[想像【ソウゾウ】自由は力] 11cm 「知性」 | 元実況者鴉のブログ.jp

元実況者鴉のブログ.jp

チマチマシナリオを作っています。

前回のあらすじ

ジャガーノート3体との戦いは狩野を一回死なせただけで無事終了した。もちろん狩野は自力で生き返った。

 

 

 血肉を飛ばす激しい戦闘の末ジャガーノートたちはAを残して二人とも死んでしまった。ジャガーノートAはまだ気絶したままだ。

 

 中村はまだ息のあるジャガーノートAを叩き起こす。

 

中村、+物理使用。

中村のこぶし90→26(成功)

ダメージ1D3+1D4→1+3=4×3= 12ダメージ

 

中村は手加減をせず、ジャガーノートAの顔をビンタで叩き首が人間の限界越えるまで周りジャガーノートAは絶命した。

 

中村「あれ?起きない・・・」

 

メリー「そこのあなた、ここはどこです?」

 

メリーが中村に問う。

 

中村「えー?ここはアバドンに言われて来た研究所だよ」

 

狩野「テデドンの研究所?」

 

メリー「アバドン・・・誰ですかそれ?」

 

狩野は気絶していたはずのジャガーノートAを見に行く。首は折れ曲がり生きているわけがない。

 

狩野「あれ?死んだの?」

 

中村「死んじゃった・・・ほら」

 

と、言い変形した頭を指さす。

 

狩野「お前に死のレクイエムを捧げよう」

 

狩野の歌唱60→13(成功)

 

狩野「貴様に死をー!俺の死をもってお前の死へー!」

 

狩野「で、テポドンだっけ?北朝鮮のご当地料理だったよねそれ、メリーさん」

 

メリー「そうなんですか、ありがとうございます」

 

メリーは納得しているようだ。

 

狩野「さて、次だね!」

  

中村「とりあえず研究所壊せば終わりでしょ」

 

狩野「できるのー?」

 

中村「がんばれば」

 

アバドン「俺の言う通りに柱を壊していけば可能だぞ?」

 

狩野「家の処理忘れたから帰りたいんだけどー」

 

中村「あぁ、それなら大丈夫。俺の実験材料に燃やしておいてって頼んでおいたから」

 

メリー「何のためにこんなことをしているんです?」

 

中村「邪魔者を消して自由になるためだろう?」

 

狩野「あ、カベドンいたんだー!」

 

中村「もしかしてメリーはアバドンのこと疑ってたりする?」

 

メリー「なんで邪魔者を断定しているのです、邪魔などしていなかったものを邪魔者というのはおかしいです」

 

中村「でも狩野のこと邪魔しに来た奴がいるだろう?」

 

中村「あっ、そういうことか・・・」

 

 中村は何かを思い出したようだ。

 

狩野「よし、2ちゃんに書き込み終了っと・・・あ、僕の家は近所のいじめですよ」

 

メリー「アバドンさん、なぜ邪魔者は邪魔なのです?」

 

アバドン「な、なんだ?哲学か?・・・・そうだな・・・」

 

中村「あれとこいつらは関係があるの?無かったらやばくね?ここの人たち殺しちったよ」

 

 一瞬過去にあった事故の記憶が蘇る。

 

中村「うあああああ!!!あ、でもここの人たち俺らのこと知ってるから殺して良かったのか」

 

アバドン「大丈夫だ関係はある。そして奴らが邪魔なのは我々の安全と自由を脅かすからだ」

 

狩野「カテキンさん、この施設って何の為の施設なん?」

 

アバドン「次々と思いつきやがる・・・いままで資料やらファイルなんかで見てきただろう?」

 

狩野「何でも知ってるんだね!非課金さん!」

 

メリー「なんでそのようなことをするのでしょうか?なぜあなたも脅かさているのです?」

 

アバドン「・・一年前に本棚で研究資料を見ただろう?」

 

中村「見たねー俺覚えているよ?」

 

狩野「えー?何のことー?覚えてないよー?」

 

 狩野は首を傾げる。

 

狩野「でもなぁ、なんだっけ?」

 

中村「あの日のことなら全部覚えているぜ・・・忘れようとしても忘れられないぐらいな」

 

メリー「アバドンさんって何者なんですかー?」

 

中村「ウイルスだっけ?」

 

