今日は入梅。
二十四節気・五節句などの暦日ではなく、
季節の移り変わりをより細かく把握するt目に設けられた暦日。
入梅は「梅雨入り」の漢語的表現。
実際の梅雨入り・梅雨明けの日付は年や地域で異なるが、
農家にとって、梅雨入りは、その年の田植えを始める日にちを決めるのに重要だったので、
目安として梅雨入りと言う暦日を作ったとされる。
過去には、芒種の後の最初の壬の日を梅雨入り、
小暑の後の最初の壬の日を梅雨明けとしていた時期もあったそうだ。
つい先日読んだ「オオカミの護符 (小倉美恵子著:新潮社)」という本に、
「太占(ふとまに)」についての記載があった。
よく知られているのは、古代中国での国家の未来について占うもので、亀の甲羅や鹿の肩甲骨を使う。
当時の占いは国家の行く末を知るためのもので、
天候を中心として占い、
作物の出来不出来を見たそうだ。
神道などを勉強している人だと、
祭りに太占が取り入れられている事を知っている人もいるだろう。
ただ、この本に記載されている太占は取材当時にはまだ現役で、
農作物の出来不出来を占い、
講と言う、同じ地域に住んでいる(村単位等)同一の信仰を持つ人々による結社に入っている農家へ配るものだそうだ。
この本は記録映画の書籍化であるため、取材時期が本の発行年からは結構年数がたっているようで、
この太占を読み説く人ももう鬼籍に入ってしまったようである。