中国有名企業のCEOに死刑執行 | 周来友 オフィシャルブログ

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中国出身のジャーナリスト、タレント。
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Netflixの人気作品「三体」。このIPを所有していたのは中国のゲーム会社「游族ネットワーク」でした。この企業をめぐってはCEOが創業者を毒殺する事件を起こし裁判が行われていました。



創業者で会長だった林奇氏に毒物を盛って殺害したとして死刑判決を受けていた、関連会社「三体宇宙」の元CEOの男が、2026年5月21日に刑を執行されたことが分かりました。

中国メディアによりますと、最高人民法院(最高裁判所)が死刑執行を承認したということです。事件の被害者の一人はSNS上で「正義は遅れても必ず来る」と投稿し、大きな反響を呼んでいます。

事件は2020年に発覚しました。捜査当局によると、被告は社内での権限縮小や大幅な減給への不満から、林奇氏への恨みを募らせていったとされています。被告は大学の印章を偽造し、テトロドトキシンやα-アマニチン、水銀化合物など複数の猛毒をネット上で購入。倉庫を借りて毒物の調合実験を行っていたとされます。

その後、被告は整腸剤のカプセルに毒物を注入し、林奇氏に服用を勧めました。林奇氏は2020年12月16日に体調を崩して入院し、9日後に多臓器不全で死亡しました。享年39歳でした。また、同僚らに対しても、オフィス内のカプセルコーヒーやウイスキー、ミネラルウォーターに慢性毒物を混入し、少なくとも4人が水銀中毒になったと認定されています。

2024年3月、上海市第一中級人民法院は故意殺人罪で死刑判決を言い渡し、危険物質投与罪でも懲役6年を併科しました。2025年11月の二審でも判決は維持され、今年5月に死刑が執行されました。

裁判では、被告が最後まで犯行を否認したことも注目されました。この事件は中国社会に大きな衝撃を与えました。林奇氏の死後、 游族网络 の株価は急落し、企業価値が大幅に下落。「三体」IPの映像化事業も他社主導へ移行しました。