アバドン「そうだ、俺はお前らが使っているウイルスだ」

 

中村「大体気づいてたけどな」(最近分かった)

 

狩野「なんか親近感沸くと思ったらそういうことか!テンドンさん!」

 

アバドン「・・・・まぁ、そういうことだ」

 

メリー「まずアバドンさん、なぜ自我を持っているんです?」

 

アバドン「それは俺にもわからん。逆に聞こう、なぜお前らは自我を持っている?・・・そういうことだ」

 

メリー「じゃあなんでアバドンさんはウイルスなのに私たちに喋りかけてくるんですかー?」

 

アバドン「俺は俺自身の力で喋っているわけでは無い。正確に言うならお前らの頭の中で言葉を作っている・・・が正しいか」

 

中村「いわゆる多重人格的なやつ?」

 

アバドン「ん?そうだな・・・例えば俺は音声データだとしよう。お前らはスピーカーだ。データはデータだけでは音を出せない、だがスピーカーがあるからお前らに言葉を伝えることができる、ということだ」

 

狩野「で、アポドンは僕たちの脳を操って聞いてることにしてるってこと?」

 

アバドン「そうだ」

 

メリー「んで、あなたが邪魔だと思っている理由は宿主が消えないようにするためですか?」

 

アバドン「そういうことだ。お前らが死ねば俺も死ぬ。運命共同体ということだ」

 

狩野「僕さっき見事に蜂の巣だったけど」

 

アバドン「俺のおかげで生き返ったんだ感謝しろ」

 

狩野「スパコンさんすげぇ!!!」

 

狩野「全くやんなっちゃうよねー、安価(アンケート)で行動したら蜂の巣だなんて笑えないよ」

 

中村「ふん、あんなもの避けられんでどうする。」(セントリーガンに風穴開けられて気絶したやつ)

 

狩野「一回気絶を全快させたの忘れないでよねー!」

 

中村「一年前の出来事は忘れないけどそれ以外はすぐ忘れちゃうかな・・・。闇のゲーム、楽しかったぜ」

 

メリー「なぜ邪魔者は邪魔をしてくるんですか?」

 

アバドン「我々が・・・特に俺が危険だからだろう」

 

メリー「何故です?」

 

アバドン「こぶしを振るえば壁に穴が開き、力をまとえばあらゆるものを斬り刻む。空を飛び、洗脳し、遠くから攻撃をする。そんな者を野放しするわけがない」

 

アバドン「そこの部屋を調べてみろ」

 

 全員はLの部屋に意識が持っていかれる。

 

中村「まぁ、アバドンがいないと俺らはただの人になっちゃうからなぁ・・・ドレドレ・・・」

 

狩野「三角龍デルタトライアングラーは僕の心の中に今も生きているからね!」

 

 中村はドアノブに手をかけるが鍵がかかっていて開かない。

 

中村はドアの内側に意識を集中する。

 

中村、遠隔使用。

 

鍵が開いた。

 

 中村が内鍵を開けると突然メリーはライフルでドアノブを撃ち抜いた。あと数センチズレていれば中村の指が持っていかれるところだった。

 

中村「おまっ危ねぇ!俺に当たったらどうするんだよ!」

 

メリー「開きました入りましょう」

 

メリーはドアを開け中に入っていく。まるで中村なんて居ない者のようだ。

 

中村「ていうか普通に俺鍵開けたんだけど!!!!」

 

狩野「なんだかなぁ」

 

中村「まぁいい・・・で、この部屋は何だろ?」

 

アバドン「机にあるその手紙を読んでみろ」

 

 机の上に手紙が二枚置かれてある。

 

狩野「子供だから読めませーん」

 

中村「黄色いヤギさんに食べられてしまう前に読んでおこうか」

 

 中村はメリーが手紙を取るより先に取った。

 

手紙には『被験者の知識挿入について』と書かれている。

 

 

          『被験者の知識挿入について』

 

 脳研究グループの中村です。被験者たちへの知識挿入は無事成功しました。彼らが目覚めれば生活に支障を来すことなく作戦を遂行することができるでしょう。基本知識、感情、戦闘知識、本能、ある程度の雑学。これで被験者たちも人間として生活できるはずです。服従設定ですが、私には出来ません。私達の手で作った人工生命体であろうと彼らはまぎれもなく人間です。兵器専用の人間を作るという倫理に反するようなことは私には出来ません。彼らは私たちの子供と言っても過言ではありません。どうか、社長からの説得で彼らに負担をかけずに事を運ばせることはできないでしょうか?図々しい態度と意見をお許しください。彼らに人間として生きてほしいのです。

