日本では今年2月、高校生2名がミャンマーを拠点にする特殊詐欺組織で詐欺行為に加担していたことが報じられました。高校生はインターネットで知り合った人物に海外での高額バイトを紹介されたと説明しており、タイ当局によって保護されていました。
中国では今回、14歳の中学生が特殊詐欺組織によって監禁状態にある可能性が伝えられています。中国メディア・東網（6月29日）は、広東省掲陽市普寧に住む14歳の少年2人が、「高給の仕事」という誘い文句で騙されミャンマーに連れて行かれ、家族に20万元（約430万円）以上の身代金が要求されていることを報じています。
被害に遭った少年の父親の話では、息子は友人と2人で6月13日に深圳北駅から高速鉄道に乗り、広州を経由して広西省、そして昆明に到着後、連絡が取れなくなったといいます。2人はインターネットで高額バイトの求人広告を見て騙されてしまったと見られています。
