2026年の清明節連休初日となる4月5日、上海ディズニーランドでは全国各地の春休みと連休が重なった影響で、記録的な来園者数を記録しました。地下鉄駅を出た来園者はそのまま長蛇の列に組み込まれ、湖を迂回する約3キロのルートを30分ほど歩いてようやく手荷物検査エリアに近づく状況となり、開園前から大混雑となりました。中には午前4~5時に現地入りする来園者も見られました。



園内でも人気アトラクションの待ち時間は過去最高水準に達しました。「リーナ・ベルとのグリーティング」は約380分、「ズートピア:ホット・パシュート」は140分、「トロン・ライトサイクル・パワーラン」なども2時間以上の待機を強いられました。浙江省や江蘇省、四川省など10以上の地域で春休みと清明節が連続した“長期休暇”となり、家族連れが一斉に集中したことが主因とみられています。
一方、来園者の体験には大きなばらつきが見られました。1日の歩数が約3万歩に達するなど体力的負担が大きく、トイレの混雑や割り込み、衛生面の問題も指摘されています。飲食面でも、約98元のターキーレッグに40分待ちが発生するなどサービス低下が目立ち、不満の声が相次ぎました。「高い料金を払って苦行のようだ」との批判が多数を占める一方で、「雨の中の行列も非日常で思い出になった」と前向きに受け止める声も一部にあり、評価は二極化しています。
こうした混雑を受け、SNS上では効率的な楽しみ方も共有されています。雨天や夜間の入園、花火終了前の時間帯を狙うことで待ち時間を短縮できるほか、追加料金で優先入場サービスを利用する方法もあります。また、周辺の中小テーマパークや市内観光に切り替える動きも広がっています。
今後も各地の春休みが続くことから、園内の混雑は当面緩和しない見通しです。
ネット上では「来園者数に対してアトラクションが不足している」との指摘も多く、入園制限など運営側の対策を求める声が高まっています。