1、住の江の岸に寄る波溺れちゃえ

 

#川柳

#古今和歌集

#藤原敏行朝臣

 

恋はやっぱ溺れるもの、かな

 

 

 

 

2、難波潟短き蘆で考える

 

#川柳

#新古今和歌集

#伊勢

 

「の」→「で」

 

男はつらいよシリーズ第16作のエピソードが揮ってる

寅さんが葦を足と勘違いしてみな大笑い

 

 

 

 

3、わびぬれば今はた同じ覚悟せん

 

#川柳

#後撰和歌集

#元良親王

 

覚悟には恋の覚悟以外にもいろいろとね

 

 

 

 

4、今来むと言ひしばかりに「月が綺麗」

 

#川柳

#古今和歌集

#素性法師

 

この場合は言わないか…

 

 

 

 

5、吹くからに秋の草木の親父ギャグ

 

#川柳

#古今和歌集

#文屋康秀

 

草木をもしおれさせるような…

気をつけねば

 

 

 

 

6、月みればちぢにものこそ寂寞感

 

#川柳

#古今和歌集

#大江千里

 

たまーには真面目に…

 

 

 

7、このたびは幣も取りあへず寝坊した

 

#川柳

#古今和歌集

#菅家

 

ありがちな失敗、言いわけにならないし…

よく覚えているやつ2度

元嫁のはなかなか許してもらえず、意外にも仕事のは特に何も言われずだった

 

 

 

 

8、名にし負はば逢坂山で同衾す

 

 

#川柳

#後撰和歌集

#三条右大臣

 

「の」→「で」

短歌にはこっち系のがそれなりにある

こんな直接的表現ではないけど…

 

 

 

 

9、小倉山峰のもみぢ葉散らないで

 

#川柳

#拾遺和歌集

#貞信公

 

一言で言ってしまえばこんなだけど

短歌等の表現法っていいものですね

 

 

 

 

10、みかの原わきて流るるホンマかい

 

#川柳

#新古今和歌集

#中納言兼輔

 

一度も会ったことないのに恋しちゃったって…

平安時代だな〜という見方があるが、僕は観念的、超現代的とも思ってしまう

 

 

 

 

11、山里は冬ぞ寂しさ今(いま)昔(むかし)

 

#川柳

#古今和歌集

#源宗于朝臣

 

今と昔、同じく寂しい

平安と現代とでは厳しさの度合いはだいぶ違う

寂しさの種類もちと違っているような…

 

 

 

 

 

 

 

 

12、心あてに折らばや折らむ直観で

 

#古今和歌集

#凡河内躬恒

 

ご存知の通りこの和歌は「直観」とは関係ない

初霜の〜 からが素晴らしいので、じっくり鑑賞したい

敢えて、全く違うものにしてみた

「直観の8割は正しい」 by 羽生善治

 

 

 

 

13、有明のつれなく見えしやるせなさ

 

#川柳

#古今和歌集

#壬生忠岑

#遣る瀬無さ

 

真面目ムードが続いてしまっているが、この和歌にはこの言葉と思った

 

 

 

 

 

 

14、朝ぼらけ有明の月といちご大福

 

#川柳

#古今和歌集

#坂上是則

 

「月より団子」と勘違いしてしまっていた頃があった

あと、前から「より」でなく「と」の並列でいいじゃないかと思っている、どうでもいけど…

 

 

 

 

15、山川に風のかけたる掃き掃除

 

#川柳

#古今和歌集

#春道列樹

 

庶民はやだなー

綺麗な紅葉でお掃除を連想しちゃうんだもん

 

※  百人一首が好きで、たまに鑑賞する

    なんとなく、575にしてみたくなってしまって…

    我ながら、何やっているかと思っております