リアサスペンションからスプリングを外すためには,スプリングを縮める特殊工具「スプリングコンプレッサー」が欠かせません。
以前に,購入した「コイルスプリングコンプレッサー」なる商品ですが,二度と使用したくありません。
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スプリングの塗装が剥げて傷だらけになりましたし,作業の安全性にも不安を覚えました。

https://ameblo.jp/zr750c5-kenji/entry-12470931276.html?frm=theme

 

そこで,ネットを検索してみると,建築資材である「ターンバックル」を使ったスプリングコンプレッサーの情報がありました。
安価に自作できそうなので,早速挑戦してみます。
購入したのは,大小2種類のターンバックルを2個ずつだけで,後は手元にあった物を使います。
ロングボルトは,M10ながらもZR750C5のエンジンマウントボルトなので,強度は十分にあります。
中央には,外径14mm内径10mmのオーリンズ純正カラーをタイラップで固定しています。
 
まず試作品1です。
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ターンバックルを締め込んでいくと,ボルトに通したフック部が中心部に寄ってしまい,ターンバックルがサスペンション本体と接触してしまいます。
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試作品2です。
ボルトの左右に,10mmの穴があいたワッシャー1枚,アルミ製のカラー2個を通しています。
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ターンバックルとボルトが三角形を形成し,ターンバックルとサスペンションは接触しません。
スプリングコンプレッサーが完成しました。
これで,不安なくリアショックのスプリングを縮めて,ストッパーを抜き,スプリングを外すことができます。
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