輪廻 | おてらさん

おてらさん

大分にある臨済宗のお寺さんです。

紅葉が綺麗なのはほんの1日。

赤くなったと思ったら、あっという間に散ってしまいました。

寒い地域ならもう少しゆっくり変化するのかもしれませんが、うちの紅葉は

 

ずっと緑のまま

下矢印

紅葉

下矢印←ココが異常に短時間

散る

 

そうして、散ってしまった葉っぱは全てゴミとなります。

前日に雨が降ったせいで、朝起きてみたら大半が落ちてしまって、地面に積もっておりました。

こうなってしまうと、もう誰も「綺麗ですね」とは言ってくれません。

雨のせいで地面に貼り付いてしまって、掃除もしにくいし><

めんどくさいので、適当なダンボ-ル箱を持ってきて、直接葉っぱを押し込みます(^_^;

 

集めた落ち葉は、畑の堆肥穴に放り込んでしまいます。

これがやがて腐って土になり、有機肥料として畑の野菜の栄養源となるのです。

輪廻ですね。

 

緑の葉っぱから、赤くなったら綺麗ともてはやされ、散ってしまえばゴミとなり、堆肥となって土になる。

見かた、呼び方は時間と共に変わっていきますが、結局それも人間様の都合であって、もみじはもみじなんですよね。

 

落ち葉から学ぶこともあります。

落ち葉もまた仏さんです。

 

合掌。

 


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