駐車場の地面と石垣の隙間から、何やらニョキニョキ。
花の形を見ると、カボチャぽいのですが、どこから種がやって来たんでしょうね。
どこかで生まれて、何かに(誰かに?)運ばれて、狭い石垣の隙間に入り込んで・・・
こういう植物をよく「ど根性○○」みたいに言われて、ちょっと可哀想な存在のように思われているみたいですが、植物の立場に立って考えてみれば、他にライバルがいない環境で水や日光を独占できるので、まさに天国なんだそうです、ニッチ(niche)の語源でもあります。
すべてが奇跡的な確率の上に成り立っていると言えます、まさに奇跡のカボチャ(・∀・)
・・・大げさですか?
ドラマ「僕らは奇跡で出来ている」を毎週録画して観ているのですが、先週のお話では、
自分という人間が生まれるためには数億の精子の中から1つだけが卵子と受精する奇跡、父と母が出会う奇跡、そのまた上の祖父祖母が出会う奇跡などなど、天文学的な確率の上に起きた奇跡なんだと、主人公が気づくシ-ンがありました。
そんなこと、誰でも知っている。
と、理屈では分かっていても、それではまだ半分。
そのことに自分で気づくことができないと、真に理解したとは言えない。
一粒の種が風に吹かれ、鳥に運ばれ、動物に貼り付き、無事に土のある場所に落ちる奇跡、ご縁のフシギ。