エアブラシを使うとどうしても塗料がミストとして空気中に浮遊してしまうため、部屋が汚れたり健康にあまり良くなかったりしますよね。
そんな為にあるのがスプレーブースと呼ばれるもの。
一般的には、こんな製品
や
といった製品を使っている方も多いのでは無いでしょうか?
また、コンパクトにしまえるこんなものもありますよね。
でも、どれも1万円以上します。
勿論、今はこんな安いものも出てきましたね。
但し、この製品はファンで吸うとかじゃないみたいなので、ミストが飛び散るのはあまり抑えられないかも知れませんけどね。
で、私はどうしたか?というと、自作しました。
どんな構造にしたか?というとこんな感じです。
ファンは換気扇用のシロッコファン。
筐体は近所のホームセンターに売っていた衣装ケースです。
金網は大小ともに100均で買いました。
こちらは前面側の大きな方
こちらは奥の小さな方
ダクトはホームセンターで購入。
シュラウド用には、こちらもホームセンターで買ったプラダン。
ファンを固定するフレームは100均で購入した角材2本。
で、ファンを設置したのがこんな感じ。
で、シュラウドの型紙代わりに段ボールで仮に組み立てた状態がこんな感じ。
でこの段ボールを型紙にプラダンをカッターで切って、アルミテープで張り付けます。
プラダンの一部にこれも100均で購入したマグネットを埋め込んでおきます。
レンジフィルターを適当なサイズに切って網に巻き付けてマグネットに張り付けたら完成です。
実はここ、風呂場なんですね。
風呂場は天井に換気扇が付いているので、シンナー臭も排出できるし、ホコリも少ないので塗装場所としてはかなり良い条件だと思います。
ダクトの先はどうなっているか?というとこんな感じで、湯舟の下に洗面器を置いて、水を少しだけ入れておきます。
勢いよく水にミストを含んだ空気がぶつかるので、ミストは水に吸着して空気中に飛び散らないと思ってます。
結果的にパーツ全てで1万円近く掛かってしまいましたが、多分市販のスプレーブースよりもかなり強力なものになったと思います。
しかも、フィルターは100均のもので5回分程使えるので、ランニングコストもかなり抑えられていると思います。(当初は内側は目の細かいエアコン用フィルターを使用していましたが、ランニングコストが掛かるので、今は両方とも目の異なるレンジフィルターを使用してます。もちろん、内側の方が細かい方です。)
長々と書いてしまいましたが、今回は自作スプレーブースのお話でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。