香港のマクドナルド 中国人観光客の宿泊所状態に | 周来友 オフィシャルブログ

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中国出身のジャーナリスト、タレント。
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大型連休に突入した中国では、国内外へ観光に行く人が増えています。香港でも多くの中国人観光客で賑わいを見せる一方、無計画な観光客による迷惑行為も確認されています。

香港の人気観光地・油尖旺区エリアのマクドナルドでは多くの中国人観光客が連日座席を占領し朝を迎える姿が報じられています。





香港メディア・01(5月4日)は、若者を中心にホテルを予約せず弾丸で香港旅行を敢行していると報じています。香港のネットユーザーがSNSで、旺角(モンコック)のマクドナルドに多くの中国人観光客が「貧乏旅行」をしており、店内の席を占拠して夜を明かしていると投稿していました。

実際に現地メディアが取材を行ったところ、油尖旺区の3店舗のマクドナルドのうち北京ストリートにある店舗では約50人の中国人と思われる観光客が「宿泊」しており、テーブルに突っ伏して休んでいたり、中には靴を脱いで椅子の上に足を乗せている人もいたのです。店内には複数のスーツケースがあり、店員は中国人客とのトラブルを懸念してか、制止したり注意したりすることはありませんでした。

無計画な旅行によって香港各地のマクドナルドで目撃される中国人マック難民の姿。香港でも観光業を重視する一方、こうした中国人観光客のマナーには頭を悩ませているようです。