 

『被験者の知識挿入について』二枚目

 

 研究者リーダーからの大切な意見、確かに読ませていただきました。
どうか安心してください。彼らには細心の注意のもと、安全に扱わせていただきます。
あなたが仰る通り彼らは人間。突然変異で出来てしまった人間です。必ず説得して自らの意思で戦ってもらいます。
ですが激しい抵抗をした場合、残念ですが殺処分という形をやむを得ない事があります。その点をご理解願います。

 

 

中村「『被験者の知識挿入について』手gっ・・・『被験者の知識挿入について』手紙 脳研究グループのなっ・・・『被験者の知識挿入について』手中村です。被験者たちへの知識挿入は無事ッ・・・・・・・各自で読んでくれ(´・ω・`)」

 

狩野「やっぱり僕たち子供じゃないか!」

 

狩野「なんで自分と同じ名字で噛んでんのー!」

 

中村「うるせ!」

 

狩野「さて、いろいろと謎が解けてきたね、ヘドバンさん」

 

中村「自分の苗字を呼ばれることはあるけど言うことはすくねぇんだよ」

 

狩野「分かる!違和感あるよね!苗字いうの!」

 

中村「で・・・俺ら人間として生きてないよな・・・」

 

狩野「人間らしく自衛隊してます!」

 

 狩野は敬礼する。

 

メリー「そんなの関係ありません、ここから出ても好きなように生きていきます」

 

中村「というか柏木といいい中村といい・・・なぜこうもかぶるんだ?」

 

中村「まさか俺たちの肉体がこの研究グループのクローンとか言うんじゃねぇだろうな?」

 

メリー「そういえばアバドンさん」

 

アバドン「なんだ?」

 

メリー「ずっと悩んでいたんですが、私は一体なんですか?」

 

アバドン「あ?何言ってんだ?」

 

狩野「僕たちはラーメンだよ!ね!揚げパンさん!」

 

アバドン「お前はメリーだろ?忘れたのか?」

 

狩野「だから!僕はつけ麺!!」

 

アバドン「・・・・・」

 

 アバドンはため息をつく。

 

ホシカビ:マップにある台所って包丁何本かある?

 

KP:5本くらいあると思うよ

 

 

 

 中村は台所に行き、包丁を5本手に入れた。

 

中村、飛行使用

 

 中村は手に入れた包丁5本を自分の周りに浮かし始めた。

 

メリー「おぁ、ずいぶん器用なことしてますね」

 

中村「いやー意外と制御するのは慣れるとこんなもんなんだよね」

 

 包丁を円を描くように飛ばした。

 

中村「昔は天井に刺さったり、腹に刺さったりしたけどさ。」

 

中村「どうする?ここから先はシャッチョさんの部屋だけども。」

 

メリー「シャッチョさん」

 

アイリス「社長室・・・ですね」

 

パープル:あれ?そんなキャラいたっけ?

 

KP:いたわ!いままで空気だったから喋らせないとな・・・ほんとに空気になっちゃう・・・

 

中村、+物理使用

 

中村のこぶしにより社長室の扉は倒れた。

 

中村「ドラァ!!」

 

メリーの隠れる60→14(成功)

 

 メリーは扉が倒れるのと同時にその場を離れ、休憩所にある自動販売機と自動販売機の間に入り隠れた。

 

狩野の隠れる50→74(失敗)

 

 狩野はメリーに便乗し、ついて行った。ゴミ箱に隠れようとしたが全部ゴミがパンパンに入っていて隠れれそうにない。

 

狩野「・・・やけくそだ!!!」

 

狩野の歌唱60→33(成功)

 

狩野「はっぴばーすでーとぅーゆー!!はっぴばーすでーとぅーゆー!!ぱっぴばーすでーでぃあしゃっちょさーん!!」

 

中村「よし入るぞ」

 

狩野「さぁこいやぁ!!」

 

KP:そういえばあれから一年ってことは皆の誕生日なんだよね、1歳の誕生日おめでとう!

 

パープル:なんかしまんないなぁw

 

 

つづく・・・