8月12日
お盆休みを利用して近場で吟詠に関わる小旅行に出かけてみました。行き先は岐阜県の岩村で、目的は佐藤一斎の碑文巡りです。
今期、吟詠コンクールの課題吟の一つに『佳賓好主』があります。月を佳賓、梅を好主に見立て、月と梅とで占める春の宵をうたった詩で、この作者が佐藤一斎です。儒学者として多くの門下生を輩出し、明治維新の幕末の志士達にも多大な影響を与えています。少し前には、小泉純一郎元総理が指導者のバイブルとして佐藤一斎の『言志四録』を紹介し、私も『重職心得箇条』は購読した記憶があり、世間的にもその時に知名度が上がったと思います。またこの言志四録とは佐藤一斎が、42歳から82歳までに書いた千を超える格言が書かれたもので、その後西郷隆盛(その中の101条を抜粋し『手抄言志録』とした)や明治天皇へと受け継がれ、現在でも多くの人の愛読書として引き継がれているようです。
今回の旅で2つ感動。
1つは、岩村歴史資料館から明智鉄道岩村駅までの1Kmを超える城下町の家々の壁に佐藤一斎の格言が板書として飾ってあり街全体が佐藤一斎と一体化している様子に感動しました。
もう1つは、彼の名言で小泉純一郎の座右の銘の一つに感動です。「少くして学べば壮にして為すことあり。壮にして学べば老いて衰えず。老いて学べば死して朽ちず。」です。現代語になおすと、「子供のころからしっかり勉強しておけば、大人になって重要な仕事をすることができる。大人 になってからも更に学び続ければ、老年になってもその力は衰えることがない。老年にな ってからも尚学ぶことをやめなければ、死んだ後も自分の業績は残り、次の人々にも引き継が れていく」 という、学び続ける大切さを生涯学習という概念で述べています。
私自身、生涯学習という言葉を意識して、瑞鳳会の基本理念の3つ目にも取り入れています。習い、披露し、何かの役に立てる、そのことが生涯学習の真髄だと私は感じております。
しかし、まだまだいますね~、近くの偉人たちは‼️



