本日、ようやく観に行きました!!

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劇場用新作!!

今回の映画はあくまでもヤマト2199の新作劇場版です!!

そう、2199なのですよ・・・2201ではないのですよ。←ここ重要。

物語はイスカンダルでコスモリバースを受け取ったというか、

コスモリバースに改装されたヤマトがイスカンダルを抜錨して約ひと月後の物語。

2199のシリーズ本編では描かれなかった帰り道でのある出来事のお話でした。

ぶっちゃけるとヤマト2199第24・5話!!

それを本編として、アバンタイトルに地球抜錨時のヤマトを月基地に残された斎藤目線で描き、

エンドタイトルに人類滅亡まであと40数日に迫った地球にヤマトから通信が入る(最終回のアレ)シーンを、

やはり、斎藤目線で入れて、地球に残された側から見たヤマトという演出が個人的にはポイント高いです!


さてさて、オープニングで主題歌をボーカルではなく、バイオリンの演奏で流し、

そこに、イスカンダルから出発するまでの名場面をダイジェストで流し、本編へとなだれ込みます。


さてさて、冒頭で述べましたように、今回は2199の新作エピソードです。

従来の劇場版のような高密度で壮大なストーリー展開はしてません。

しかしながら、その分、じっくりと物語は展開していくのです。


まあ、あまりストーリーに触れ過ぎるのもアレですので・・・・・今回のポイントを。


まず、従来のヤマトとはキャラクターの活躍度というか、メインキャラが違ってきています。

このエピソードで主要キャラとして活躍するのは・・・・(ヤマトクルーでは)

古代進

桐生美影

新見薫

沢村翔

相原義一

の5人。

ぶっちゃけると、雪や加藤、山本といったシリーズ本編で活躍してた連中はモブですw



あと、面白かったのは、シフト制の配置が生かされていたことです。

敵との遭遇時にシフトで交代要員として配置されていたメンバー主体で戦闘しているのがポイントです。

古代は戦術長として、全体の指示を出していたものの、

操艦こそ、島だったのですが、戦術担当は南部、レーダーは西条、通信は市川、機関は山崎と、

いつもと違うメンバーで艦橋を回していたのは新鮮でした。



メインで活躍する5人は謎の惑星へ探査に出かけるメンバーなのですが・・・・・

こんかいの映画では、シリーズでの積み重ねが活かされ、

沖田とは佐渡先生をして、「まるで親子のようですな」といわしめ、

副長である真田は古代の指揮ぶりを弟を見るような目で温かく見守り、

新見とのやり取りは新見がかつて兄、守の恋人という事もあって、姉弟のようでもあったように思います。

誰一人肉親のいない古代がこれだけの人たちと絆を築き上げ、

またその手を異種文明にまで差し出そうとする物語なのだと思います。

まあ、こんかいの敵であるガトランティスには届きませんでしたが・・・・



あと、今回は、桐生美影がキーキャラとして、古代と同格で主役を張っています。

正確には、古代、美影、そして・・・バーガー(ドメル艦隊の生き残り)の3人がこの映画の主役です。

仲間と、尊敬する上司を失い、ヤマトに復讐することを支えにして生きてきたバーガー。

そのバーガーと古代の出会いがもたらすものは・・・・・(ネタバレにつき自重)

ガミラスと地球人、デスラーの死(生きているが)によって、イスカンダルの仲介で停戦協定が結ばれ、

やり場のない怒り、そして過去に恋人を眼前で失ったという心の傷を抱えたバーガー。

そんなバーガーが出会った美影はかつての恋人に瓜二つだった・・・・



さて、敵であるガトランティス。

太鼓どんどこどーん!

肉うま!酒うま!!ひゃっはー!!ガミロンの青虫どもめ!!

ヤマッテを大帝に差し出すのだ!!

でも小娘に手柄はやらん!わしの手柄だ!!

大体、こんな感じ。(違います。・・・・・たぶん。)

まあ、ガミラスが蛮族と呼ぶ気持ちが少し解りました・・・・・ええ。

敵対勢力から「科学奴隷」をゲットして帝国の技術うp!!

という非常に解りやすい進歩の仕方をしているようです。

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ガトランティスは「ガミロン(ガミラス)を蹴散らす大砲」を持つヤマッテ(ヤマト)を手に入れるべく出現。

本来は「宝の星」(古代超文明の遺跡)を探し、大帝に献上するのが任務。

ガトランティスとの戦闘、

未知の惑星と未知の宇宙生物によりピンチになったり、(ガトランティスを振り切ることに役には立ったが)

謎の空間で謎の惑星に辿り着き、

探査に出た古代らは美影の記憶が生み出した幻の中でバーガーらと出会い、

そして・・・・

星巡る方舟が姿を現す。

方舟の出自にまた往年のファンにはニヤリとさせられる仕掛けが・・・・・


個人的にはとても面白かったと思いますよ!

波動砲を封印されたヤマトの戦いや、連携攻撃、

古代の指揮っぷりがこれまでの戦いを潜り抜けた賜物であることが伺えます。

しかし、この映画は2199の劇場版。

この映画は、異種族である者たちが様々なものや想いを乗り越えて手を取り合おうとする物語だと思うのです。

(・・・・ガトランティスは・・・・・どんまい!)





映画館で売ってた劇場限定のプラモデル!!

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クリアバージョンのヤマトとランベアのセット!(メカコレ)

他にもコーティングバージョンのコスモゼロとかあったのですが・・・・高くて買えぬ(血涙)。




でも、バーガーが指揮して戦うのは戦闘空母のミランガル。


って、日付変わってるわ!!

今日は仕事の後にMOVIE大戦みにいくのよ!寝るべ・・・・・

でわでわ。












追記:この映画を観た時の劇場内にいた観客は私を含めて3人・・・・・ビバ!田舎。(平日の夕方だしな)