あらすじ
部屋には社長が待ち構えていた。被験者たちを見るなり謝罪しが、許されることは決してなかった。被験者たちは拷問し社長の口を割った。
最初は人工的に人間を作りウイルスであるアバドンを投与し、反応を見る計画だったが、被験者たちはウイルスを取り込み力にする様子を見て計画を変更。ウイルスを使役する生物兵器を作ることにしたというのだ。
そしてその力を消すことを提案してくるのであった。もちろんその提案は反対され、社長は武力行使をするのであった。
(ゴア表現があります。苦手な方はブラウザバックを推奨します。)
狩野「いってぇ・・・僕が自衛隊頭突き特攻隊長じゃなかったら死んでたよね」
狩野が頭をなでながら戻ってきた。
メリー「んで、シャッチョさんどうしたい?」
社長「・・・・・・・・・・・・・」
社長は目を閉じ、口を開く。
社長「これだけは言わせてくれ」
社長「庭園にある林檎は君たちのためのワクチンだ」
社長「あれでアバドンを消すことができる」
狩野「あれ?持ってきてなかったっけ?」
メリーは林檎を持っていることを思い出した。
社長「すまないことをした」
そう言って自らの頭に銃口を向けた。トリガーを引・・・
メリー「ハイハイストップ」
メリー、-精神使用
メリーは社長をマインドコントロールし、銃口を下させゴミ箱を持ってきてその中に社長を入れた。
メリー「この林檎食べて」
社長はゴミ箱の中でメリーに渡された林檎をかじった。一口かじったのを確認すると、メリーはコントロールとやめた、脳の損傷が激しいため、社長は死んでしまった。
ゴミ箱は社長の血が溜まっている。
中村「うーんこの傷治さずにはいられないッ!」
狩野「この傷深い!」
ズタズタに引き裂かれた社長の足を見て医者としての(?)治療意欲が搔き立てられた。
中村、+物理使用
中村の医学90→49(成功)
中村は社長の骨を直し傷口を塞いだ。傷などまるでなかったように消えていった。
中村「これでよしと」(優しい世界)(?)
メリー「なむ~」
アバドン「終わったな・・・・・・と、言いたいところだが」
アバドン「○○タワーを知っているか?」
メリー「キマシタワー」
狩野「あー、知ってたかもー」
中村「あー。朝のニュースに出てたやつね」
??「あ、あなた達!」
入口から女性の声が聞こえた。女性は白衣を着ており、ここで働いていた研究員だということが分かる。
狩野「いぇーい!!」
中村「あれ?まだ残党がいたか・・・」
中村はナイフを取り出した。女性に近づいていくとネームプレートが見えてきた。
『中村博士』
中村「お前・・・名前・・・まさか」
中村「母さん・・・か?俺の・・・」
中村博士「・・・・え、えぇ・・・まぁ・・・そういうことになる・・・わね」
中村博士はほっと胸をなでおろした。
中村博士「来ていたのね」
中村「へへ、まさかこんな感じで出会うとは思ってなかったがな。さすがにおどろいたわ」
中村博士「そ、そうね・・・本当は別の出会い方をしたかったものね・・・」
中村博士「・・・そうだ、あなた達ここで喋ってる暇はないわ」
中村「へ?」
中村博士「○○タワーが占拠されたことは知ってるわね!?」
中村「あ、ああ。それをいまアバドンに説明されたばっかりなんだが」
中村博士「いま立て籠もっているテロ集団というのがこの会社が作ったワクチンなのよ」
メリー「ふ~ん、で?」
中村「で?ってなんだよ。世界救わんとあかんくない?」
中村博士「ワクチン・・・・カマエルという名前なんだけど・・・・」
中村博士「このままだとあいつが死の雨を降らすそうよ」
中村「じゃあいっちょいくかぁ!」
中村博士「お願い人類を救ってほしいの」
中村博士「あなたたちにしかできないの」
メリー「なんでそんなもの作ったの?」
中村博士「あなたたちのウイルスは常に変化するは、だからワクチンも変化しなくてはならなかったの」
狩野「僕の仲間にも相談していーい?」
狩野は携帯を取り出した。
中村博士「特殊部隊でも倒せなかった相手よ。カマエルはあなたたちが思う以上の怪物よ」
メリー「行けばいいの?」
中村博士「えぇ、迷惑な話だというのは承知の上だけど・・・お願い」
中村「じゃあタワーまで案内してくれねぇ?」
中村博士「じゃあ私がヘリを運転するわ・・・」
中村博士はヘリをとるために部屋を出ようとした。
中村、飛行使用。
中村博士「うわぁ!?」
中村は中村博士を中に浮かせた。
メリー「ごー中村、さっさと行こ」
中村博士「ちょ、ちょっと、ほんとうに浮けるのね!?」
中村博士はどこか嬉しそうだ。
中村「ハハハ。忘れたか?俺たちにはヘリより便利なものがあるんだぜ」
中村「HAHAHAHA」
中村はメリーも浮かした。
中村「ま、急ぎだし、飛ばすぜ!」
被験者たちは中村博士を連れてカマエルのいるタワーへ向かった。
つづく・・・