戯曲「花の寺」上演
来年の3月、直ダンス!を立ち上げる原動力になった、
戯曲「花の寺」が、上演されることになりました。
2009年3月26日(木)~29日(日)
舞台「花の寺」 中野テルプシコール
主催:オミナエシ企画
演劇の頁専門学校で一緒だった友人有志による自主企画公演です。
友人達にとっては10年ぶりの再演、
私にとっては10年経って、やりそこねたお芝居を演じられる機会をいただきました。
直接お会いすることはかないませんでしたが、
作・演出の金杉忠男さんは、たくさんの人にとって大きな影響を与え、愛された人です。
特に「花の寺」は、稽古も厳しく、役者、演出家のたくさんのエネルギーをかけてつくられた、
大きな存在感を持つ作品です。
それだけに、金杉さんが存命で演出されていた頃の舞台を知っている人達は、
非常に厳しい眼で見ていらっしゃる事と思います。
でも、やると決めたので、やるしかありません。
プレッシャーもエネルギーに変えて、取り組んでいこうと思います。
たった一度見ただけの舞台(戯曲)なのに、10年経っても心を持っていかれます。
戯曲の要求にどれだけ応えていけるのか、
自分の心をふるわせる何かを、どれだけ現出させることが出来るのか、
恐ろしく思いながら、それ以上に、生きるエネルギーをかりたてられるような気がします。
さて、道のりは始まったばかり。
いい舞台に出来ますように。