さっき、 | 神 優作オフィシャルブログ「NEXT JOURNEY」Powered by Ameba

さっき、




ジムに行ってきました。





いくら大地震があった後とは言えど


俺にはまだまだやらなければいけない事も


たくさんあるし、


テレビの前で胸を痛めてばかりいても


地震被害者の人達を


助けられるわけでもないし。





まだ余震の可能性もあるから


ジムも閉まるの早くて


人なんてほとんど居なかった。





そんな人少ない中、


たまたま隣のベンチに座ってる人を見ると


バスケチームのユニフォームみたいの着てて


その胸元にはsendai~


とかってチームのロゴが入ってて


仙台の人なのかなと思い


「仙台の方ですか?」


と聞くと、




「はい、仙台でバスケやってました。


今は東京なんですが」




俺が


「仙台の方も大変ですね・・・


テレビで見て胸が痛かったです」


と言うと、





「実は・・・親戚が行方不明なんですよね。


いつもは着ないんですけど


今日は願掛けでこの仙台の


ユニフォーム着てるんです。」






一瞬何て返せば良いか解らず


喉をつまらせたけど





ふと出た言葉が


「トレーニング頑張りましょう!!」







自分でも


何でそんな言葉が出たのか


良く解らない。






でも、


きっと、


それぞれ出来る事、出来ない事


やるべき事、役割があるはず。






俺にも、


その人にも


ある役割は




その現場に行って


救助する事でもない。


救援物資を持って行く事でもない。




せめて被害者に直接出来る事と言えば


募金をする事と、


ツイッターやネットで情報を伝えてあげる事。




でも、


それはずっと続ける事じゃない。


もちろん手を貸すべき必要がある時は


全力で手を貸すが、





俺らの役割は


自分達の生活、


やるべき事を


しっかりと生きる事。


それが、


被害者の方達にも繋がると


俺は信じてる。







その仙台のバスケマンは


居ても立ってもいられない


気持ちでいっぱいだったと思う。




どんな理由でジムに居たかは定かじゃないが


彼もきっと自分のやるべき事として


トレーニングを選んだのではないかと思う。


きっと本当は心配でならないんだと思うが。





俺が声をかけた時、


一瞬、不安な表情を浮かべたから。







親戚と連絡が取れなくて


家でテレビにかじり付いて


どうしようどうしよう、


って不安で悩んでるより、


押し入れからユニフォームを


引っ張り出して


ジムに向かって来ただろう


彼の姿勢に


何だか感動を通り越して


胸を締め付けられた。







俺ら人間は


地球で生きているけど


ある意味


地球に生かされている。




地球が無くなれば


俺らも終わり。






今回の地震で


より一層それが


現実味を帯びた気がした。




地球が意思疎通が出来るか


解らないけど、


もし出来るのだとすれば


本当に地球には感謝の気持ちを


伝えていかなければいけないなと


強く思う。








僕ら人間を今まで生かしてくれてありがとうと。


そして、


これ以上被害を大きくしないでくださいと。







行方不明者の方達が


一人でも多く助かり


笑顔の再会が一人でも多く


出来る事を


心より祈っています。











おっしゃーーーーーーーーーー


明日から俺は踊るぞーーーー!!!!!!!!!!