中華圏で集団パニック 7月にアジアで大災害 | 周来友 オフィシャルブログ

周来友 オフィシャルブログ

中国出身のジャーナリスト、タレント。
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日本の女性漫画家のある予言は、現在香港や台湾の人々の間で徐々に集団パニックを引き起こしています。女性漫画家が1999年に出版した漫画の内容によると、彼女は予知夢の中で日本で地震と津波が発生し、海底から陸地が隆起して日本、台湾、香港、フィリピンなどの陸地がつながるのを見たといいます。2011年3月11日の東日本大震災を的中させたことも知られています。




シンガポールメディア・星島日報(5月4日)は、香港や台湾のネットユーザーを中心に、FaceBook上に25万人以上の参加者を集めるグループチャットが作成され、今も参加者が増加していることを報じています。

日本政府も3月31日に今後30年以内の南海トラフ巨大地震の発生確率を70%から80%に引き上げたことや、香港の著名な風水師が7月に日本で災害が発生し、アジア全体にも影響を及ぼすと発表したこともあり、SNSで集団パニックが徐々に伝染しつつあります。また、香港や台湾では7月の日本旅行の航空券のキャンセルが相次いでいることも報じられています。

日本に比べ、中華圏では風水や占い師への信仰が強く現在も住宅購入の際に、風水を使って理想的な住宅の位置や方角を確認する人も多くいます。近年、中華圏では夏の時期になると“日本災害説”が巻き起こり、航空券のキャンセルが相次いでいます。

冷静によく考えてみれば、温暖化の影響で日本では夏のシーズンになると台風や豪雨による災害が毎年発生しています。風水や占いを盲信するのも考えものです。