さて、ジョージアのティビリシを出発し、トルコのイスタンブールに向かう。毎度のこと入国審査を通るのだけれど、それは国によって特色が違う。ジョージアに行ったときには「Welcome to Georgia」と元気よく言ってくれたり、モロッコからユーロ圏であるスペインに入ったときは、僕の顔も見ずにスタンプだけ押したりした。
今回はどうだろう?
なんと、トルコの入国審査官は音楽を聞きながら、スタンプを押してた笑
ノリにのって、スタンプを押してた。これでいいのか?笑 きっと陽気な人が多い国なんだなーと思いながら、すんなり入国。
今日の目標はデニズリに着くこと。トルコは大きい国なので南の端の町、アンタルヤまではバスで移動。イスタンブールへの帰りはヒッチで帰ることにした。
とりあえず、イスタンブールの中心街にオトガル(バスターミナル)があると思ってそこへ向かう。しかし、町の人に聞いてみると、オトガルは中心から少し離れたところにあると言われた。
やばい・・・どうやって行くか調べてないわー
(ここに降りたけどオトガルへの行き方わからん。にしても国旗があちらこちらにある。愛国心あるんだなー)
とりあえず聞くしかない・・・と思ったのだけれど、トルコ語がわからん笑 英語で話しかけても全然英語で話してくれない泣
みんな優しく教えてくれるのだけど、全くわけわからん笑。途方もなく歩いていると、なんかバス停みたいなところを発見!ここからオトガルへ行けるんじゃないか?と思いバスを待っている人に聞いてみた。するとOKサインをしてくれ、ここから行けることが分かった。
でもなー、どのバスに乗ればいいかわからん。来たバスの運転手に聞いてみるか―と思っていたら、さっき聞いた男の人が「大丈夫だ!俺に任せろ。」的なことを言ってくる。
でも、30~40分経っても彼が全然合図をくれない。バスは1,2分間隔で次々と来るのに・・・ホントに彼を信じて大丈夫か?そう思っていると、やっとのことで「これだ!」と言ってくれた。ああ、バスが遅れてただけかー、疑って申し訳ない。もっと人を信じないとなー
にしても、彼は何のバスに乗る予定だったんだろ?もし、自分が乗るバスにあえて乗らない
で、僕のバスが来るまで待っててくれていたのなら・・・ ありがたい泣 なんて優しい国なんだ。
本当にいろんな人に助けられて僕は生きているんだなと感じる。
さて、そのバスにのってオトガルに向かう。しかし、全然バスが進まない。大渋滞だ。
前から、トルコは車の文化だというのは聞いていたけど、こんなに多いとは笑 この渋滞にしびれを切らして歩き出す乗客もちらほら。俺もそうしようかなー と思ったけど、隣に座っていた人が、「大丈夫。このまま乗っていたほうがいいよ。」と言っていたので、そうした。
日本にいたときは常に時間に追われた生活だった。もっとのんびり、おおらかに。そう生きてこう。
距離的には車で15分くらいのところを1時間くらいかけてオトガルに到着。
オトガルとはトルコ語でバスターミナルの意味だけれど、ここはまるで空港のよう。数え切れないほどのバス会社があって、各会社が客引きに力を入れている。
「アンカラ、アンカラ!」 まさに「安いよー安いよー!」と言っている朝市のおっちゃんみたいだった。
(この大きさがなかなか伝わらない)
(だからインターネットで得た写真を張ります。けど実物はもっとすごい。)
どの会社が一番安いのか探す。それが苦戦した。なぜなら、英語が全く通じない笑。ポーランド、ジョージアより通じない。大変だ。
正真正銘、ボディーランゲージしか使わないコミュニケーションで、一番安いバスを選択した。
出発まで時間があったから、トルコ名物ケバブを食べる。レストランの様子が少しカオスでおもしろかった。味はまあまあ。Wifiがあると書いてあったから、入ったのだけれど、「Program」(恐らくプロブレム(問題)と言いたかったのだろう。)と言われて使えなかった。
このWifiがトルコの旅で一番の障害になることをこのときはまだ知らなかった・・・。笑 つづく。
次回、まるで別世界、パムッカレ、大惨事発生。200€発見! お楽しみに!