年賀状で、 京都のおばが、老人ホームに入所していると聞いたので、昨日行って来た。
阪急電車で長岡京駅で降り、2キロほど散歩かたがた歩いて行った。
途中に5m程の小川があった、覗いて見ると、小魚が群れていた。住んでいる近くの武庫川は、水はきれいだが小魚の群れは、ほとんどいない。小魚が群れて居てこそ、私のイメージする川なのである。
少し汗をかいたが、グーグルで見ていたので、細い道も間違えずに、30分ほどで着いた。
職員の方に案内されて、4階のロビーに行くと、3人ほどの女性がぼーっとテレビを見られていた。そこに小さくなったおばが居た。昔 おばーちゃんとおばは、あまり似ていないと思っていたが、痩せて骨格が見えてくると、そっくりになる。
「おばさん来たよ」と言ったら、すごい笑顔が返って来た、認知症で判ってもらえないのでは と思っていたので、涙があふれ出た。手を握ると強く握ってこられた。涙が止まらない、小さい頃の思い出が涙とともにあふれ出た。母の亡くなったと時は、他人の目が気になってか、手を握ったりさすったり出来なかった。
1時間少し居て「おばさん帰るよ」って言ったら、握った僕の手の甲を、左手で何度もたたき また「来てね」って何度も言われた、必ずまた行きます。