JBCも終わり、ひとえに『祭りのあと』とはいうものの選ばれなかったJRA所属馬が師走の桶狭間に向けラストチャンスを狙ってく一戦が今週の京都と来週土曜の東京。先日の世界的快挙もあるので『これだからダート競馬のエア予想ってやめられなくなる』ってのをつくづく実感。芝↔ダート間で興味が逆転してしまったような…

 

 

11月9日のエア予想

その1 みやこステークス

現在もその役割は担っているが2010年にジャパンカップダート(当時・現在のチャンピオンズカップ)の前哨戦として前年まで開設されていたオープン特別『トパーズステークス』を重賞に格上げさせる形で創設。2018年に京都競馬場でのJBC開催に伴い休止したが【ゾウたん的観測】背景に正賞として『地方競馬全国協会理事長賞』とあることからNARによるダートグレード競走の認定がありJBCとの重複開催的な事象を予防する措置が取られた可能性があるとみられる。現に(主に)JBCクラシックへの選定に漏れた馬がこのレースか武蔵野ステークスをチャンピオンズカップの前の一叩きに使う傾向が強く、地方実績ある馬が集うようならゾウたん的、というかダート競馬通であれば面白く感じる方は多いであろう。

 

先日のブリーダーズカップクラシックを勝ったフォーエバーヤングは4歳牡馬。ここを馬齢的な基準に本命を定めていくと④ラムジェットが浮上。東京ダービー制覇の後は地方海外を転戦して久々のJRAのダート。1900mにはなるがユニコーンステークスを勝った実績もあるため1800mでも京都ならモノの違いまでありそう。

 

◎④ラムジェット

○⑨アウトレンジ

▲⑭ぺリエール

☆①サンデーファンデー、⑯デルマソトガケ

△⑥ロードクロンヌ、⑪レヴォントゥレット、⑫ダブルハートボンド

 

昨年の米国遠征経験あり、帝王賞上位、ダートグレード競走の上位歴あり…何か濃いメンバーになったこともあり、このレースが前哨戦になるチャンピオンズカップもそうだがその先、いや来年のダート重賞路線で楽しめる逸材だらけになりワクワク感が強い。

 

その2 その他の重賞

 

今回の地方重賞分のエア予想に関しては、例のアンチ騎手がいる関係で金沢の北國王冠を回避する形で佐賀・高知・帯広に絞った。

 

東京11レース アルゼンチン共和国杯

◎③ローシャムパーク

○⑪ホーエリート

▲⑱スティンガーグラス

☆⑬ミステリーウェイ

△⑯ニシノレヴナント

 

佐賀第4レース カペラ賞

⦿②サキドリトッケン

○⑪プレアレジェンド

▲⑥ピックアップラック

△⑤ハクアイドゥマン

 

高知第6レース 黒潮マイルチャンピオンシップ

◎⑧バリチューロ

○③ニクソンテソーロ

▲②エクセレントタイム

△④サンライズグリッド、⑪グッドヒューマー

 

帯広第11レース クインカップ

◎⑦クリスタルイプセ

○⑤スカーレット

▲①カフカ

△②ガーネット

 

 

先週の『ビッグイベント』のほうを一気に振り返り

ボリューミーになってしまったが、ため込むのも何なのできちんと振り返っておかねば…

 

ブリーダーズカップ(人気順はJRA独立プール)

 

デルマー第9レース ブリーダーズカップクラシック

◎ジャーナリズム(4番人気)→4着
○バエザ(6番人気)→6着
▲フォーエバーヤング(1番人気)→1着
△フィアースネス(3番人気)→3着

△アンティクエリアン(8番人気)→8着
 

デルマー第10レース ブリーダーズカップマイル

◎レトリカル(2番人気)→4着
○ノータブルスピーチ(1番人気)→1着
▲サーラン(7番人気)→5着
☆グランオリエンテ(13番人気)→11着
△アルジーヌ(6番人気)→6着

 

 

11月2日 天皇賞(秋)

◎メイショウタバル(5番人気)→6着
○ミュージアムマイル(3番人気)→2着
▲マスカレードポール(1番人気)→1着
☆アーバンシック(11番人気)→5着
☆クイーンズウォーク(9番人気)→8着
△ジャスティンパレス(8番人気)→3着
△タスティエーラ(2番人気)→8着
 

 

11月3日 船橋JBC競走

第9競走 JBCレディスクラシック

◎オーサムリザルト(1番人気)→3着
○プラウドフレール(5番人気)→14着
▲ライオットガール(4番人気)→5着
☆ローリエフレイバー(11番人気)→11着
△テンカジョウ(2番人気)→2着
△グランブリッジ(6番人気)→4着
△ビヨンドザヴァレー→(3番人気)→9着
 

第10競走 JBCスプリント

◎チカッパ(6番人気)→4着
○クロジシジョー(4番人気)→5着
▲ファーンヒル(5番人気)→1着
☆ママコチャ(1番人気)→2着
☆テイエムスパーダ(7番人気)→14着
△サンライズアムール(3番人気)→3着
△ドンフランキー(2番人気)→10着
△エンテレケイア(8番人気)→12着
 

第11競走 JBCクラシック

◎ミッキーファイト(1番人気)→1着
○サンライズジパング(4番人気)→10着
▲サントノーレ(3番人気)→3着
☆アラジンバローズ(11番人気)→6着
△ウィルソンテソーロ(2番人気)→5着

△シャマル(6番人気)→9着

 

最後に…気の早い話でも一つ…

今年になってラジオNIKKEIでのJRAのレース実況において、檜川彰人アナがやたら西日本のダート重賞の実況担当を当てつけられている印象がある。たしか檜川アナ・・・延長した定年が満了するのが近くなっている可能性があり労務約款の更新とかで再延長にでもならなければ現在の小林雅巳アナのように嘱託雇用に転換され人員不足(競馬実況に従事する新人アナウンサーの獲得の停滞)の度合いによっては(大阪支社の時代も含めて)長年守ってきた関西支社ではなく東京本社での嘱託の可能性まで考えられそう。何かこればかりはチャンピオンズカップの実況を一つの『餞』にしてしまうのではないかという意図も見え隠れしそうで…12月の実況担当がどうなるのか見ものではあるのだが。