処分もされず、なーんも責任取ってないんですから。挙げ句、のうのうと舞台に出てきて、「自分らは悪くない」ってところでしょう。逆にそう思っていないと、舞台なんて出てこられないはずで。普通の感性なら身を引きますよね。


結局、「もう十分叩かれた」みたいにパワハラ上級生を擁護するお花畑ファンがいての110年なんですよね。劇団もそこを分かっていて、「どーせ、『人の噂も75日』『喉元すぎれば熱さ忘れる』から今だけじっと我慢の子!」ぐらいなはず。阪急阪神ホールディングスの株主総会も荒れたとはいえ、終わっちゃいましたしね。「人が亡くなる」ということを本当にきちんと理解できていない。


しかし、大劇場の後は東京、はともかく、その後に全国ツアーってね…。いやー、もう何が何だか…。