ゴーンの経営者としての評価を巡って論じてみたい。
しょっぱなから話が逸れるが、自分はどうしても納得行かないことがある。
(今はやや違うようだが)ルノー経営陣を除き、事件発生以来、フランスでのゴーンの評判はよろしくない。
たかだかTVで観たくらいのことだが、彼を評して、「守銭奴だ。どれだけお金をもらえば気が済むのか。」
彼の母国では総じてそうした声が多かった、少なくとも自分が観た日本のTVの報道ではそうだった。
一方、日本では彼を庇う者が多いように感じる。目立つところでは、ジャーナリストの木村太郎と元大阪市長の橋下徹。彼らは、あるTV番組で、あれは犯罪には当たらない。何も悪いことをしてはいないという趣旨の発言をしていた。自分には、話が逆さまにではないかと感じるのだ。母国では、ある程度は彼を庇う声があがり、日本では糾弾する者が多くなるものと考えていた。日本の(似非)知識人どもはどういう心づもりなのであろうか。
さて、ここから本題。
自分はゴーンのことを経営者として余り高くは評価していない人間の一人だ。「コストカッター」の異名で、どちらかというと彼を高く評価する者が多くはなかったか。それどころか、日産の救世主などといわれ、また、これからの日本の経営陣がお手本とすべきという者もいた。なんということか。彼のやったこととは、畢竟するに日産の社員を切り捨て
たことではないか。「人件費の削減」。ある意味、冷酷になれさえすれば、誰でも思いつき実行でき、容易に成果がでることだ。こんなものは、経営として評価するに値しない。
以上、自分が真っ先にに感じたことである。
※
松下幸之助、本田宗一郎、井深大、盛田昭夫などとは、比べるべくもない。
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〈一言コメント〉
YouTubeでホリエモンとカルロス・ゴーンとの対談を観た
一回はこの一文、ある程度修正することもあり得る、と考えたが、最終的には必要ないと判断した
法曹界・司法制度等に関して、ホリエモンの仰っていることその通り、と考えざるを得ない
僕は、その方面には言及していない
見返してみて、イマイチなところもあるが、内容評価は、読者に委ねたい
※
ゴーンより、日産上層部のほうが何十倍もインチキやっている
これは、Twitterでも呟いたこと