特殊詐欺に巻き込まれ保護された中国人女性 オンライン配信が封殺 | 周来友 オフィシャルブログ

周来友 オフィシャルブログ

中国出身のジャーナリスト、タレント。
公式ホームページ:http://zhoulaiyou.jp

中国本土の若手女性インフルエンサー、呉甄桢(Umi)さんをめぐる一連の出来事が、再び注目を集めています。呉さんは今年初め、両脚を骨折したとみられる状態でカンボジア・シアヌークビル(西港)の路上にいるところを発見され、オンライン詐欺組織に巻き込まれた可能性が指摘されていました。



報道によりますと、呉さんは今年1月に中国へ帰国後、ライブ配信者としての活動を再開し、動画投稿やライブコマースを行っていました。しかし、カンボジアでの出来事については、視聴者から繰り返し質問が寄せられていたものの、「いずれ話す」と述べるにとどまり、「とても後悔している」と語るのみで、詳細は明かしていませんでした。

そうした中、呉さんは先週木曜日(4月2日)の夜、「カンボジア動蕩の物語」と題したライブ配信を突如開始し、自身の体験を初めて語り始めました。配信は一時、1万人以上が視聴するなど大きな関心を集めましたが、映像や音声は断続的で不安定な状態が続きました。

配信の中で呉さんは、女性の知人から高収入の仕事を紹介されて海外に誘われ、カンボジア到着後にパスポートを取り上げられ、行動の自由を制限されたと説明しました。また、その間はいわゆる「キーボード業務」に従事させられたとも述べており、オンライン詐欺に関わる作業であった可能性が指摘されています。さらに、関係者は依然として逮捕されておらず、内容が敏感であるとして詳細な説明は避けました。

しかし、このライブ配信は約30分後に突然中断。その翌日には、呉さんの抖音(中国版TikTok)のアカウントが2つとも凍結される事態となり、ネット上では再びさまざまな憶測や議論が広がっています。