ペット大国となった中国では、ペットとして犬・猫を飼育する家庭は増加傾向にあり、1億匹以上の犬・猫が飼われています。一方、動物愛護に関する法整備が追い付いておらず、違法ビジネスも頻繁に報じられています。
中国メディア・新浪新聞(10月28日)は、中国・広州において、動物の血液を巡る「闇ビジネス」の実態がSNS上で拡散され、大きな波紋を呼んでいると報じています。
インフルエンサーの告発によると、広州では、動物血液バンクと称する業者が、野良猫などから採血し、それを高額で動物病院などに販売していると指摘しています。
今回の件について、中国の法律の専門家からは、違法な採血行為に対する具体的な罰則の規定の強化や、提供元などを明確としたペット血液バンクの設立などが必要であると指摘しています。

