前回の文章酷すぎましたね…すみません。
いきなりですが戦艦の名前は日本の旧国名から取っています。
例えばですが前回紹介した長門は山口県、陸奥は青森県、大和は奈良県などなど。

そして今回は太平洋戦争中最も活躍し、最も古い戦艦、金剛型を簡単に解説します。
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金剛型は主に一番艦から金剛、比叡、榛名、霧島です。

金剛型の金剛はイギリスの造船会社に造船させ、その後イギリスが造った金剛の設計図を元に比叡、榛名、霧島を造船しました。
元々巡洋戦艦(簡単に言うと巡洋艦と戦艦の間みたいな感じ)という部類に属しており、第一次世界大戦にも参加していました。
その後二回改装を行い速力約30ノット(60弱キロくらい)の高速艦になり、その他色々改装をした結果、戦艦の部類に属されるようになりました。

そしてその速度から空母の護衛や敵航空基地の艦砲射撃など幅広く使われました。

またお召し艦(皇族が乗艦する艦)としても有名であり特に二番艦である比叡は過去に3回もお召し艦に選ばれています。

しかし最終的にはこの四隻は沈んでしまうことになります。

一番艦金剛は1944年に潜水艦によって沈み。
二番艦比叡は1942年米艦隊と交戦最中火災発生
            その後米航空機にやられ。
三番艦榛名は停泊中に空襲を受け大破、着底し
           1946年に引き揚げられ解体。
四番艦霧島は1942年に米戦艦ワシントン、
           サウスダコタと交戦し沈没。

榛名など多数の艦が停泊していた呉軍港空襲は最近話題になった映画「この世界の片隅に」で有名ではないでしょうか。

さて、簡単に説明しましたが、もう一つだけ説明をさせてください。
お気付きの方もいるかもしれませんが金剛型は戦艦であるのに旧国名が使われていません。
これは元々巡洋戦艦だったため山の名前が使われています。
金剛山、比叡山、榛名山、霧島山、全て山の名前から取っています。
そのため戦艦でありながら山の名前を持っているのです。
(帝国海軍では主に戦艦を旧国名、空母を空に関係する動物?空想動物?巡洋艦に山と川の名前、などなど…正確かどうかわからないので、詳しいことは調べてください…)

以上で金剛型について終わります。






まだまだ知識不足な点があり指摘したい点や間違っている点がありましたらコメント欄にて気軽にご記入くださると助かります。